ぴれーねさんのレビュー一覧

王子様は甘やかしたがり 小説

櫛野ゆい  サマミヤアカザ 

筋金入りの溺愛です!

溺愛攻めと言えば(私の中では)櫛野先生ですが、今回も超溺愛です。
1ミリも揺らぐ事無くと、筋金入りの溺愛振りです。
健気で恵まれない境遇の受けが、王子様のような攻めに溺愛されてと、超王道です。
甘い台詞のオンパレードに、それこそ「甘~い!!」と身悶えつつ読ませていただきました。
とにかく甘々好きさん、おすすめですよー!!


内容です。
施設育ちのホテル清掃員・たま。
VIPル…

9

先生と僕とちっちゃなマシマロ 小説

安曇ひかる  奈良千春 

とにかく受けが可愛いです(*´▽`*)

とっても爽やかな表紙そのままのハートフルラブストーリーでした。
思わずプッときて、ちょっぴり切なくて、最後はあたたかい気持ちになれる。
作者さんの持ち味がとても良い形で出ている作品だと思います!


内容です。
旧華族出身で浮き世離れした大学生・雅人。
そんな彼が大学で出会ったのは、大らかで懐の広い准教授・森住と、その息子・満天。
ひょんなキッカケから3人で過ごすようになるうち、雅…

12

情熱の国で溺愛されて 小説

華藤えれな  えすとえむ 

生と死。そして隣り合わせのエロス!!

こちら、闘牛士をネタとした中編が2作、短編が1作です。
テーマとしては「情熱」と「溺愛」そして「光と影」との事。
が、私個人としては、一番強烈に感じたのは「生と死」。そして隣り合わせのエロス!!
何故、生と死の狭間と言う極限状態で求め合う男達は、こんなに色っぽいのか・・・!! ホント、最高じゃないかよ。


「情熱の国で溺愛されて」
医師国家試験を控えた医学生・那月。
兄の遺品を受…

8

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

人をその人たらしめるのは何なのか・・・?

こちら3ヶ月連続刊行の1冊目。記憶喪失ものです。
「記憶喪失ネタて、萌えるよね~」と軽~く読み始めたのですが、あまりの切なさにもう涙腺崩壊。
恐ろしい事に、これでまだ1巻目です。

内容的には序章と言った所で、まだまだこれから一波乱も二波乱もありそうなのです。
が、切なさと痛さがハンパない・・・!!

人を、その人たらしめるのは一体何なのか。
共に分かち合い、共有した時間。触れ合っ…

12

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

罪とはどこから来るのだろう

こちら、ダーク寄りのシリアス系サスペンスものです。
やや硬質な印象の文章がストーリーとピッタリきて、まるで映画を見たような読後感。読み応えがありました。



内容です。
受け継いだ人間の「憎しみ」に反応して人を死に至らしめる「死神の鎌」。
それを保有・管理する「沈黙の協会」の神父・野中ヨハネ和樹は、次代「死神の鎌」保有者になる予定でしたが、不慮の事故から会社員・神谷に引き継がれてし…

6

王子様と鈍感な花の初恋 小説

名倉和希  ひゅら 

甘さは折り紙付き(*´▽`*)

こちら、ハイファンタジーになりますが、毎度の如く甘さは折り紙付き。
安心、安定の名倉作品です。
王宮での陰謀に巻き込まれとハラハラドキドキの部分はございますが、名倉作品なので基本的にはほのぼの甘々。
肩の力を抜いて、のんびり甘さを楽しむのに最適な作品では無いでしょうか。





内容です。
王の隠し子・ジョシュアを、王妃の刺客を逃れながら必死で育てて来たジーン。
過酷な生活…

13

かわいくない兄貴を喘がす方法 コミック

motteke 

マトモに見える方が病んでたりするものです

作家買いです。
個人的に、motteke先生の描かれる病んだキャラクターが大好きなのです。
ここ最近気付いたのですが、作者さん自身がこうゆう「ちょい病んだ」キャラが大好きなんだと思うんですよね。
深い愛情を持って描くからこそ、魅力的な「ちょい病み」キャラになる。
当たり前だけど、作品やキャラに愛着を持つ事は大事なんだろうなぁ。


内容ですが、義理の兄弟ものです。
モテるオレ様なイ…

7

極道さんは新婚旅行でもパパで愛妻家 小説

佐倉温  桜城やや 

愛し合う二人が主役(*´▽`*)

「極道さん」シリーズ第5弾、新婚旅行編です。

ここから読まれる方はあまりおられないとは思いますが、一応今作だけでも読めるように書かれております。

で、このシリーズなのですが、極道の若頭・賢吾と、幼馴染みで町医者でもある佐知とのアットホームな極道ものになります。
萌えポイントとしては二人のイチャ甘っぷり。
あと受けである佐知が、色気のある美人なんですね。
なのに性格は至って真っ直ぐ…

7

ダブルダディ 小説

野原滋  街子マドカ 

子育てものも野原先生が書くとこうなる!!

面白かったですね~。
ほのぼの子育てものでありながら、深い部分まで書かれたキャラの心理にいたく心を突かれました。
人間て綺麗な部分だけじゃ無い。
ズルかったり自分勝手だったりと、誰しも汚い部分も持ち合わせてると思うのです。
そんな生身の人間を、ちょっぴりほろ苦く、そして優しく書いてくれる野原先生。
ほのぼの可愛いだけの子育てものとは一線を画する作品だと思います。


内容ですが、施…

15

思春期エトセトラ コミック

もちの米 

ジワジワくる同時収録作に注目していただきたい!!

こちら、中編が2作です。
男子高校生の笑えるアホエロなラブコメの表題作と、女装好きな高校生と歯科医の、ちょっぴりほろ苦くて優しい同時収録作。

初見では派手で可愛い表題作の方に惹かれたのですが、何回も読み直すうち、同時収録作の方にジワジワとやられまして。
これ、どちらかと言うと地味で最初は分かりにくいのですが、名作だと思います。繰り返し読む事で沁みてくる系の。
ぜひ、同時収録作に注目して…

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