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表題作わが愛しのドクター

一ノ瀬
世話焼きの助手
ナナ
天然天才博士

その他の収録作品

  • 愛の言葉を君に
  • Special番外編
  • あとがき

あらすじ

世界の注目を集める天才科学者・七原広海は生活能力ゼロの天然ダメ男博士。クールで辛口な有能助手・一ノ瀬は、そんな博士に絶賛片想い中!!
毎度文句を言いながらも「同じパンツを3日穿こうが敬愛してます!」
そんな想いを胸に、掃除に洗濯、料理etc.甲斐甲斐しく博士の世話をやくけれど――

作品情報

作品名
わが愛しのドクター
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199604072
3.3

(54)

(8)

萌々

(9)

(30)

中立

(7)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
22
得点
173
評価数
54
平均
3.3 / 5
神率
14.8%

レビュー投稿数22

これは萌える!超オススメです!

天然激ニブ天才博士・七原と、彼を敬愛する真面目な助手・一ノ瀬君。
この二人のやりとりが最高です。
七原が作り出した、人工知能・クラウス(ちゃんとボディもあり)。
彼は実は七原の亡き友達であり、以前七原が想いを寄せていた?カール・クラウス?の人格を移植したものだった。
そのことに嫉妬してみたり、クラウスと喧嘩したり、一見クールなのに博士のこととなると子供みたいになっちゃう一ノ瀬君がめっちゃ可愛い。
博士も少しながらではあるが一ノ瀬君がずっとそばで支えてくれてることに気付き、
彼がかけがえのない存在になっていく。
そして二人の間を引っかき回してくれるのがクラウスと、彼と七原の友人であるチャーリー。
この二人がとてもいいキャラなんですよね。
七原にとって大切な存在であるクラウス。それに嫉妬する一ノ瀬君のこともクラウスは気づいていました。
また、七原がかつてカール・クラウスのことを思っていたのを知るチャーリーも。
そして二人は一ノ瀬君と七原をくっつけようと計画します。
でも七原はおそろしいほど鈍くって、なかなか気づいてくれません。
しかしそんな七原もこの二人のおかげや、一ノ瀬君の告白&キス、七原の引き抜きの話などによって、
自分にとっての一ノ瀬君の存在に気付きます。
だけど自分が科学者であることから、一番に一ノ瀬君のことを考えられないかもしれないし、
七原にはカールの研究をつづけ、カール・クラウスとの夢をかなえるという役目もありました。
しかし、七原はカール・クラウスのことも含め、そばにいて一緒に夢をみようと囁くのでした。

とてもさわやかで、心が温まる物語でした。
七原と一ノ瀬君も結局キスどまりで、そこがまたイイんですよね。
一ノ瀬君としてはいろいろ考えているみたいだけど(笑)なんといっても七原の鈍さが本当にひどいので。
多分最近の小学生のほうがませてるわ。
でも一ノ瀬君は七原のことを本当に大切に思ってるから、きっと彼のペースに合わせて大事にしてくれると思います。
読んでるだけでほんと、ニヤニヤしっぱなしでした。
二人のやりとりも微笑ましいし、癒されたいときにどうぞ読んでください。
木下けい子さんは切ないのもいいけど、こういうほのぼの系も素晴らしいですね。

4

菊乃

ッチ。バレてたかww
おなじ「えもん」つながりってことで
これからもよろしくお願いします<(_ _)>
木下さん、「恋について」はアンソロジーで読んだんですが
これは、原作が木原さんですから、やっぱり初読みになりますね~。
絵の感じはすごく好きなので、楽しみです^^

ミドリ

確かむつこさんのところで〝きくえもん〟と名乗ってらっしゃいましたよね(笑)
あれから菊乃さんのことが忘れられなかったんです(笑)
私も初めての携帯のアドレスが「ミドエモン@…」だったのを思い出しました。

木下けい子さんもしかして初挑戦ですか!?
あぁもったいないですよ~!!
私も最近ハマったんですけどね、雰囲気を作るのがうまいというか、
何気な~い話だけどグイグイ引き込まれていきますよ。
この作品がよかったら是非今までの作品にも挑戦してみてください!

