chikakumaco
ドキリとする展開。ハラハラしながらも、きっと大丈夫。そんな風に思わせてくれる。
恋ヶ淵にはきっと。恋人たちを優しく導く不思議な力がある。
恭一さんは40歳を目前にして。独り寂しく過ごしているゲイだ。最低な男に最低な捨てられ方をしてから、その事が重くのしかかっていて、気楽に恋をする事も、特定の恋人を作る気にもなれずに、ただ日々を過ごしていた。通勤電車で、遠く、爽やかな青年をこっそり見つめてい…
いやもぅ、エッチで可愛くて、日常的に裸エプロンを嗜む朔夜と愁士。
そこに忍び寄る、朔夜の実家の者たち。そう、桜小路家の守り神として一族を率いて行かねばならない後継者なのだという。その家の窮屈な掟から自由になりたかった朔夜の無謀な家出。
出逢ってしまったから。恋をしたから。朔夜を守りたかった愁士。
いきなりのシリアス。いきなりのファンタジー。下巻にこんな展開が待っていようとは思いもしなくて。最…
裸エプロンもしどけなくエロい。ひたすらエロい。あまトロエッチ。なので、最初は何かの続編、あまあま後日談だと思っていました。冒頭から新婚さんプレイを楽しむ2人。
愁士はそこそこ出来る部長職らしいが、仕事の合間に部下達の前で嫁自慢+惚気を隠しもしない。一日中可愛い可愛い朔夜の事ばかり考えている。一方で、一日中家に居て、専業主婦となっている朔夜も、主婦らしく、愛する愁士さんの為に役に立ちたいと頑張るの…
ちるちるのインタビューを拝見して買いました。
ちょっぴりファンシーなDKファンタジー。
陸は、可愛いもの好きの、大人しい高校生だけど、妄想力逞しい。
話したことも無い、実在するクラスメートの弥一を「妄想彼氏」にしている。
一方で、めでたい事に陸を意識してくれていた弥一の方も、陸を「妄想彼氏」にしていた。
と、言っても。可愛い男子高校生同士。2人ともオカズにしているわけでは無く。
手…
蒼と与は変わらず。蒼的には蒼ヴィジョンの与が可愛い過ぎて、『とてもとても可愛い』ので、常からメロメロ状態。勿論、与の方もカッコいい蒼が好き!大好き!
折しも夏休み。蒼と与は2人きりの旅行がしたかったけど、何やかんや利害一致で、ぶっさん先輩と高千穂もついてくる事になります。勿論現地では別行動。
ぶっさん先輩は、海での高千穂のエロさにわななきながらも、この旅行の間に告白しようと身構えている。そして…
「エッチな妄想」が願ったり叶ったり。の由紀はめでたし!なんだけど、このトレーナーさんも大概である。
デスクワークで体力の衰えを感じた由紀は、勧められてパーソナルトレーニングを申し込む。筋トレは辛いけど、トレーナーさんがカッコいいから、ちょっとエッチな妄想しながら紛らわせている。どういうわけか、トレーナーの真紗巳さんは、由紀が「エッチな妄想」をしている事を早々に看破する。
恥ずか死ぬ案件の筈なん…
どの作品から読んでも問題無い狼シリーズですが、タイトル通り、この番外編だけは、「狼は花の馨り」と「狼は恋に啼く」に編纂されている「狼と身代わりの恋」の「番外編」なので、両方を読んでいないとつまらないと思います。
冒頭は「狼と身代わりの恋」、めでたく番となったアラクシとサラの甘あま後日談。
アラクシはめちゃくちゃ執着&束縛攻めに。そんなアラクシを心配させたくなくて、イチャイチャしまく…
本作が狼シリーズの最初でもあり、全ての始まり。狼と白鹿の恋と宿命の物語。
私は、現在進行形の「狼の花嫁」から遡って読んでいるが、時系列的にも彼等の歴史的にも、本作が一番旧く、さらにデビューコミックスだという。
「狼は恋に啼く」→「狼は花の馨り」→「狼の花嫁」
という順だが、それぞれ独立した物語なので、何処から入っても問題は無い。
狼と白鹿の宿命を司る恋人たちや、その宿命に抗う恋人たち。周り…
まぁ、こうなるでしょう、という読み手側の想像通りのハッピーエンド。
イルウェスは記憶の、大切なところだけをまず劇的に取り戻し。トクドは粋な計らいをして、恋人たちを赦し、逃がす。
古い因習に囚われているのはトクドも同じ。ならば、自分たちの世代は自分たちで変えていこうとする、清々しいエンドでした。
予想はしていたけども、やっぱり泣けるんです。ううう。良かったねぇ、イルウェス、良かったねぇ、アルタ…
その家に伝わると言われる、刺繍を覚えようとするルーイ。
日々怯えながら、少しこの国やゼスの優しさに触れて、嫁らしい事を始めます。
国から持って来た服よりも、ゼスのお古を着る方が心地良いというのもいじらしい。
しかし、地味です!ルーイ、地味‼︎ これは作者の意図している事なんですが。
地味ながらもその心根の優しさ、可愛らしさに気付くのはゼスだけでは無くて。
ゼスの親友であり、元番候補のユル…