M+Mさんのレビュー一覧

花音2013年1月号 特別付録お年賀小冊子 特典

お正月とそうでもない2ページ漫画14作品

花音2013年1月号に綴じ込みされている「特別付録『花音』お年賀小冊子」です。2ページ漫画14作品が収録されています。

ほとんどはお正月をテーマにした作品なのですが、例外が3つ。

「ヒエラルキーのとびら」SHOOWA
「向日性のとびら」「ジンと猫は呼ぶと来ない」番外編です。
せっかくだから(?)ヒエラルキーを測ってみよう、とカイが言い出します。カイ、シス、ジン、マリ、ヘンタイ(祐介…

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幸せになってみませんか? CD

ベテラン演技がお見事です

原作コミック既読してから聞きました。

原作の印象では、黒岩課長の声は、飛田さんではちょっと高めではと感じたのですが、二子川役の鳥海さんとの会話を聞いていると、そうでもなかったです。

ベテランさんということもあり、原作そのままのコミカルな雰囲気を見事に表現されています。テンパってる黒岩(飛田さん)とか面白いです。黒岩と涌井の掛け合いも楽しいです。

原作未読でも楽しめると思いますが、…

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秘書の嗜み 小説

鳩村衣杏  奈良千春 

いつもの強引年下攻めかと思いきや

1冊丸ごと表題作です。
奈良先生の表紙イラストを見てしまいますと、どっちかが誘拐されて救出するとか、ストーカー気味な記者に襲われるとか、アクションっぽいものを勝手に想像してしまうのですが、バイオレンスな展開のない、普通(?)の社長後継者×秘書でした。

社長の甥・及川(攻め)が良い男です!
最初の酔っぱらった誉(受け)に迫られて、思わず手を出しちゃったのかと思ったのですが、単に同衾しただけ…

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ランドリーランドリー 小説

火崎勇  有馬かつみ 

イイ本です

丸ごと1冊、表題作です。
吉富の目線でストーリーは進んでいきます。

吉富(受け)は、コインランドリーの雨宿りで飛び込んできた上杉(攻め)が中学校時代に憧れていた先輩だと気がついて、声をかけます。勇気を出して、寒いなら珈琲を飲まないかと部屋に誘ったのをきっかけに、二人は親しくなります。上杉の色々な面を知り、改めて恋に落ちた吉富でしたが、上杉にとっては便利な友達扱い。それで満足していたはずなの…

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負け犬のなんでも屋 CD

声も仕様も超豪華!

CD「負け犬の食卓」の続きですが、前作を聞いていなくてもそう支障はありません。コミック「負け犬のなんでも屋」の内容そのままです。

CD2枚組の豪華な声優陣に加え、書き下ろしSS、描き下ろしコミック、声優さんのコメントつきの贅沢な仕様です。CDジャケットだけでなくCD盤も描き下ろしイラストでした。これで当時3200円(税抜き)はお買い得としか言いようがありません。

最初は中川の声は関さん…

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恋と刑事 コミック

西田ヒガシ 

仕事に生きるカッコイイ男達

4話連載の表題作と、関連のない短編の2カップルの話が収録されています。

「恋と刑事」
ノンキャリ警部補×本庁キャリア警視。
重傷を負っても現場が好きなノンキャリと、そんな彼を見つめていたゲイであるキャリアとの恋模様です。
とにかく、バリバリ仕事人間の二人がカッコイイです!そのくせ、職場でエロいことするとか、もうたまらないです。
大怪我をした雪村(受け)に傍にいてくれと頼まれたのに、ご…

1

似合わない恋人 小説

火崎勇  榎本 

バランスが良い

表題作と短めの続編、2作品が収録されています。
社会人カップルの話です。

「似合わない恋人」
春弥(受け)は、8年付き合っていた彼女に手ひどくフラれたことから、カッコイイ男になろうと奮起して、見本が多そうなお洒落なバーに出かける。そこで織田(攻め)と知り合い、親しくなりますが…。
織田に抱かれる覚悟をしたときの、恋じゃないけれど失いたくないからという春弥が、嬉しそうな織田を前に罪悪感に…

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お菓子擬人化計画(アンソロジー) コミック

どこもかしこもイケメンお菓子カワイイお菓子

申し訳ないのですが、やはり自分の好みがあるのでアンソロジーとなると、これはちょっとなぁと思う作品があるものなのですが、この本は全部良い感じでした!

コミックを読んだことのある作者様も、初めての作者様の作品もありましたが、聞いた事のない洋風のお洒落なお菓子ではなく、身近なお菓子を題材にして、それでいてちょっと捻ってあるというもので、短くても大満足な作品ばかりでした。

黒棒の息子がかりんと…

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略奪はお手柔らかに 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

徐々に惹かれていく過程がイイ

丸ごと1冊表題作です。侑己の目線でストーリーは進んでいきます。

侑己は同棲している彼氏・宗田に俊が好きだからと突然フラれます。俊の元彼氏・最上にフラれたもの同士だから付き合わないかと誘われ、減るものではないからと寝ますが…。

題名も表紙の雰囲気も、どことなくコミカルな印象を受けていたのですが、冒頭部分のフラれる場面もですが、失恋の痛手を引きずっている侑己が余りに痛々しくて読んでいて切な…

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戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

力加減がちょうど良い

「戀愛」「恋々」「得恋」の3作品が収録されています。

「戀愛」は、達巳(受け)は好きになって11年の奥田(攻め)にキスされ、告白され、抱かれてしまうという急展開の60ページです。でも作中の奥田の言動はともかく、急いだあまりの物足りない内容ではなかったです。

「恋々」は、前作の一週間後、大晦日の夜が舞台。奥田は、抱いたけれどそっけない達巳に不安で、ついサービス停止状態のツイッターに好きだ…

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