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愁堂れな 奈良千春
まぎぃ
ネタバレ
構図を考えるとすごいテンプレ。 スパダリに乙女のカップルで、事件というほどの展開もなく、まだカップルという自覚もないままに終わります。そして短い。 しかし、軽妙で、脇キャラが面白く、娯楽作品として楽しかった。 変人の探偵さんと新米刑事、というと何か萌えツボを非常についてくるのですが、実は探偵さんはほぼ探偵仕事はせず、御曹司のスパダリ力を発揮するキャラ。一方、新米刑事は事件捜査にあたる…
J.L.ラングレー 麻々原絵里依
スピンオフとなってますが、3作目まで毎回違うカップルで、ほぼ独立して読めることを考えると、毎回がスピンオフ、あるいは今作が第4作と言ってもいいと思います。 今回は、アホ(ドジッコ)のお花屋さんと、強い社長さんのカプ。この辺はどの作品もお約束な関係のオンパレードですね。スパダリが多め。 当て馬っぽい、弱い人狼が邪魔してきますが、無事退治してハッピーエンドな、かいつまんでしまうとそういうス…
シリーズではこの作品が一番良かった。 1作目ではそれほど強い印象のなかったジェイクですが、この作品では強い攻めに。一方、レミは幼い頃のトラウマをかかえており、1作目では嫌なやつという印象ですが、主役の今作では、ややかわいらしいキャラに。ゲイ同士のカップルです。 アメリカらしく勧善懲悪で、悪者はレミの父親ですが、最後まで悪者のままで終わります。いかにこの父親を排除するか、というところがス…
モノクロームロマンスは、読み物としてのできが良くて一段上のクオリティ。手応えのある作品が読みたくて手に取りましたが、こちらの作品はいわゆる日本のBLと同じテイスト、軽さで、期待を裏切られました。しかしBLの萌えは世界をまたぐなと思いました。 ストレートのチェイとゲイのキートンのカップル。人狼ということで、興奮すると体の一部(目)が狼になってしまう、運命の相手(メイト)がいる、メイトの匂いには…
中原一也 兼守美行
中原さんのこの設定はかなり既視感がありますが。。。 モテモテで体の関係にだらしない主人公の受け、栢山。幼い頃から年上のお兄さんに片思いしてこじらせています。この栢山がおじさんっていうのが中原さんならでは。 しかしこのキャラは前にも何かで読んだことがある気が。 攻めは、その片思いされている、隆也。栢山は児童文学作家で、隆也はその作品に惚れ込んで、編集をしています。 隆也の息子が栢…
水原とほる 和鐵屋匠
気弱で意思も弱い主人公、雅則。しかしその奥底には自覚していないながらも蛇を買っていて。。。 という少し変わったキャラ。受け目線で進みますが、攻めのエリートヤクザ(準)も一風変わったキャラ。誰にも心を許さないけれど、雅則にだけは執着をみせる。 ここでいい具合に絡んでくるのが、攻めの右腕、高原。彼はかつて受けとして傷ついた経験を持ちますが、攻めとして雅則を犯してしまう。しかし、やがてわかり…
いおかいつき 奈良千春
このシリーズは嫌いではないのですが(完結までしっかりフォローしてるし)、なんというか、やはりできあがったカップルなので、あまあま具合を楽しむか、あるいはラブ抑えめで事件ものとしてしっかり書いて下さるか、どちらかにして欲しかった。 事件の方は軽めでサスペンスというほどでもないです。3作目なので、糖度は次第に上がってきているとは思うのですが、忙しい二人が駅伝観戦でかろうじて甘さを感じられるくらい…
沙野風結子 笠井あゆみ
タイトルとカバーでずっと気になっていた作品。何かまじめな執事がイケないことを、、的な沙野さんのH作品かと思いましたが全然違いました。どちらかというとシリアスで痛い。 サスペンステイストで、悪役の種明かしが後半にあるので、前半はややすっきりしない読み味。オラオラ系のサイ、盲目的に主人に使える己裕、優しそうな主人。これをひっくり返していくので、なんとなくキャラ描写とストーリーに割り切れない気持ち…
英田サキ yoco
海外、サスペンス、アクションときて、英田さん作だと期待大で読み始めたからか、なんとなく乗り切れなかったかな。。 メキシコの闇組織をしきるドンの息子のように育てられた日系のアキと、元軍人のアメリカ人、エディのカップル。 妹を殺されたエディだが、結局自分もアキのために殺人を犯してしまうところに納得がいかなかった。 美少年のアキと、強面のエディというカプもそれほどはまらず。 ただ、ド…
くもはばき 奈良千春
コミカルで軽快なタッチで、わりとするする読めました。 長年想った相方を無くして投げやりになっている主人公と、そこへやってきたまじめくんなハウスキーパーとの恋物語。 なかなかまじめくんのエンジンがかからずゆっくり進行しますが、この出会いが、主人公である片山の、人生に立ち直るきっかけとなります。 しんみりしがちな設定もありますが、私はそれほどしめっぽく感じずに読めました。お涙ちょうだ…