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金沢有倖
hepo
ネタバレ
成績優秀、眉目秀麗、家は金持ち、本人は株運用で年収数十億。 こんな高校生が神出鬼没の溺愛系攻めという作品です。 よくある設定ですが、こういうパーフェクトなタイプが意思伝達が不器用というのがツボで。 受験のときに教室に案内→お昼に様子を見に声がけ→試験終了後に迎えに行ってご飯を食べて駅まで行ったのを「デート」と見做し、合格発表で「これから付き合いよろしく」で付き合い始めたと思い込む。 こ…
平喜多ゆや
平喜多さんの作品、大大大好きなのですが、この作品は怖くて読めていませんでした。 何と言ってもタイトル。 「さよならチカちゃん」。 さよならって…、さよならって…。 純朴だったチカちゃんが変わっていってしまうお話だと思ってました。 平喜多さんの巧みな人物&心理描写でそんな話を読んでしまったら絶対に立ち直れない!と勝手に想い続けて倦厭してました。 ばかでした。 大好きなチ…
ロッキー
気になってたんです、この2人。 ロッキーさんの「かげふみの恋」を読んだときにさらっと出てきた上流階級っぽいα同士。 他作品とのこういう絡みを読む度に、作家さんのプロットの作り込みに頭が下がります。 α同士。 かたや伯爵家の跡継ぎ、かたや旧華族の次男ながら男児では唯一のα。 お互いに背負っているものの大きさが一般庶民には計り知れないレベルですが、計り知れないからこそ策略にもスケールの大…
貴咲光流
3つ分まとめてのレビューになります。 SとかMとか支配とか従属とかいう欲求は理解できない方です。 なので1と2の途中までに関してはとにかく痛くて読むのが辛かった。 傲慢な父親に自分を否定され、「男らしく、上に立つ者」として生きることを強いられ、抑圧されてきた主人公の星司が更なる抑圧を求める気持ちが最初は理解できませんでした。 でも読み進めるうちに「作られた自分」を壊してほしかったんだな…
吉野ルカ
久々に読み返して、レビューを残したくなりました。 化粧品会社で企画をしている菊池は商品開発主任の神谷が苦手。 男が好き、でもそれが実際にどういうことなのかよく分からないという状態でずっとくすぶっている菊池にとって、会社の飲み会であっけらかんと「好き」と言った神谷の神経が理解できないからなのですが、神谷がじわじわ出してくるスパダリ感がたまりません。 落ち込んだ様子の菊池が気になって仕方ない…
九州男児
笑いのツボが合ったら楽しい作品です。 男を惹きつけてやまない数学教師・柳原が10年来のストーカー・野神のみならず、元軍人、アメリカの高校生、神父、脱獄犯、富豪と世界を股にかけて男を魅了しまくる1冊。 わたしは何かとNGの多いBL初級者ですが、笑いのツボが合ったので楽しめました。 とにかく深刻さがないのとちょっと古めな印象を受ける作画のおかげか、通常であれば嫌悪感しかない「野神以外と」…
桜川園子
娼妓ものは切ない話が多いので読むのに身構えてしまいます。 こちらの作品は主人公の強気なところが前面に出ていて読みやすかったです。 父親の借金返済のために娼妓として白桜で働くことになった浅黄。 「浅黄」の名付け親である借金取りの波佐間は、幼い頃から父の借金取り立ての度に浅黄に優しく接してくれた存在だった。 というわけで借金をしたまま逃げた父親の代わりに娼妓となって返済をする若者の話で…
lico
正直絵が好みではなかったので軽い気持ちで読み始めたのですが…。 読んで良かった!! 木造校舎の片田舎にある高校にやって来た転入生。 彼の名前、創り手、そして彼の目的は…。 という話でしたが、予想外の展開でした。 短いながらも必要な情報は説明的ではなくきちんと物語として組み込まれていたし、主人公とAIと創り手それぞれの切なさがじんわりと沁みてくる良作だと思います。 読み終わっ…
松成久美子
ときどき読み返したくなるこの作品。 レビューを書いていなかったので、今更ながら失礼します。 一人暮らしを始めた歌舞伎役者が雇った住み込み家政夫との話です。 歌舞伎役者は花形というだけあって、見る者全てを魅了する艶やかさと芯のある凛とした男性寄りの中性的な色気がある存在に見えました。 この歌舞伎役者と家政夫、両方のビジュアルが好みで! ロン毛ハーフアップはご褒美と思って生きているのです…
りーるー
おじさん受けはいじめにしか見えなくて無理と思っていましたが、りーるーさんに新しい扉を開けてもらった気がします。 梶さん、可愛かった…。 いろいろなものを背負って、気負って、必死で生きてきたのにあの可愛さは一体…。 幼い頃に父親を亡くして、何の因果か既婚おじさんにしか勃たない市橋。 妻子はいるけれど、男の愛人がいないとだめな梶。 このふたりのえろすなシーンがそれはもう多幸感溢れまくって…