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1/1(合計:8件)
たなと
ぺぷ氏
ネタバレ
3年前に出た同タイトルの続編です。 1巻を読んだ時には、独特のちょっと昔っぽい(良い意味で)絵柄や、暴力とSMのギリギリのストーリーが少しとっつきにくいところがありました。 ラブも最後にほんのりと…という感じで、変わった性癖の受という印象だけ強かったのですが、今回はお互いの感情が丁寧に描かれ、ラブ度も上がっていて、十分に萌えを感じられました。 本作は表紙が暗示しているように攻の釧路にスポ…
池玲文
媚シリーズを一切知らずに購入したのですが、各話冒頭に簡単な背景説明がされており、十分楽しめました。 本編の重要な転換部分を取り上げつつ、現在の画力で描かれているだけあって、それぞれ濃いシーンに仕上がっています。 描き下ろしは全編カラーページで、すごくインパクトがあります。 読んでいくうちに、逆に本編にも興味が出て読んでみようかなという気になりました。こういった相乗効果のある作りはとても良いと…
にやま
年下わんこ×恋愛臆病アラフォーのストーリーです。 この作品を読んで、オーソドックスな素材も料理次第で十分楽しめるんだなと改めて感じました。 展開もネタも似たような作品はたくさんありますが、それでもこの作品が面白いのは、画力とキャラクターの掘り下げ方が上手いからだと思います。 出てくる登場人物は至極シンプルで、攻めの赤坂くんと受けの八木さん、そして八木さんの幼馴染の誠治を中心にストーリーが…
和泉桂 円陣闇丸
第1部のラストが余韻のある終わり方で好きだったので、第2部完結編が出ると知った時に正直蛇足になるのではないかと思っていました。 上巻を読んでの感想は、国貴と遼一郎の別れや和貴の誘拐など、定番ネタだけれども1つ1つの描写が濃いので退屈はしないといった感じ。 第1部でわりと吹っ切れたと思ってた和貴も、年齢を重ねるごとに感度が良くなりすぎて逆にコンプレックスということで、1周回ってちょっと笑って…
木原音瀬
木原さんはラスト30ページくらいから攻・受の間合いが詰められるというか、急展開になることが多い気がします。 これからいよいよ…というところで終わるので、ある意味余韻があるとも言えますが、やはり大多数の人は物足りなくじれったいのではないでしょうか。 この短編集はそういった「痒いところに手が届かなかった感」を解消してくれます。 『エアメール』 2ページ程度のショート。 谷地がロンドンに行…
凪良ゆう yoco
発売前にあらすじを読んで、「オネエキャラ!?どんな話だ?」と興味を引かれて楽しみにしていました。 設定が設定なのでコメディかシリアスかどちらに転ぶかなと思っていたら、早々にシリアス展開に突入。 ゲイであることでいじめられ、学校に居場所を確保するためにオネエキャラを偽っていることだけでもきついのに、片思いしている榮(攻)には惚気話を聞かされ…と気の毒でしょうがなかったです。 攻も実はゲイで…
イシノアヤ
初読み作家だったのですが、表紙の絵が苦手なタッチだったので合わないかなと思いつつ、試しにサンプルを読んだら先が気になる感じだったので購入。 攻めの三井は読んでいて西田東さんの「君が僕のすべて」の武田を思い出させました。エリートなのに奥さんに離婚されるところとか、プライドが邪魔して人生損してるところとか。 最後の最後まで三井がそういう展開になると全く思わなかったので驚きましたが、逆に全てが腑…
キム・フィールディング スカーレット・ベリ子
MMの短編翻訳はジョシュ・ラニヨンの「雪の天使」、クリッシー・マンダーの「聖夜の理由」を読みましたが、これが一番印象に残っています。ここ数年の間に読んだ小説と比較してもお気に入りの一作です。 受けのドリューことアンドリューは失語症で、筆談すら出来ない。作中一切喋らない受けというのも初めてですが、ドリューはしぐさやジェスチャーや目線、カードでのコミュニケーションに長けていて、ハンデを全く感じさ…