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表題作ラヴァーズ・ポジション

憧れの先輩・隼人
後輩・潤(バーのアルバイト)

同時収録作品LOVE DAMAGE

澤田和馬 別れさせ屋のバイトをしている大学生
尚人 大学生

その他の収録作品

  • one-side love

あらすじ

「オマエが望むならつきあってやってもいいぜ」高校時代の憧れの先輩・隼人(はやと)の失恋に乗じて、押しかけるように恋人になった潤(じゅん)。隼人は激しく抱いてはくれるけど、潤の連絡先ひとつ気にしてくれない。俺は恋人の身代わりでしかないんだろうか…。自信が持てない潤の前に、ある日、隼人の昔の恋人と名乗る男が現れて!?

作品情報

作品名
ラヴァーズ・ポジション
著者
水名瀬雅良 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199603174
3

(24)

(2)

萌々

(3)

(15)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
70
評価数
24
平均
3 / 5
神率
8.3%

レビュー投稿数13

切ないところが好き

水名瀬雅良さんにハマるきっかけとなった作品。

俺さま攻め・隼人×綺麗系従順受け・潤。指輪を受け取ったことで、それまで自信が持てなかった自分の立ち位置に少しだけ自信を持ち始める潤。

ところが、隼人に綺麗な元・恋人の影がちらつくあたりで、徐々に不安になっていく。このあたりの気持ちの揺れ動き・展開が絶妙で、すっかり潤に感情移入して読み進むと切なくなります。

自分がいるべき場所は速人の隣ではないかもしれないと、隼人の部屋から着替えと持ち出し、合鍵と指環を残して立ち去るシーンは何度読んでも切ないです。

その後、元・恋人が誤解を解きに来たり、隼人自身も潤を探してやってくるあたりでホッとできるんですが、ここでトドメの潤の胸の内を語るシーンでもやはり切ない。隼人がキレ気味に説明するあたりはとても好きなシーンです。仲直りしてめでたしめでたし。エロなシーンは、水名瀬先生ならではの綺麗さ、色気があって大好きです。
自分はこれを読んでBLコミックにハマりました。受けに感情移入して読みたい方にお勧めの一冊。

7

どっちの受けも可哀想

■ラヴァーズ・ポジション■
■one-side love■
隼人(サラリーマン)×潤(学生?) ※高校の時の先輩×後輩

高校時代の憧れの先輩・隼人の失恋に乗じて、彼の恋人の座に納まった潤。
付き合っていても「あの人の代わりになれているのかな?」と不安な気持ちでいっぱい。
そんな時、隼人がかっての恋人・基と連絡を取り合っていることを知って…。

潤が可哀想です。。。
本当にもう…隼人ってば潤がマイナス思考でグルグル悩んじゃうのも仕方が無いって思えるような態度なんですよねー…。
恋人の誕生日を忘れるなよ!
しかもそんな大事な日に「部屋に来るな」と言った上に元カレの基を部屋にあげていたらねー…。。。
事情あるなら説明しようぜ。
んでもって携帯を変えただけで連絡とれなくなるって…どんだけ無関心?
住所も現バイト先も知らないってあんた…orz
潤がそういうところを分かっているのが余計切ないわ。。。
いくら合鍵渡されようが指輪贈られようが不安になっちゃうと思うの。

個人的に1番驚いたのは基さん。
え?彼女??彼氏じゃなくて彼女???
…見たかったなー。

バイト先の店長さんは良い人だったので…是非誰か相手を!

■LOVE DAMAGE■
澤田 和馬(別れさせ屋・大学3回生)×尚人(大学生)

相手に結婚相手が現れて振られるパターンをいつも繰り返していた尚人。
でも今回の恋人は違う、運命の相手と巡り合えたんだ!…そう思っていた。
サークルの飲み会に参加し、目が覚めると見知らぬ男と自室のベッドで裸で寝ていた?!
全く覚えておらず焦っているところに恋人の相田先輩が現れて絶縁宣言をされてしまうorz
その後、男・澤田と再会し謝罪と告白をされる。
そして別れさせ屋のバイトをしていることを知るのだが…。

序盤で思いっきり展開が想像できます。
ってか相田先輩踏みこんできた時点で「まさか?」と思っていたんですが、予想より早く正体がばれて「えぇぇぇーっ!!!」です。
そんなに直ぐにばれるなんてw
別れさせ屋システム利用の理由を知った時の尚人が切ない><

出会いが最悪な2人だけど、きっとこれからラブラブハッピー♪

6

コミュニケーション不足な二人

高校生の頃から思いを寄せていた先輩・隼人(攻)の失恋をきっかけに、
彼の恋人の座にあっさり納まった潤(受)は、
「あの人の代わりになれているのかな」と不安な気持ちでいっぱい。
そんな時、隼人がかつての恋人と連絡を取り合っているのを知って―。

なんていうか、潤君がかわいそうすぎて泣けました…。
合鍵やら指輪やらを渡している割には、
潤の携帯番号以外の連絡先(住所とかバイト先)を知らない隼人。
ナンダソレ?とか思ってしまいましたよ…。
バイト先ぐらい会話に出るだろう、普通?
そりゃー、潤君も、絶望的な気分になって、逃げて当たり前ですって…。
致命的にコミュニケーション不足な二人ですね。

ストーリー展開も、かなり強引めな印象でした。
なんとか誤解も解けて、丸く収まりましたが、
ラブラブっぷりをもっと見たかったなぁ…。

付き合ってるのに片想い、というせつない系のお話が好きな方だと
それなりに楽しめるのかなぁ…という感じです。

7

あの人の代わりに

潤は隼人と付き合っています。
潤は高校生のころから隼人を目て追っていました。
しかし当時隼人には美人(男)な恋人がいて、潤はその人に憧れていました。
なので今隼人と付き合っていても「あの人の代わりになれてるかな」と思うばかり。

隼人はちょっと潤を不安にさせすぎですね(^_^;)
昔付き合っていた人が家に来る理由を潤にちゃんと説明してあげればいいのに…
潤が誤解するのも無理ないと思います;
隼人が潤のバイト先の家の住所とかなにも知らないのにも驚きでしたね。
潤が悲観的になってしまうのもわかる気が;

『LOVE DAMAGE』も受けが可哀想なことに(笑)
攻めがかっこよすぎてキラキラしてましたw

みんなちゃんとハッピーエンドでしたが、攻めはもっと受けに説明してあげるべきだと思いました(笑)
そして表題作の潤と仲が良いバーの店長さんがちょっと可哀想…w

6

大切なポジションは誰のもの?

BLにはまった初期に読んでいた水名瀬さん。懐かしく読み返してのレビューです。とにかく、絵が綺麗なので好きな作家さんです。今回は、高校の時に憧れていた人と偶然の再会をして付き合えるようになったけど、元彼の存在に不安になるお話です。

酔っ払った勢いでエッチをした隼人と潤。そのまま付き合うことになります。隼人は潤が高校時代に憧れていた人で、その頃隼人は綺麗だと評判な基と付き合っていたのです。
そんなある日、急に「明日は家に来るな」と隼人に言われる潤。不安になっていると、偶然基と会っていたことを知ります。

信じたいけど不安になる潤が切ないです。隼人は、言葉が少なくて。大事な時にはハッキリ言ってあげて!と読んでてモヤモヤします。
でも、今回の事件で一緒に暮らすことを決めた二人。幸せそうだけど、隼人が相手だと苦労しそうだと思ってしまいます。
今回は、基のビジュアルがカッコ良すぎて、それだけで萌えます(笑)

3

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