菊乃

うわ!挨拶し忘れてた!!と思って戻ってきたらすでに返信が。。。OTZ
大変失礼いたしました<(_ _)>
菊乃でした^^;

白衣とか眼鏡も好きですし、人工知能のクラウスもすごく気になります。
ミドリさんのレビューのお陰で新しい作家さんに挑戦できそうです!
ありがとうございました!!

ミドリ

菊乃さん、こんにちはー!
木下けい子さんは最近作家買いしてるんですが、
切なめのが多いイメージの中、今回のはすっごく可愛くってめっちゃお気に入りです。
ちょっとファンタジーなかんじがこれまたいいかんじですよー
買ったらぜひレビュー書いてくださいね~楽しみにしてます♪
コメントありがとうございました!

菊乃

この作品、ちょうど今日書店で見かけたんですよ!
でも、他の本を買う予定だったので買わなかったんですが。。。
買えばよかったw
すごく面白そうですね!!
木下さんは、「普通のひと」のイラストで知って以降気になっていたんですが
このところ次々と出版されてますよね~。
次に書店に行ったら買ってみようと思います!

ピュアホワイト!

パンツ(下着)を三日変えなくても良い…そんな汚洒落な七原博士は、
若くて子供みたいなくせして有名な科学者です。
そんな彼の助手として、研究以外でも日々世話を焼いているのが一ノ瀬くん。
パンツ三日や寝癖にはムッとしつつも、彼は七原が大好きです。
一ノ瀬くんのライバルは、なんと七原の研究対象である人工知能!
プログラムされたその人工知能を七原は「クラウス」と呼び、大切にしているのです。
最初は、所詮機械だからと思っていた一ノ瀬くんですが
実はその「クラウス」が、今は亡き七原の友人、クラウスに似せていると知ってしまい…。
優しい「クラウス」、チェスのうまい「クラウス」…
それらは総て、七原の中で生きるカール・クラウスの一部だったのです。
そして、「クラウス」の中には実際のカール・クラウスの人格も移植されていて…。

でも、それは生前のクラウスが頼んだことで、七原が自発的にやったわけではなかったようです。
「クラウス」のことも、亡き友人の一部としては大切にしていますが、「好き」ではないっぽい…?
連載なのにこの辺が割とあっさりしているなぁ…?と思ったら、
一番最初に収録されているのは、「わが愛しのドクター」ではなく、
そのプロローグ的な読みきり「愛の言葉を君に」でした。
なるほど、このあとに連載が決まったのでしょうか。

それにしてもこの「クラウス」、かなりな高性能です。
このプロローグのあとの連載作中でも、機械なのに大活躍をしています!
七原のまだ自覚の無い恋に気付いてみたり、一ノ瀬くんをからかってみたり。
女の子とデートまで!まったく隅に置けない人工知能だ…。
七原の友人と一緒に、二人の恋を傍観している感じがおもしろいです。
木下先生作品の中でも割とにぎやかな感じで、終始にやけて読みました…。

木下先生の絵は、すごく透明感があると思うんですけれど
今回はそれが、この作品全体をまとうピュアなイメージにすっごく合っていて。
眼とか、髪の毛とか、トーンとか…あのサラッとしている感じが、
お話を爽やかかつ可愛くしています。
もしかして今までの作品で一番好きかもなんて感じました。

3

おじいさんになっても清そうな。

SF世界のほのぼのおとぎ話、のおもむきです。
口絵は、微笑む生首を持つ男?!

