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田知花千夏 深井結己
M+M
ネタバレ
1冊丸ごと表題作です。 プロローグ、本編(1から8まで)、エピローグという構成で、プロローグとエピローグは鉄平(攻め)、本編は脩(受け)の視点で進んで行きます。 脩と付き合った男は幸運をつかむので、「あげシリ」と呼ばれます。しかし本人は運が向いたら恋人に捨てられ、それ目当ての好きじゃない男にはしつこくされてうんざり。そんな中、不運の塊のような鉄平と仕事で出会いますが、鉄平は初対面から好…
諏訪絢子
丸ごと1冊表題作です。高校が舞台の2カップルの恋愛話が7話です。 1カップルは、保坂×鬼塚の高校生カップル。 もう1カップルは、奥寺×長谷川の教師カップルです。 ストーリー展開が上手だなと思いました。 1話と2話は保坂が主人公。鬼塚が恋人同士になります。鬼塚が保坂にフラれたと思ってピアスを増やしたのに、保坂が目ざとく気がついて穴をふさげと言い放つ場面が素敵でした。痴漢プレイしている…
早瀬亮 陵クミコ
丸ごと1冊表題作です。成見(受け)の視点で進みます。 成見(受け)は手芸と料理が趣味。だけど、中学時代に好きだった先輩の何気ない一言にショックを受け、周囲には隠しています。研修でペアだった滝本(攻め)に好意を抱いているものの、高校時代の先輩に性欲のはけ口にされた過去から恋愛に臆病です。そんな中、滝本に緑色フェルトで作ったアレを落としたのを見つけられ、赤色で「自分にも作って欲しい」と頼まれます…
樹生かなめ 藤井咲耶
丸ごと1冊表題作です。昴(受け)の視点で進んで行きます。 昴は同じ会社の本間と付き合っています。キス止まりにちょっと不満な日の翌朝、昴は自分が猫になっていてビックリ。本間に訴えるも、蹴られて二階から落とされる始末。ショックで呆然とする中、優しくしてくれたのはライバルの小此木(攻め)で…という話です。 朝、目が覚めたら猫になっていた…って某名作を髣髴とさせるあらすじですが、本当に猫になっ…
栗城偲 藤たまき
表題作と短編2つの3作品が収録されています。 「カフェオレ・ランデブー」 表題作。久能(受け)の視点で進みます。 恋人と思っていた笹野が妻帯者だと知るという、最低の誕生日だった久能。ふと目にして入った「純喫茶・東風」で「店長のおすすめ」コーヒーを飲んだ久能は泣いてしまい、目を覚ますとそこは平北(攻め)の部屋で…。年下癒し系のバリスタが、傷ついた年上受けを甘やかすのが心地よい作品でした。 …
高岡ミズミ 蓮川愛
甘い年の差ラブです! 2003年ハイランド発行のノベルスよりショート満載! 表題作の他、ショート7作品プラス蓮川先生の見開きイラストまで収録されているお得な1冊になっています。 「恋のためらい愛の罪」 表題作。カラダだけの関係を楽しんでいた麻祐(受け)に、快楽を教え込んだ神谷。麻祐は神谷を忘れられなくて街で探します。しかし警察に補導されてしまい、パトカーで向かった先で神谷と再会し…。お…
間之あまの 花小蒔朔衣
丸ごと1冊表題作です。 プログラマーかつ引きこもりの雪穂(受け)の視点で進んで行きます。 雪穂は、伯母の見合い話から逃げるために、馴染みのレストランに勤める晴久(攻め)に「偽装恋人」を依頼します。この嘘の関係が本物になるのかと思いきや、晴久は最初から恋愛関係に持ち込みたいと告白するという予想外な展開でした。 晴久が溺愛して雪穂をおとすというシンプルな内容で、基本的には明るく甘く楽しい…
火崎勇 いさき李果
表題作と短編の2作品が収録されています。 「秘書喫茶」 主人公の鮎川(受け)は、亡き父のあとを継いで社長になりますが、社内の反対派への対応と、役立たずな秘書の代わりの業務に疲れます。そんなとき秘書喫茶を紹介されて秘書・大倉(攻め)を雇うことになります。大倉の有能さを目の当たりにしながら、新事業を進めている中で、大倉は酔わされて襲われてしまい…という話です。 「誓いのキス」 主人公は…
宮緒葵 青山十三
帯つきを購入したので、最初は気がつかなかったのですが、エロい表紙ですね…! 表題作と続編の中編2作品が収録されています。 主人公視点というより、3人ぞれぞれの視点で語られるので、それぞれの心情が分かるぶん迫力が増してます。 とにかく勝将(攻め1)がスゴイです。 息子の同級生である暁生(受け)に手を出してある意味壊してしまったのも、息子の勝将(攻め2)を試すのも、彼なりに二人を愛して…
青山十三
5カップル5作品の短編集です。 「みつきにいちど(三月に一度)」がキーワードとなっていますが、実際に「三ヶ月」がポイントであるのは、表紙イラストにもなっている最後の「-骨-」だけです。 人間の体は皮膚なら一ヶ月、骨ならみつきで入れ替わる。…変わらないのは死んだ小夜子の骨だけだ、それが言いたかったがための作品集だったのではと思いました。 他の、「占」「実」「恋」「銭」は、いずれも「三ヶ…