ヤンノレク騎士団年代記(3) 金の果実に祈りを捧げ

旅芸人アルプ一座に紛れてスラムジ教国の首府スラムジードに入ったカイトとトレステンは、敵国の都の威容に感嘆する。
同時に礼も兼ねて一座の興行に一役買っていた…トレステンは花形俳優、カイトは楽器奏者として。
それが功を奏したのか、一座はソラジ公という貴族の目に留まり、ラグージ共和国との国境に近い、公の城での公演に招かれた。
カイトはなぜか強い不安を…スラムジ軍率いるエルヴィアスの罠なのでは！？一方、スラムジ軍との戦で勇名を馳せるラテーヌは、従姉妹ステファーヌに憑依した女神フゥジと共に、スラムジ領内に入っていた…。
ヤンノレク騎士団の「導者」の真の意味とは？この候補三人の運命は…。


３人の騎士の冒険。壮大なロマン最終章!!

旅の一座と共に、敵国の首都へと乗り込んだ二人の騎士・カイトとトレステン。だが敵はあまりに大きく二人の力ではどうする事もできない。それでも、敵の内情を探り、味方へ通報しようとするのだが…！