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表題作魔王の虜

健気の父の取引先企業の社長・真生(まお)
大学中退のお坊ちゃま・健気(けんき)

あらすじ

大学中退後、惰眠を貪るお坊ちゃま・健気は父親から取引先企業の社長秘書として社会勉強するよう命じられた。社長の真生は容赦ない性格を発揮し、社会をナメている健気にイチから教育しなおしてやると宣言。少しずつ仕事に興味を持ち始め、真生にうっかりトキメいたりする健気だが、バカな挑発をして真生とカラダの関係に!?
(裏表紙より)

作品情報

作品名
魔王の虜
著者
松岡裕太 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829653999
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

2種類のお仕置きに私が虜

内容を端的に表すと「甘やかされて育ったダメダメお坊ちゃまの社会人生活奮闘記」でしょうか。
主人公・健気(けんき)は大手レコード会社の御曹司で、二十歳になったばかり。
なのに(だから?)周囲に甘やかされてきたため、遅刻を悪いとも思わないダメな大人に…。
そんな息子に社会勉強をさせようと、父親のコネと命により、健気は父の会社の取引先企業である大手芸能プロダクションの社長秘書として働く事になった。

作者初めての社会人ものだそうです。
おバカな主人公の一人称という事もあり、軽くて非常にテンポの良いストーリーなので、サクッと読めます。

それにしても、なんだかとっても変態なレビュータイトルに…(- -;
本文始まってわずか十数ページのところに、第一のお仕置き・お尻ペンペンが待ち受けています。
そしてそれ以降「お仕置き」という単語が出る度、お尻ペンペンを期待してしまう(笑)
もちろん色っぽいお仕置きもあるし、主人公が期待しているのはそっちなのですが、それだと少しがっかりしてしまうような、そうでもないような……複雑な気持ちになります(´・ω・`)
おバカ受けが好きな方に特にオススメです。

余談ですが、作者本人が本作の続編の同人誌を出されています。
そちらでもお尻ペンペンが大活躍(!?)していますので、本作を読んでハマった方は是非探してみてくださいv(笑)

1

アホアホ受けが可愛い

徹底的なアホアホ受けが可愛かったです。やっぱ私、アホ受け好きだなーと思いました。
人生を舐めきってる金持ちの御曹司。でも、惚れた男には分かりやすすぎるツンデレとかストレートな素直さを見せる。
親に社会勉強のために無理やり入れられた会社の社長が攻めです。
いきなりお尻ぺんぺんのお仕置きだしねw

ストーリーに深みとかはないんだけど、松岡さんらしいエンターテイメント性があって読みやすいお話。
テンポが良くてエッチでライトでコミカルで。
全体的にとても可愛かったです。

0

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