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雪穂の切ない過去とかあるんですが、とにかく甘々でした~☆
「お兄ちゃんのお嫁入り」のマンションと八束家の人々がリンクしててちょっとだけ出てきますが全く独立したお話なのでこの作品だけでも問題なく読めます。
テーマは「偽装恋人」
引きこもりの雪穂は見合いを断るため晴久に偽装恋人役をお願いします。
そして本物の恋人っぽさを出すために一緒に同居することに。
雪穂は天然さんでした。そして攻めである晴久の雪穂に対する甘やかし方や、結構笑顔で強引な所とかがちょっと実は黒い?と思いつつ2人の甘々なやりとりが、まるで本物の恋人のようで面白かったです。
雪穂は過去のトラウマのせいで恋が出来ないでいるんですが、晴久の他に、幼馴染の睦実、友人兼雪穂が所属しているプログラミング会社の社長の風見、風見の秘書の竹井さん(女子です)、そして雪穂の伯母である澄絵さん。
それぞれが良いキャラをしていました。誰か一人でも抜けたらこのお話はなりたたないんじゃないかなと思います。
皆友達(雪穂)思いの良い人たちでした。これが友情か~!!
最後に皆でお花見をしている挿絵があるんですが、とっても温かい気持ちになりました。こんなバカップルもいいかも(笑)
幼馴染の睦実君のお話も出ないかなと個人的に思いつつ、とってもほかほか温かい気持ちになりました☆
うん、でろでろに甘いです。
はい、でろでろです。
前作(でいいのか?)の『お兄ちゃんはお嫁入り』で自身の今年のお気にほん入りに入るくらいいい甘さに仕上がっていたので同じように甘さを求めて買い求めてみたところ。。。。
予想以上にとっても甘く仕上がっていてよかったです。
こちらの著者はあとがきにも書いているとおり、あまあまのハピエン傾向の作品を書かれていてハピエン厨の自分も大満足の作品でした。
そして何よりも『お兄ちゃんのお嫁入り』に出ていた人物がちょろっとでも出ていたので、続編が出てほしいと思っている作品の人たちが一瞬でも垣間見れたことが嬉しかったですね。本編には差しさわりない範囲でですが。
甘いものをお求めの方は是非ご一読をお勧めいたします。
甘々のBLが好きで、ちるちるの検索から間之あまの先生の小説に至りました。
正直に言いますと、前半の予想以上の甘さ、そして雪穂の言動が個人的にイラッとしたことから途中「これはハズレかもしれない…」と、一度読むのを諦めようとしました。
しかし結果、
ハズレだと思っていた自分を殴りたい!!!!!!
…と、思っています。
次第にどんどんページが捲れていき、気づいたら最後まで読み終えていて…そして、ぼろぼろ泣いていました。
雪穂の想い、抱える過去、そして晴久、友人、秘書、伯母など、周囲の人々の温かさにもう…涙腺がやられました。
繊細で崩れない、素敵なイラストも大好きです!
この本に出会えて良かった…!
丸ごと1冊表題作です。
プログラマーかつ引きこもりの雪穂(受け)の視点で進んで行きます。
雪穂は、伯母の見合い話から逃げるために、馴染みのレストランに勤める晴久(攻め)に「偽装恋人」を依頼します。この嘘の関係が本物になるのかと思いきや、晴久は最初から恋愛関係に持ち込みたいと告白するという予想外な展開でした。
晴久が溺愛して雪穂をおとすというシンプルな内容で、基本的には明るく甘く楽しい話なのですが、そこに雪穂の実母の死からくるトラウマが絡んできて切ない部分もありました。伯母が、今の雪穂は亡くなった母親と同じだと告げる場面には胸を突かれました。
何もできないのだけれど、してもらうことが「当たり前」ではなく申し訳なく思っている雪穂に好感が持てて、死別が怖くて晴久から逃げてしまう場面も、自然に受け入れられました。
そして何より雪穂の天然ぶりが面白かったです。
料理中にレンコンを皮むいているときに、太さや感触が晴久に似てる、と話して晴久がしゃがみこむ場面は笑いました。晴久の困ったイラストも可愛らしかったです。
雪穂の周囲にいるサブキャラも個性的で面白く、雪穂だけ浮いているという感じがしなかったのも良かったと思います。
竹井女史にビビる睦実が可愛く、ひょっとして二人の今後は…なんて想像していたので、続編「いじわる偏愛ダーリン」のあらすじを読んで、ビックリしました。この作品中の睦実と風見を見た限りではそんな風に思えなかったです。
周囲に祝福された関係、受けを甘やかす攻め、天然な社会人受けがお好きな方にお勧めです。
電子書籍版を購入。
丸ごと1つの話です。
あとがきあり、挿し絵なし。
シリーズ4作目の『たべごろ誘惑ハニー』を知らずに読み、遡って1作目から読み始めてます。
本作は、2作目。
糖分過多になるほど甘いと聞いて、少し不安になりながら読み始めました。
甘いのは嫌いじゃないけど、ひたすらイチャコラするだけのものは苦手。
さて、どうだろう……
山あり谷ありで、ちゃんと障害(?)も用意されてて、なかなかいい感じ。
全然気になることなく、かなり楽しめました。
前作の『お兄ちゃんのお嫁入り』とリンクしている所がわからなくて、パラパラと読み返して、やっと判明。
そうか、3人兄弟って、それか!
次作は、あのカップルが登場らしいので、今から読むのが楽しみ。
次作のカップルを知りながら本作を読んでいたので、二人の絡みがある度に、「あんたらの関係は知ってんで!」と、ニマニマ穿った見方をしちゃいました。