弁護士成瀬貴史の憂鬱

弁護士成瀬貴史の憂鬱
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
15
評価数
7件
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
講談社
シリーズ
X文庫ホワイトハート(小説・講談社)
発売日
価格
¥550(税抜)  ¥594(税込)
ISBN
9784062559799

あらすじ

あんたが俺のところまで堕ちてくればいい―。
元特捜部検事の成瀬貴史は、ある日、思いがけない男との再会を果たす。
それはかつての同僚であり、成瀬が密かに、けれど熱烈に恋していた男・相澤喬司だ。
五年前、成瀬はある男の罠にはまり、相澤を守るため誰にもその事実を告げず、広域暴力団・武藤組の弁護士になった。
しかし、その秘密を明らかにする一通の手紙が相澤におくられてきて…。

表題作弁護士成瀬貴史の憂鬱

相澤喬司
成瀬貴史

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レビュー投稿数3

重厚さを期待して肩すかし(笑)

ひねくれて健気とはわかりづらい受け様でした…あとデータベースの俺様攻めって…どこかにいましたか?俺様(笑)
実直な攻め様でしたが。

水無瀬雅良さんの手がけられた本を探していて遭遇。

元特捜部検事のヤメ検弁護士にヤクザ!!
どんなに重くハードな展開か!と期待して読み始めれば最後まで事件はなく軽快に話が進んでいきました(笑)

成瀬貴史はヤクザの奸計に嵌められ密かに恋をしていた相澤蕎司を護る為、特捜部を辞めた。

↑こう書くと深刻な雰囲気ですが主人公含め周囲はみんな、あっけらかん、としています。

大きく端折ると(端折りすぎですが)暇なヤクザの軽~い執着とお遊び心で特捜部検事を辞めた攻めと受け2人のスットコドッコイな心の交流です。

登場人物たちはそれぞれが自分たちの言い分を述べて、その言い分が絡まっていく群像劇みたいな感じ。

読みながらフッと鼻で笑ってしまうのはマイペースな面々に振りまわされている成瀬視線の文が時折、挟まれるから?

成瀬には申し訳ないけれど必死に怒りまくる人間の姿って端からみると笑えてしまう時がありますよね。

頑固者同士ゆえ平行線にみえる2人がどんなキッカケで接続き近するかと思いきや胃潰瘍って。

成瀬の鉄壁と思われた意地は胃壁とともに決壊したんですね。

お大事に、そしてお幸せに、といったところです。

サクサクっと短時間で読むには良いです。

ヤクザや特捜部検事、との単語から重厚な話を期待すると肩すかしを喰らいます(笑)

1

登場人物のどれも共感しがたい

うわー。
高岡ミズミ先生の作品て、自分にとっては「ヒット」か「かすりもしない」か
どっちかなんですが、今回は「ハズレ」です。
高岡ミズミ先生作品はドラマティックな起承転結がなく、どちらかというと
ジワジワ地味~にすすむ感じのストーリーラインが多い。
魅力はといえばスタイリッシュな登場人物と彼らが交わす言葉遊びのような
会話だと思うんだな。
だから、登場人物に魅力を感じないとトコトンだめです。

成瀬は、恋する相手である同僚の相澤との関係をばらすと脅され、
検事を辞職、ヤクザ組織の顧問弁護士となった「ヤメ検」弁護士。
相澤とは何度かセックスはしたものの、はっきりとした恋人関係ではなかった。
ヤメ検になって5年、突如相澤が目の前に現れ、ほどなく彼も検事をやめて
成瀬の家に強引に転がり込んできて…。

あ~~~~そもそも、二人の関係性がメンドークサイ。恋人なのか
好きなのか嫌いなのか、コミュニケーション不足にもほどがある状態。

成瀬はその美貌ゆえか、雇われているヤクザ組織の親玉や、その知己にも
コナをかけられるが見向きもしない。で、しびれを切らした親玉続きがより
実力行使パターンに出るんだが、それもものすごく中途半端なやり口なんです。
こういうヌルさが自分的にはイラッとくるものありましてw

なんつーか、男としてふりあげた拳を振るのか振らないのか、
そもそも拳をあげるのかどうか、っていうところが非常に曖昧で、
何度か「すこし前」の部分を読み返して確認作業したりなんぞして
意外に完読に時間かかったw

1

これ程までの意地っ張りは記憶がない

リーマンで再会もの、裏社会もちょっとでてくるお話です。
主な登場人物はみんな一癖あって興味深いのですが、受けの性格がとっても印象的でした。
ゲイで美人なんですが、恋愛に関しては斜に構えているところがあり、男同士の関係は実りがないと、かなり諦めている所があります。
そういう彼が本気になったのは過去も現在も一人だけなんですが、その彼に対する態度が意地っ張りで、天邪鬼。
彼のためには自分を犠牲にすることを惜しまない、というとっても健気なのに見返りは全く期待していない。
好きな相手に自分の気持ちがバレないようにしてるところも切なかったです。

水名瀬さんの挿絵もいつもながら美しいです。表紙の成瀬のちょっとタレ気味の瞳がたまらなく魅力的。
主人公二人の周囲の人物たちが一癖も二癖もある人たちなので、続編もどうなるか楽しみです。

1

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