特別室は貸切中

特別室は貸切中
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
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  • 中立2
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レビュー数
5
得点
14
評価数
6件
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784199004193

あらすじ

別れたはずなのに、なぜ何度も俺を抱くんだろう。倒産寸前の老舗旅館を継いだ憲之(のりゆき)の元を訪れたのは、昔の恋人・葛西(かさい)。葛西は凄腕プランナーで、依頼もしていないのに、旅館再建のためにやってきたのだ。一方的に別れを切り出した葛西を、いまだに忘れられない憲之。「遊びだったら付き合ってやる」葛西は冷然と言い放つが、その瞳は何かを隠しているように苦しげで…!?

表題作特別室は貸切中

葛西英明,凄腕再建プランナー,28歳
伊丹憲之,老舗旅館の跡取り息子,23歳

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レビュー投稿数5

読みやすくて丁寧なストーリー

1冊すべて表題作です。憲之(受け)の視点でストーリーは進みます。

憲之が、再会して直ぐに葛西にまだ好きだというのがちょっと意外でした。表紙とあらすじでは、もっと大人しいタイプだと想像していたので。

座敷童の話題が出てきたときは、突然ファンタジーが入ったかと思ったのですが、後で正体が明かされてすごく納得でした。他にもおばあちゃんや染色の話など伏線が張られていて、それをきちんと回収もされていて、「あれはどうなったの?」という箇所のない丁寧なストーリーでした。

旅館の再建という仕事も、二人の恋もハッピーエンドという再会モノでは王道な展開ではありますが、周囲の理解がある内容で、読後はほんわか温かい気持ちになりました。

0

愛した人は守り神

憲之が継いだのは赤字続きの旅館。建て直しのために昔の恋人(葛西)があらわれた。
一方的に別れた葛西。目の前にやってきた葛西に心も身体も揺れ動く。老舗旅館を建て直しながら、二人が昔みたいに仲良く恋人に戻れたらと願うのが伝わる。あまあまかなぁ!

0

連続ドラマとして、見たい

老舗旅館再建物語と、別れた男との復活愛の2本立てで、最後の最後まで謎が読めなくて、読み応えがありました。

凄腕再建プランナー・葛西英明 硬派攻め×老舗旅館の跡取り息子で副社長・憲之 真面目受け
父親の急死で後を継いだ旅館だが、傾きかけていた旅館は更に傾いていく一方で。
そんな最中に別れたはずの葛西から連絡があって、親も巻き込んで旅館再建に取りかかることになって。
遊びならまたつきあってもいいと、わざと露悪的な事を言う葛西の事が気になって、まだ彼が好きな事を自覚してしまって。

誰の前でもいい子ちゃんで、葛西から別れを提案されても受け入れて、受け継いだ旅館も波風立てずに頑張って、人がいいのはわかるが芯の強さは見えなかった憲之。
再会後に、葛西へまだ思いを残していた事を自覚してから、『葛西への愛』が憲之を強く変えたのだと思います。
どんなに冷淡にされても葛西を信じ抜き、愛を訴える前向きな姿勢が気持ちよかったです。

旅館再建にあたって、料理の改定で料理長との対立、旅館で盗難事件、TV出演での問題、新たに憲之を好きな男登場、連続ドラマのような雰囲気で騒動が巻き起こって続きいくのが面白かったです。
横恋慕キャラもただの駄目男ってだけでは終わらず、人間味を見せるシーンがあった事に好感を持ちました。

放っておけば、いずれは潰れたはずの旅館再建へ協力したりと、葛西からも変わらぬ愛を感じます。
それを、あえて冷たく接しているのは、一体なぜなんだろうと言うのが気になって、最後まで眼が離せなかったです。
黙って男を尽くす葛西の浪花節な所に、惚れました。

エロ:★3 ラブラブ後の濃厚なHで、何度も互いを求めあうのがよかったです。
総合:★5 これでもかとエピソードを詰め込んでおきながら、無理なくまとめあげてのハッピーエンドに拍手です。

2

主人公の成長していく姿がすがすがしい!

池戸裕子先生、大御所なので安心してよめます!はじけたBL作品に疲れた時には、この落ち着いた文体が心地いいです。
突然父が倒れ、旅館を継がなければならなくなった憲之。大学も中退し、仕方ないとあきらめながらついた仕事なので、傾きかけた旅館を建て直すのは難しく、そんなときに旅館再建のためにやってきた葛西。
分かれた恋人のはずなのに、時々熱い視線をなげかける葛西がどうもつかみ所がなく憲之を不安にさせます。
混乱はしますが、そこは根が素直で純情な人間なので、出来ることを一生懸命にしようという旅館再建と同じく、自分の気持ちを傾けようと葛西を想う事をやめません。
最初は倣岸な奴だと思っていましたが、葛西の孤独で愛に飢えた生い立ちを知るとああ、彼には旅館再建に力を貸すという形の愛情表現しか出来なかったんだなと納得がいきます。
旅館の座敷童子伝説をテレビで面白おかしく扱われ、旅館に被害がでるあたり、どうなることかと気をもみますが、葛西の力を借りず、憲之が旅館のスタッフと協力しあって乗り越えます。
庇護されるだけでなく成長する姿がすがすがしく、すっきりとした読後感のある作品でした。

1

なかなか

過去と現代が入り乱れるのでそのへんが分かりづらかったかな?
でも、最後のあたりは攻めの心情が分かって泣けました。

0
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