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1巻に引き続き、見た目は大人、中身は16歳…いや、まるでおもちゃを欲しがって駄々をこねる子供の様な良海です。こういうタイプが苦手な方からは「ガキかよっ!」と壮大にツッコミが入ってしまうぐらいににワガママ放題なんですが、「俺の言うことを聞け」「俺を好きになれ」「俺のモノになれ」って強引な台詞も、やっぱりイケメンが言うとグラっと来ちゃうんですよねー。この巻では強引なだけじゃなく、優しいところも見せていて、そこに絆されてしまいました。
匡弘を怖がらせたことを反省して、冷えた匡弘の身体を一生懸命に温めようとする良海は可愛いし、アキトと飲みに行った匡弘を待ち伏せて、ビール1杯で酔って眠ってしまったり、外でのお茶を「デートみたい」と喜ぶ姿は無邪気で、横暴な中に混在する可愛さがとても魅力的です。
良海と対照的に描かれるアキトもカッコいいんですけど、大人の優しさや思慮深さが裏目に出そうです。優しすぎるんですよー!良海はライバル視しているけれど、読者からはどう見ても良海に分があるように見えてしまうので、もう少しアキトにも頑張って欲しかったです。
モデルのお仕事も程良く描かれています!良海が売れてくるのはよくあるストーリーですが、良海が喜んだPVの仕事は事務所からのプッシュで取れた仕事だったとか、ちょっとリアルなところがあるのもいいです。
刃物にトラウマがあるらしい匡弘のことや、良海のことをよく思わない先輩モデルたちが出てきて不穏な空気が流れて、3巻に続きます。
いやぁ、相変わらずの我が儘坊や、良海。でもね、敏腕マネージャー匡弘によって徐々に知名度が上がってきましたね。
二巻では、匡弘とアキトの出会いから、匡弘とアキトが距離を置くきっかけになったらしき事件なども書かれていて、二人の関係が少し見えてきました。
また、一方で売れてきた良海をよく思わない先輩モデルたちも出てきて、帽子をずたぼろにされたり、ちょっと不穏な空気。パーティでその犯人らしき先輩モデルに近寄る謎の人物もいたりして、三巻で良海何されちゃうのー?!と心配と期待が高まります。
また、良海の匡弘に対する気持ちも単なる「ライバルのアキトの恋人を振り向かせたい!」というものから純粋に「好き」と言う気持ちに変わってきているのも随所に描かれているので普段の生意気な良海と甘ったれ良海のギャップを堪能できました。アキトと飲みに行ってしまった匡弘をビールを飲みながら待っていて、帰ってきたとたんに抱きついて安心して寝てしまうシーンとか、可愛すぎました。
マネージャーの匡弘に執着する新人モデルの良海。
モデルのアキトに嫉妬してるからなのか、単純に匡弘が気に入っているのか、いまいちわかりません。
そして気になっていた、アキトと匡弘の関係(過去)が本巻ではすこし垣間見れます。
匡弘にはこんな過去のトラウマがあったのですね。。。
良海の傲慢な振る舞いに呆れていた匡弘ですが、
徐々に良海の強引さに心が乱されていくではありませんか。
この二人どうなるのでしょうか。
ただ個人的にはアキトと匡弘の関係気になるところです。
俺様ってだいたいはわがままなんだけれど、受けを思ってる俺様だけれど、この良海は自分勝手なワガママといいますか、、、。
受けキャラの匡弘の気持ちをまったく考えてないといいますか。。。。
つまりちっとも愛を感じられないです。
攻めキャラの良海の性格はあまり気に入りませんが、ストーリーとしてはいい話です。
これからの展開に期待したいです。
当て馬のアキト、結構好きです。
あと良海の先輩モデルの瞬も・・・・
アキト×瞬のカプのストーリー読んでみたいです。
ククク!のっけからウケます。
良海が寝ぼけたままの状態で匡弘だと思って抱きしめた人はアキトでしたw
そして相変わらず俺様な性格です。仕事も「受けてやってもいい」というふてぶてしい態度。
もう16歳になると言うのに、父親の権力・お金にすがって生きていている勘違いボンボン。
そのことを人に平気で言える恥ずかしいヤツです。
しかし、この巻では良海の「モデルの仕事」に対する意識が変化して行きます。
全てはライバル・アキトに追いつくためですが、動機はなんであれ、仕事にきちんと向きあい始めたのが良いですね。
俺様なおかげで事務所内で他のモデルと諍いを起こしますが、俺様な上に強いのでw外野が騒いでも全くおよびじゃないという感じ。こういう人の方が業界は向いているんじゃなかろーかと薄ら思ったのでした。