クレタコさんのレビュー一覧

甘い針 コミック

明治カナ子 

秘めた少年の意志

帯『「正さん 僕のことが好きなの?」「そんなの関係ないだろ」』

帯の推薦文を京山あつきさんが書いているのですがそれが実にこの作品の神髄を表しています。
「弱くて犯され続ける でも読んで頭に浮かぶ字は悲でもなく酷でもなく、闘なんです 京山あつき」
す……素晴らしい!やはりプロの推薦文は違うなあ……こんな推薦文読んじゃったらもうレビューとか恥ずかしくて書けないじゃん!とか思いつつレビューをば…

1

他人じゃないけれど 小説

樋口美沙緒  穂波ゆきね 

健気受と義兄と義父と

帯『十一年間、家族でいたのにどうして突然、俺を抱いたの…?』

前作の「愛はね。」が自分的にはピンと来なかったんで、今回はどうかなーと期待と不安半々だったんですが当りでした!今作はかなり萌えポインツ突きまくりでした~。

父子家庭の画家の息子篤史[受]は父の死により、幼い頃に同じ画家仲間の度会家に引き取られます。
度会家はやはり画家の父親と息子の忍との2人暮らしでそこに篤史が加わるのです…

6

アイツの大本命 4 コミック

田中鈴木 

ちと暴走モード

帯『ブサイクでもモテ期到来!?』

ちょいブサスキーとしてはやはりこのシリーズは外せませんですよ!
今回は佐藤の過去編が入っていて、肥満児修正機関のエピソードが描かれてます。
このエピソードもそうなんですが、今回田中さんは暴走モードですな!
いや自分的には好きなんですが、え?ってなっちゃう読者も居るだろうなーって気はします。
しかし個人的には田中さんの暴走モードは楽しくて好き、やっちゃ…

0

虹色村のチロリ コミック

  ARUKU  

物語があります

ARUKUさんの以前のレビューでも書いたんですが、この作品も「物語」と表現すべきそんな作品。
自分は児童文学と絵本を心から愛して止まない人間なのですが、ARUKUさんの作品にはそれに似た匂いをふっとそこここに感じます。

独特の世界観は流石ARUKUさん、冒頭当たり前の田舎町の様でいて読進めて行く内にこの世界が広がって行く、土台がどんどん広がって最終的には丸く世界を取り巻く様なそんなイメージ…

4

恋するしっぽ 小説

高将にぐん  こうじま奈月 

待ってました!ちょいブサ受!

帯『君以上に大切な子はいないよ。』

こちらのレビュー見て、何ですとーー不細工受ですとおおおお!!と股上げダッシュで購入。
こちとら筋金入りの不細工受スキーでやんす、それもちょいと不細工、略してちょいブサを心の底から愛してやみませんがな!

話自体は可愛くて甘くてある意味一捻りした王道なんだけど、それに不細工受という魔法の粉を振りかけたら、あ~ら不思議、魅惑の萌え作品に大変身!!
にぐ…

1

簡単で散漫なキス 小説

久我有加  高久尚子 

セフレな関係

初っぱなからセックスシーンで始まります。
久我さん作品では珍しい導入部分に先ず興味を魅かれ、後は定番の、だけれどやはり鉄板モノ萌の関西弁(今回は受の穂積のみ)ですよ。
周平[攻]にも穂積[受]は完全にセフレの関係で、お互いに他に好きな相手が居る。
周平は義兄への告げる事の出来ない想いを抱えていて、穂積は恋人の男がろくでなしで女と二股を掛けられている。
そんな2人がお互いの欲望を満たす為に割…

2

殉愛に囚われて コミック

藤崎こう 

執着攻

ガタイのしっかりした美形独占欲攻に、地味眼鏡受という自分的には萌ポイント高しなカップリング。
奨[攻]は格好良いんですが研斗[受]しか見えてない位の独占欲と執着を持ってます。
この執着っぷりが実に執着執着してていいです。
その相手である研斗が地味な眼鏡なタイプなのもこれまた良し!
奨は友人の弟なので4歳年下なのもいいなあ。
後半は、彼等の過去話に遡りますがキスしか許してもらっていない奨の…

0

甘い運命 小説

高遠琉加  麻生海 

擬似的家族

帯『こんなおじさんの体を触りたいなんて、君、本当にどうかしてるよ』

本編中にもちょっと出てた一の話ですが、今回はそれだけで丸々一冊スピンオフ!
気になっていただけにこうして読めるのは嬉しい限り。

犯罪を犯して少年院から出て来た少年一と、その元担任教師湯原の元で一緒に暮らす事になります。
この作品の中盤は、所謂疑似家族的な繋がりと描写とが丹念にえがかれています。
彼等の大事な存在で…

1

晴れたる青空 コミック

深井結己 

確かに兄は眼鏡が似合ったよねー

帯『信じよう…曇り空の向こうを。』

再録本とあってかなり既読作品が多かったんですが、やはりこうやって分厚い本になると感慨深いものがありますね。
痛い系の話から青春モノ、はては最後がギャグオチなモノなど色々ですがやはり病んでる痛い系の話が多かったですね。
それが深井さん作品の持ち味の一つでもあるので納得といえば納得なのですが。

あとがきにある犬兄さんが黒縁眼鏡じゃないのは一生の不覚と…

2

血のように甘く 小説

バーバラ片桐  みささぎ楓李 

誘い受

帯『俺のことめちゃくちゃにして』

元同じ部活で同級生同士の荒井[受]と嶋田[攻]は冒頭では学食で学生らしく仲睦まじく昼食を食べるいい親友同士として書かれます。
嶋田はバレー部員で性格も生真面目で極めて常識人。
明るくくったくなく書かれる荒井ですが、彼が「売り」をやっているという噂を嶋田が聞いたのを切っ掛けに次第に荒井が男と寝ているという事実が分かってきます。
実の兄と一度だけ禁忌を犯し…

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