ふばばさんのレビュー一覧

愛の間に間に コミック

菅辺吾郎 

思うにまかせて…

菅辺先生作品は初読みでしたが、イメージ通りに個性的というか…着眼点が変わってますね…
本作は、「セレブ夫婦の夫と、妻の浮気相手が。」というありえないようなお話。

まず1話目の導入がすごいよね…
酔っ払いのリーマンを助けた若い男。
酔っ払いがカバンを忘れたので追いかけるが、お礼に、と部屋に招かれ……
…という展開の中に、超絶な「偶然」の設定が立ち現れる。
この冒頭の流れに驚き、感服す…

3

僕らの地球の歩き方 2 コミック

ソライモネ 

人生が変わるラブジャーニー

男2人のプロポーズ旅行譚、第2弾!
「1」に続いてのヨーロッパ旅行編です。

まずはフィンランド。オーロラを見るために。
「オーロラを見たい」というのは日本人の叶えてみたい夢の一つ、だったりしますね。それを恋する相手と一緒に見られたら…!
続いてはベルリンへ。
ここで体調を崩してしまったみつきを助けてくれたのが、現地男性のレオン。
レオンの奥様は日本人で、その縁でハンブルクの彼らの住…

5

「放課後のエチュード」電子限定おまけ 特典

豪華特典。マジに。

「放課後のエチュード」電子限定収録、となります。
計14p。

じゅ……14ページ⁇
めっちゃ豪華ですよ…この気前の良さに「萌x2」決定。神に近い。
以下、内容となります。
↓↓↓↓






「電子限定収録」
『過去に同人誌やSNSで公開した漫画&イラストを特別収録!』

①2人の通学風景。2人とも白シャツに黒スラックスの制服姿。
見延は手ぶらでシャツ…

3

春を抱いていた afterward コミック

新田祐克 

その後、その先に広がる愛の世界

タイトル通り、
春抱き、その後。

「スペアキーの条件」
既刊の「愛してるでは重すぎて」の少し後の時間軸と思われます。
そして、主人公は香藤の甥っ子・森口洋介。
洋介は岩城さんと同居していて、世間では七光りをはじめほんとはデキてるなどあれこれと噂されていて。
そんな時、洋介はバスケドラマの主演に決まり、共演にバスケユースメンバー出身の天樹がオファーされる…(あ、天樹は紫衣翔くんのお相…

5

唇はエゴイスティック 下 コミック

藤河るり 

その静かに強いオニキスの瞳…吉野直純という男

下巻。
もう表紙が…吉野がとろけちゃってる…イヤな予感だ…

下巻の始まりは、オルシーニ社の不穏なお家騒動から。
カルロを引きずり下ろそうという叔父の画策疑惑。
姿を消すカルロ。
秘書として、カルロの実務の片腕として奮闘する吉野。
そんな吉野の気も知らず。
結局吉野を手に入れたのですね…
カルロの行動が全てゲームや遊びとまでは思わない。これまでの価値観・遍歴・周囲・文化もろもろ、…

4

唇はエゴイスティック 上 コミック

藤河るり 

美しきエピキュリアン…カルロという男

美麗です〜、正に眼福。

イタリアの有名ブランドの若き美青年社長の、美と恋に囲まれたラグジュアリーな世界。
この冒頭だけで、彼・カルロが欲しいものは手に入れる系の男であることがわかる。
特に仕事には厳しく、常にスピードと成果を求めている。
一方、日本の小さい鞄工房の営業マン・吉野。
彼は自社の販路をなんとか広げようとイタリアを訪れ、そこでカルロと出会う。
そしてその熱意をカルロに認め…

1

おすわり、よくできました コミック

三栖よこ 

一緒に満たされる

Dom/Subユニバースは注目ジャンル!
まだジャンルとして成熟してないからなるべく多くの作品を読みたいと思っています。

さて、こちらの作品はどうでしょう?
結論から言って「すごく良かった」。
絵も綺麗。
心の動きも良く描かれてる。ストーリーが良いです。
Dom/Subの世界観に、従来からある攻めx攻め攻防スタイルやケンカップル要素を絡めている。

元々ゲイでタチ専、そしてSu…

5

「ファインダーの最果て 初回限定版」小冊子 特典

初回限定版小冊子

「ファインダーの最果て」初回限定版小冊子となります。
16ページの小冊子。
表紙は、コミックスの表紙と同じく筋肉見せつけの麻見。

以下、内容となります。
↓↓↓↓





タイトル「高羽秋仁の ファインダーの標的⁉︎」

とある夏の日…
秋仁は麻見に次の土曜日に取材に付き合って欲しいと切り出します。
「俺がか?」
と不審そうな麻見ですが、危険なターゲットだから力…

2

少年は神と愛を誓う 小説

夜光花  奈良千春 

少年神シリーズ6作目。「愛を誓う」

不穏なモルドレッドの呪詛から始まる6作目。
またもガルダの暗躍。
この冒頭で、今度はモルガンがモルドレッドを使って仕掛けてくるであろうことがわかる。
そして現代のリアルな「アーサー王物語」では、モルドレッドがアーサーを殺す事になっているわけで、これが最終決戦か?というズキズキ感。
樹里が見る若きモルガンの夢、
味方となったケルト族のお告げ、
妖精王の元から戻らないランスロット、
大き…

0

少年は神の子を宿す 小説

夜光花  奈良千春 

少年神シリーズ5作目。「子を宿す」

タイトルがもはや余りにも直球。
4作目「裏切る」のラストにて、樹里につわりの症状が…?だったけれど、これで確定しそのままそこを重点とした展開に?と思いきや。

冒頭のツカミは、ガルダの独白。
ガルダの、呪われた人生。恐ろしい魔女だけど、お母さんだから恋しい、愛して欲しい、だがそれは叶わずただの駒として扱われるガルダ。再びモルガンの命令を受け…

そして元の世界・日本に戻った樹里とお母さ…

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