銀次郎さんのレビュー一覧

性の劇薬 Re:life 【電子限定描き下ろし漫画付き】 コミック

水田ゆき 

ようやく対等になった

1巻は受けの負担が多く共依存な関係だと思っていたのですが、2巻でようやく対等になれたと思います。

誠は完全に龍二に心を許しきっているので、彼に対する行動や表情が甘くて可愛かったです。

対する龍二は、情緒を成長させていきます。
自分の胸の内をさらけ出すって、結構な労力だと思います。龍二のように重く悲しいものを抱えていると尚更。
けれどどんなことでも受け止めてくれる誠がいたからこそ、彼…

1

されど女王蜂は恋をする コミック

陽歌れいり 

受け愛されは宝

薄幸で不憫だった受けが、大きな愛に包まれて幸せになるって良いですね。
この2人の関係性だけみると、最高に萌えた物語でした。

受けの特殊体質は珍しくて、普通のオメガバースとは違うところを期待しましたが...
基本的には攻めと受けの間だけでお話が進むので、設定の割には一般的なオメガバースと同じ感覚でした。

少し気になるところと言えば、攻めは何者?というところ。
受けを2度も助けてくれ…

3

浅春観測 コミック

鳥谷コウ 

縮まる身長差にどきどき

”身長差は時限爆弾”って良いアオリですね。
鷲人の身長が伸びていくのに合わせて、じっくり丁寧に2人の感情の変化が描かれています。

中一といえば、子猫のように成長していくとき。
行動や表情は年相応に可愛くて撫でまわしたくなります。ぷくっと膨れるところとか、まだまだ大きい制服も可愛らしい。
けれどふとしたときに見せる、男の潔さには驚かされます。きっと本人はそんなつもりはないんでしょうけれど…

0

運命の人です。 コミック

sawaco 

ないはずの犬耳が終始見える

ワンコ攻め大好き民として、最高のワンコ攻めを摂取できました。
あるはずのない犬耳を、この攻めは終始見せてくるんです。無意識なんでしょうが、かなりあざとい。
受け好き~~って感情を、言葉と行動で全力で示してくれます。
匂いがキーだからかスキンシップが多め。おまけに赤面シーンも多めで、可愛さ爆発です。

そんな攻めが、気にならないはずがありません。
受けが絆され流されての関係にも見えますが…

2

エマのごちそう コミック

大麦こあら 

可愛いだけじゃなかった

絵柄が可愛いので可愛いアホエロのイメージだったのですが、それだけではなかったです。

内容は夢魔が題材なのでトンデモ話ではあるのですが、たっぷりのページ数で楽しませてくれます。展開としてもよくある形ではあるのですが、物語の伏線回収や結末への流れが見事でした。

精気を取り込むことが夢魔の食事ではありますが、本番行為自体は多くないのでえろさはそこまで感じませんでした。

個人的に好きなの…

3

獣はひだまりに恋をする コミック

にむまひろ 

もっふもふの尻尾が最高

受けがあまりに可愛くて、もふもふの尻尾も愛しくて。
獣人と体格差という萌えずにはいられない要素に大興奮でした。

先生が大好きな受けの健気さがいじらしい。
薬を塗ってもらうその行為に興奮して、勃ってしまったものを尻尾で隠す仕草なんて、あまりに可愛くて悶えます。
ぷりっと見えるお尻も小さくて可愛い。

そんな受けの行動を見た先生も、隠れて自分を慰めているくらいにはやられています。先生の…

5

インディゴの記憶は夢の中 コミック

鳥丸太郎 

攻めが苦しくて辛い

攻めの大きな愛の物語でした。
彼の行動原理の全てが受けのためで、真相がわかるたびに苦しくなります。
そこがわかってから冒頭に戻ると、再会してからの攻めの行動の1つ1つが切なくて、受けが記憶喪失だとわかった時はどんな気持ちだったのだろうと想像してしまいました。

2人が再開してから受けが記憶を取り戻すまで。
組としての事情を無理なく組み込みつつ、感情の変化もしっかりと描かれています。

2

オオカミ様の一途な暴愛 コミック

あぶく 

全てが最高だった...

狼獣人×人間という組み合わせにオメガバース要素も合わさって、好きにならないはずがありませんでした。

とくに最高だったのが、攻めが受けへの感情を全て表に出していくところ。
好きの感情が溢れていて”可愛い”を連呼しちゃうところは、そんな攻めが可愛いよ!と思いました。
ことあるごとに受けと一緒にいようとするところとか、もうワンコ攻めなんです。狼だけど。そんな攻めが受けよりも年下だとわかったとき…

1

いちばん近くて深いトコ コミック

衿先はとじ 

そっちだったか!

作者買いなんですが、はとじ先生の作品の中では個人的に一番好きなお話でした。

不安定な受けと、そんな彼の前でだけちゃらんぽらんを演じるスパダリ攻め。
これが表面的に見える2人の構図なんですが。
物語が進んでいくにつれて見えてくる、お互いの依存度や不安定さがスパイスとなってきます。

どう考えても恋人にしか見えないのに、恋人ではないとはっきり言ってしまえる歪み。
どこまでも深く繋がって…

0

鬼と男娼 コミック

もづ九 

鬼化が最高

人外好きの味方だと勝手に思っている、もづ九先生。
今回も最高でした。妖怪の世界は魅力に溢れていて、世界観に浸ることができます。

受けがただ快楽を求めて男娼をしている、結構ビッチな子だったので驚きました。
純粋そうな見た目とは裏腹なそのギャップは、なかなか衝撃です。
この受けの、攻めの気持ちを受け取らないところにはヤキモキさせられました...
過去のことがあるのはわかるのですが、自分の…

0
PAGE TOP