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何だか10月はおやじ受け月間のようにたくさんおやじ受けが出た気がしますが、月末になって超ヒットが出たかも?の予感です!
しかもエロ沢山で、内容も濃ゆくて、オヤジスキー必見です☆
表題作と「罪悪は肌の上に」「肌の上に降る花」は、会社員の月島と中学美術教師の山地のお話です。
山地は月島の筋肉美の立派な体が好き。
月島は、体だけが好きなセフレな関係なのかと悩む。
そんなことも知らずに呑気な山地は、自分の体を見て愕然として、痩せようと努力する。
ゆるんだ腹と横棒になったヘソ表現がツボ!
でも、あなたの体だから欲しいと月島の真剣な声を聞いて、初めて月島が好きと告白☆
おじさんのゆるんだ体とエロい表情がカワイイ!
そして相変わらず呑気な山地、月島と暮らすと痩せると上機嫌なのに、実は月島色々無理してたんですね~
それを心配した同僚の青木(オヤジスキー)に山地は叱られて反省。
おやじが白いソックス履いたままでエッチって・・・ものすごくエロいんですがぁ~~ゾワゾワ~~
そして花見をしながらのラブラブ・・・ここでも山地は・・・さくら餅化・・・
本当に呑気で意外にKYな山地が無茶苦茶可愛いんですよ!
「恋愛痛」「恋愛痛ー悪化ー」「その時の彼」
は、月島の同僚の青木と清掃員のおじさん水沢さんの物語。
青木も年上のおやじが好きなんですが、山地みたいなカワイイ系ではなくて、がっしりしたガタイのいいのが好み。
お昼の弁当を一緒に食べることで接近を計り、うまくお持ち帰りに成功。
青木が月島と山地のことを話しているところを立ち聞きしてしまったり、山地をかまっているところを見てしまったりして、自分はタイプでないのか?とショックを受ける水沢。
これらのシーンは「肌~」シリーズの場面とリンクしていますよ。
携帯を持たないから青木からもらったメモを律儀にカレンダーに貼っていたり、ガタイはいいけどカワイイでないですかぁ♪
酒に弱い水沢、酔っぱらうともっとカワイイらしいですよ。
この二組、表紙裏に後書きとともに4コマ漫画が付いていてまた笑わせてくれてます。
「許された歌」「真実の歌」は武器商人(人間)×鬼 という人外受けです。
鬼のことをかわいいと頻繁に発言する人間は、ひょっとすると一目ぼれだったのかしら?
鬼にたくさん宝石のついた首輪をプレゼントして(150個も)そのせいで盗賊に命を狙われてるって・・・お笑いオチ付きです。
鬼は人間より寿命が長いとするとこれも年下攻めで、鬼はおやじなのかもしれないと思いまっす。
ふぅ~満足な一冊でした。
まず何より絵が上手!若者・オヤジにかかわらずとっても魅力的な体(もちろん顔も)を描く作家さんだと思います。ページを開くとそんな魅力的な体がドドーンと目の前に。それだけで私のハートは射抜かれました…vvv
何でしょう、色気が有りすぎず無さ過ぎず程よく肉感的。水っ気も丁度イイ感じだし、顔の表情も思わずガン見しちゃうくらい素敵です!!相手の手で口を塞がれた時のほっぺたの辺りやお尻やブツやその他様々な場所の質感も良いなあ…全てが美味しそう…!!!
絵だけが魅力では無く話もそれに釣り合ったものになっています。と言っても内容がガッツリ有るのとはまた違っていて、話の流れを追いながら絵の魅力を堪能できる位の丁度良いボリューム。その辺りも心地いいんです。
●『肌の上の~』『罪悪は~』『肌の上に~』
相手を想ってしているはずの行動が互いに噛み合わずドタバタする、若いリーマン×オヤジ美術教師の話。
オヤジのダメっぷりに萌えまくり!自分の世界でグルグルし過ぎて勝手な事しちゃうし…自分の欲望に忠実なんですよね。だからHだしww美術教師って設定もその性格にうまくハマっていてもう本当に可愛いったら!
●『恋愛痛』『恋愛痛―悪化―』
若いリーマンにアタックされてドキドキしちゃうオヤジ清掃員の話。
アタックされて困惑するオヤジが見どころ。こっちのオヤジはマメで可愛い。段々と素直になっていくのも愛らしい!
しかしあのまま公園でしちゃうとは予想外wまあそれだけ想ってたって事でしょうね♪
オヤジ受の魅力に片足くらいハマってた所だったんですが見事にトドメ刺されました。その道に興味ある方は是非是非!!
そうそう、ファンタジー系の作品も載ってます。オヤジは出て来ないけれど代わりにガッシリした鬼が受です♪やっぱ絵ウマー…!
