• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作生贄ゲーム

先輩・蓮本
後輩・博人

あらすじ

「『生贄』は全校生徒を代表して、罪を贖うため『王』に処刑されなくてはならない」それが、ゲームのルール。
全寮制男子校で開催されることになった「生贄ゲーム」の生贄役に選ばれてしまった博人。
このままでは公衆の面前で辱めを受けることになってしまう。
そんな折、何者かに襲われた博人を、同じくゲームに選ばれた先輩・蓮本が助けてくれる。
唯一の味方である蓮本に惚れた博人だったが…。
この残酷なゲームを前に二人の愛は伝わるのか…。

作品情報

作品名
生贄ゲーム
著者
水島忍 
イラスト
南国ばなな 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784877245818
2

(7)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
4
得点
9
評価数
7
平均
2 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数4

生贄ゲームっでやばい!!!

今回は過去に何か重いものを
背負っている者の学園物語です!!

主人公の松橋博人が突然ある日に
掲示板に貼られている掲示物に名前を書かれた。
見てみたらまさかの生贄って何?という意味が
分からないことで悩んでいたところで
同じくゲームに選ばれた先輩の蓮本に出会い。

『生贄』は全校生徒を代表して、
罪を贖うため『王』に処刑されなくてはならない・・・
それがゲームのルール

全寮制男子校で
開催されることになった
「生贄ゲーム」の生贄役に
選ばれてしまった博人
このままでは公衆の面前で
辱めを受けることになってしまう・・・
そんな折何者かに襲われた博人を、
同じくゲームに選ばれた先輩・蓮本が
助けてくれる・・・・・・
唯一の味方である蓮本に惚れた博人だったが・・・

二年前にこのゲームの経験者である
博人の兄によると当時は
「生贄」と「祭司」、「王」と「奴隷」の
組み合わせて付き合っていたのだったが
このゲームの原因で別れってしまった・・・・・・

博人は自分と先輩もこうなってしまうのか?と
いつもはらはらしてしまう......

この残酷なゲームをなんとかできるのか・・・・・・
二人の愛はどうなるのか・・・・・・

水島忍先生の今までの作品と
かなり違った感じのお話ですが
読んでみると結構面白かったです!!!

1

若葉

「生贄ゲーム」は面白いのかな!?

なに?作者の作風違いすぎ!

女の人が、時々イメチェンするってぐらい、作風違いすぎ!ビックリ(οдО;)した。

貼り紙で知らされた生け贄ゲーム。
ゲームのルールがわからなすぎで、2年前に行われた内容で進むのであるのなら、全校生徒の代表で罪を償いながらレイプされることらしい。

今回の王は3年の天野誠也祭司3年の蓮本隆司。奴隷1年佐崎嘉伸、生贄1年松橋博人。

人との関わりを拒んでいたものが集められた。ルールがわからない。内容もわからないなかで振り回される。
しかし、残酷なゲームも祭司の蓮本によって、本来の目的になっていくまでの人間模様がワクワクさせる。
ゲームがもたらす、男子校での過ごし方。

0

無理

いろいろ無理でした。

2

ごめんなさい。

「『生贄』は全校生徒を代表して、罪を購うため『王』に処刑されなくてはならない」
 それがゲームのルールだった。

 全寮制の男子校で突然開催されることになってしまった「生贄ゲーム」。
 ゲームのルールも知らされず、突然張り出された配役の書かれた一枚の紙によって、それはスタートした。
 そのゲームの生贄役に選ばれてしまった博人。
 同じく「祭司」に選ばれた蓮本は、二年前に行われたゲームで起きた出来事を覚えていた。
 そのゲームでは、何と生贄は王に公開レイプされてしまったのだという。
 このままでは、自分も公衆の面前で辱めを受けることになってしまう、と焦る博人だったが、蓮本はそんな博人を助けてくれるという。
 そして、このゲームの謎を蓮本と一緒に探り始めたが、実は二年前の「生贄」役が、博人の兄であることが判明する。
 今は、罰せられることによって罪を購い、自分を犯した王役の男と平和な生活を営んでいる、という博人の兄であったが、博人にはどうもそれがしっくり来ない。
 それどころか、祭司役の蓮本にほれてしまい、ますます犯されるわけになった博人――

 という話でしたが。
 えーっと……とにかくいろいろひどい。
 言葉がすべて上っ面を滑っているようで何にも実感として得られないし。
 どうして博人が蓮本に惚れたのか、蓮本が博人に惚れたのか、さっぱり共感ができない。
 それどころか、博人が蓮本のことを「先輩」と呼んでたと思えば、いきなり「蓮本」と呼び捨てにしたりするから、ますます混乱――。
 博人の性格にも、蓮本の性格にも一貫性がないように感じられて、頭がぐるぐる。

 まぁ、作者さんが「調子の悪いときに書いた」というから、しょうがないのかもしれないとは思いますが。
 それから、博人の蓮本の呼び方についても、作者さんだけじゃなくて編集の人や校正さんもついてるんだから、そっちで何とかすべきだったと思うんですけど。

 それにしてもなんというか……ずたぼろだな……と。
 言葉が全部上滑り……。

 この学園では、みんなが何か持っている、っていう割には、みんなが何をどう持っているのか、具体的なことは何も言われてないし(まぁ、知ってても触れない約束だから、書かないのが正解なのかもしれませんが)。
 蓮本が博人のことを「かわいい」というけれど、具体的に何がどうかわいいのか、さっぱり読んでて理解ができない……。
 おまけに、生贄ゲームのルールも理解できない。めちゃくちゃやん。

 大体、三年に一回開催されていたはずのゲームが二年になった理由だって、現在の三年生だけにでも、正しい生贄ゲームを経験してもらおう……って「はぁ?」という感じですよね。
 それでまた悲惨な事態を起こしてたら目も当てられない……。

 なんか、プロとしてこの作品のクオリティはどうだろう――と思ってしまいました。ごめんなさい。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP