chikakumaco
レビュー一覧
耳としっぽは幸せの証。君を癒すのは僕の役目。
ニャングリン星人という謎の猫型エイリアンが地球上に生息し始めた頃。芸能プロダクションで鳴かず飛ばずの業績だった要は、たまたま出逢ったシロ吉とくろすけのお世話をする羽目になり。彼等を癒し系アイドルとして売り出せた事で大成功する。
なんと言っても、ケモ耳付きイケメンになるかと思えば、2.5頭身のかわゆいキャラクターにもなれる彼等。BLに限らずですが、さっきまでイケメンだったのに、突然ちみっこになるの…
待ち人来たりて、胡蝶の夢。
この手にありがちな、設定世界のファンタジー。神子と呼ばれる少年は、儀式の時が来るまで幽閉され、清い身体で大切に育てられて来た。貧しい村の孤児であった胡蝶は、なに不自由無く育てられていて、その事に疑問を持たない無垢の子だが、その実、古い因習に囚われ、自由を奪われた存在なのだ。もうすぐ皇にその身を捧げるのだと。会った事も無い皇の為に、健気にその時を待っている。そんなある日、皇の使者だと言う男がやって来…
宵のポエムは黄昏モノローグ。
なんと！本作が「映画部」シリーズの一部だと知らずに読んでしまいました。
どちらかと言うと、イケメン映画部元部長、菊池原先輩と市川の恋が気になる‼︎と、思っていたら既刊「残像スローモーション」がそれだったのね⁈と、気付く。しかも、この「映画部」シリーズただ今4作目、とあっては、過去作をジャンジャン買う羽目になる、という事じゃないですか。うわぁ、まんまと術中にハマってしまいました。
そうは言っても…
俺のムラムラが止まらない、筈。
乱暴者の私は、新刊から読んでしまいましたが、ははーん（察し）と、まぁ、なるので。大元の「俺のアオハルは渡さない」を読まずとも、お話の進行は分かる様になっています。しかしながら、昨今の、1巻、2巻と打たないこの風潮には物申したいですねぇ。
もちろん、読んでしまってから、面白かったので、既刊も購入しました。
めでたくお付き合いする事になった、陣内くんと昴でしたが。その先へ進みたい気持ちとは裏腹に、…
ゆるやかに甘い。甘やかにゆるく。テキトーなのがちょうどいい。
元川のユルさは心地良いかも知れないけども。それゆえに不安になってしまう。
この人はノンケで、しかもバツイチだった筈なのだ。筈なのに。
気軽に「それ」を越えてくる。不穏だ。
元川は甘い。作者は「おじさん攻め」を描いてみたかったと言うが、そこまでおじさん味は感じられない。セクハラ言動は確かにおじさん臭さを醸しているかもしれないが、いたって普通に清潔感のある男性で、上司。男同士の葛藤は、奥村の…
君こそが僕の、パーフェクトラバー。
至高のフェティッシュを愛でる物語かと思いきや、である。
ノンケの筈の成実は、理想の「パーフェクトピンク」の乳首を持つ怜士に夢中。恋をしてしまう。もちろん、BLあるあるなら、身体だけなのね、もとい、乳首だけなのね、と受けがクヨクヨして。攻めは、そんな事ない、君だから好きなのだと伝える、めでたし！なんだけどー。そもそもそこまで、怜士が乳首にこだわってるのか、というのは疑問。ラストまでそれにこだわって…
「レンタル彼氏」は時間と夢を売るお仕事。なんだよね。
おっと。2巻が丸っと番外編の様な様相でして。
もしかしたら、これから読まれる方は1巻 & 3巻だけでもとりあえず大丈夫です。
2巻はそのうち読んで下さい、的な。
「レンタル彼氏」業、「リミットハニー」を巡る物語。そもそものカップル、はじめ × 洋一くんで丸っと描かれた第3巻！
相変わらず社畜的な働き方をしていた洋一くんは、疲れ切っていて、はじめとデートする時間も持てない。それでも無…
レンタル彼氏、よりどりみどり、アラカルト。字余り！
1巻で登場した2組のカップルの甘あま後日談かと思いきや。
本作は、「レンタル彼氏」業の「リミットハニー」に所属する、別のスタッフの恋模様。
これは、いつまでも続けられるわな。
というか、甘あま後日談とその後の2人が読みたい。
一応「AFTER DAYS」として、1巻のはじめ × 洋一くんは描かれている。私が心配した様に。
洋一くんの会社の働き方改革はたったの1週間で終わったらしく、洋一く…
レンタル彼氏と本物の恋⁈
恋人の、美味しいとこだけを切り取った「レンタル彼氏」というお仕事。
彼等の今後はどうなって行くのか。なんと新刊が出ていたので、読んでみたくて。
おまとめ買いしてみました。
この1巻には、2組のカップルが登場。
最初のカップルは、レンタルする気も無く。本当にたまたま、「レンタル彼氏」をしているはじめに拾われた社畜、洋一くん。あまりの仕事の量とブラック気質な会社の為に、いつまでも終わらない仕事…
梅汐は甘じょっぱい。
フワワっとした絵柄。コマの内外に描かれる外野的ネコちゃん達。隅々まで細やかに。散り散りに。まるで忙しいのだ。
そんな一見ファンタジーな幼馴染もの。
梅一はお隣に住む汐が好き。その気持ちはずっと押し隠して来た筈なのに。
思いがけずリミッターは外れる。といった、幼馴染あるあるもの。
ところが、互いに想いはすれ違う。まず。汐は普通に彼女を作る。その度にキリキリと胸を痛め、スンとした想いをするクセ…