直野儚羅さんの描くオヤジ受けが好きなので購入しましたが、なかでもオススメできる作品です!
特に恋愛痛(れんあいつう)は振り回される年下青木×無口なオヤジ水沢で、いちいち嫉妬してでも怒鳴りつけたりせず内に溜め込む水沢がとても可愛らしいvV
この他に二本、
本のタイトルとなっている「肌の上の恋愛事情」、
そして人外オヤジ受けの「許された歌」があります。
どちらも受け攻めどちらも可愛い!
もう五回読み返しましたが何度読んでもにやにや出来る作品かと思いますV
そして話しが少し変わりますが、本のカバー裏も忘れずチェックしておいたほうがいいです!
いやいや、逆の意味で!
表紙は肌色率ゼロで、どの書店でもどんな店員さんでもレジで恥ずかしくない。なのに!
ここまでエロエロでもってくるとはね〜!
これは嬉しい驚きを超えて、家なのに背後注意しちゃいました。
いえね、直野先生は「オヤジBL」がお得意なのは知っておりましたよ。
しかし、さすがは「麗人」…
「肌の上の恋愛事情」
顔も体もイケメンな若いリーマンxくたびれ美術教師。年の差は20才くらいかな…
おじさんの山地は自分のたるんだ体が情けなくて、若くて引き締まった月島君が何故自分と?と焦り、逆に月島君は山地が自分の筋肉のシルエットにしか興味がないんだ…と不安感が消えない、というお話。
ありのままを好いてくれる相手には取り繕いは要らない…理想はそうだけど、山地サンの気持ちわかるわ〜!
「恋愛痛」
月島君の友人・青木君もまさかのオヤジ好き。
青木のお相手は、清掃員の水沢さん。こちらは長身でガタイのいいおじさんです。
水沢は何故青木が懐いてくるのかわからないまま酒に酔ってヤられ、青木の真意がわからないまま誤解し…ただ、ノンケの筈の水沢さんがオチるの早かったなあ。
「許された歌」「真実の歌」
ファンタジー。命を狙われている武器商人一族のライカx半封印されている鬼・ザイ。
人間には冷酷なライカはザイには甘々で、超豪華な宝石で作った首輪を150個も作っちゃいます。
3作ともエロは濃いです。オヤジ受け好きな方に大いにおすすめ!
三種三様のオッサンテイストの味わいが味わえる作品。
いや、三つ目のザイ(鬼)はオッサン呼ばわりすると怒るかもしれませんが目元に既に加齢線がついてるよ?ってことで。
まず一人目の「可愛いおっさん」美術教師の山地。とにかく月島の筋肉が好きでしょうがない。でもその気持ちは凄く分かる・・・月島の体は綺麗です。
(あ、ここはレビューする場所であって主人公に共感する場所ではないかw)
でも月島は体だけ好きなのではないかと疑ってる。山地は月島の体を特に愛していることが分かってもらえない上に月島に比べて残念な体にコンプレックスを抱いてしまうというすれ違い。
それゆえに時に力づくで愛してるんだと訴える月島もコンプレックスは何とか解消したりして努力したりする山地も可愛いのです。
この頃やっと直野さんの書くオヤジの良さがわかってきた自分ですが、本当に描写が精密。
アバラが浮くような筋肉の薄さにうっすらと脂肪を乗っけてリアルでありながらふくふくと愛らしい体もそうですが、
例えば3kg痩せた!とどうよする山地がちゃんとおへそが横→縦になってたりするような細かい描写が素晴らしいと思うのです。
二作目は「けなげなおっさん」の恋愛痛の水沢。
月島もそうですが直島さんの書くおっさんは基本的に自分の可愛さには気づいてないw
この人の場合は子供じみたワガママも言わず、青木が「可愛い」人がタイプと聞いて噂を聞いてもただ淡々とそれは自分じゃないんじゃないかとぐらぐらしちゃったりする。抱かれてアンアン言ってるのに!
まぁルックス的には体格的に水沢が勝るのも可愛いとは思わない理由なのかな・・・
でも貰ったささいなメモをカレンダーにペタペタはるよーな人が可愛くないわけがないw
三作目は「さめたおっさん」の鬼のザイ。
半封印の鬼という事情もあって自分がすでに死んだ身のように思っている所があり、そこにいつ死んでもおかしくないと冷めた目で見ている武器商人に買われることによって護衛として生き場所を見つける、と。
でもザイに求めるのは従者というよりお互いの背中を守れる存在だったのですね・・・愛玩用じゃないからエッチなれなんかしてなくって、涙ポロポロこぼしながら許してくださいなんてごっつい体でいってるのが可愛い・・・。
総じていうなら「このオヤジカワイイ!」ということです。