すらっと長身の優秀助手一ノ瀬が密かに恋してるのは、天才頭脳だけど無邪気で子供みたいなウルトラ天然の博士七原(ナナ)。
そこにナナが作った人工知能「クラウス」や学生からの友人チャーリーが絡みます。
クラウスは過去のナナの想い人カール・クラウスがモデルで、本人のカールはすでに故人。一ノ瀬は機械と分かっていても、ついついクラウスにヤキモチ感情を抱く毎日。
クラウスは(機械だけど)結構腹黒で、そんな一ノ瀬の嫉妬ゴコロやナナへの想いもみんな分かっていてちょっと意地悪したりして。
一方ド天然激ニブのナナは、一ノ瀬の気持ちもクラウスの当てこすりや仄めかしなども、全〜然気付かない。ほのぼの通り越して残酷ですらあるのですが、一ノ瀬は半ばあきらめモードでナナの世話を焼いているのです。
そんなナナでも『一ノ瀬がいるとリラックスして楽しそう』とクラウスに指摘されて、恋とまではいかないけれど一ノ瀬が自分にとって必要な人なのだ、という自覚はするようです。
何も求めない、そばで一緒にいるだけでいいと言う一ノ瀬と、まるで誓いのキスのような…
キュ〜ン!

「Special番外編」
今度は家事お手伝いロボットを作ったナナ。モデルは一ノ瀬!(思考もトレースしている)
『食事にしますか それともお風呂 それとも僕を?』とナナの手の甲に恭しくキスする試作品01号。
君、何考えてたの?と責められワタワタの一ノ瀬です。

3

脇キャラが重要

ドクターといっても医者ではなく博士の方でございます。
天才だけれど生活能力が無い科学者・七原とその有能な助手・一ノ瀬、科学者仲間のアーヴィング、5年前に亡くなり今は七原の手によって人工知能として存在しているクラウスのお話。

七原とアーヴィングの開発で、どんどん人間らしい姿になっていく“クラウス”に嫉妬しつつ、研究と七原の世話に明け暮れている一ノ瀬が、そのクラウスやアーヴィングのささやかな協力により七原の心をゲットするまでのお話です。

もどかしいどころではないくらいの七原の恋愛音痴には脱帽ですが、それだけ子供っぽくて可愛い存在です。専門バカというやつです。
その分一ノ瀬がおじさんたちにいじられてちょこちょこと嫉妬し、ちょっとタイムスリップしてみたり、なぜかクラウスのデートに協力したりと八面六臂の活躍です。
全体的に熱くなるようなタイプのキャラクターがいないので、大きな盛り上がりがあるわけではないのですが、ふんわりとかほんわかとか柔らかい気分で気持ちよく読めます。

こんな二人なのでチュウ止まりくらいがちょうどいいし。
人工知能に気を使われているくらいだし・・・
最初に書いたように、アーヴィングとクラウスがいないとお話そのものが成り立たないくらい重要な存在のおじさん二人でした。
だから七原もおじさんのはずなんですが・・・かわいい。

2

ひよひよ

ほんわか、ふわふわに、ますます磨きがかかってきた木下作品。

この作品も、ひよひよ天然な博士様にうっかり恋してしまった助手君が、報われているんだかいないんだか、微妙な生殺し状態で尽くしまくるお話?

これだけ天然なのも、一種の暴力だろ…

ただでさえ報われずに可哀想な助手・一ノ瀬に、さらに追い打ちを掛ける、博士の作ったAI・クラウスと博士の旧友チャーリー。
どっちもなかなか食えない、いい性格。
天然博士と、食えない二人(っていうか、一人と一AI)に囲まれて、
一ノ瀬の世話焼き体質は、不幸引き寄せ体質とワンセットのよう。

一応、両思いでハッピーエンドではあるけれど、これから先も、一ノ瀬君の苦労は尽きることなさそう。
肉体的にも、きっと大して報われることもないかも。
でも、そんな曖昧で、甘ったるい二人が、気づいたら一生添い遂げるちゃったりしてるといいなって感じさせる、ロマンチックでフワンと甘い読後感のお話でした。

2

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