「生涯の伴侶になってください」

冥婚

冥婚
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
1
得点
3
評価数
2件
平均
2 / 5
神率
0%
著者
 
原作
 
媒体
コミック
出版社
芳文社
シリーズ
花音コミックス(コミック・芳文社)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784832286801

あらすじ

研修医の八城貴志は、患者を助けるために奇妙な賭けをすることになった。相手は貴志を「運命の相手」と言い張る絶世の美貌の人形師・久世 偲。平凡な日常が強烈な執着に弄ばれていく超エロチック運命婚ロマンス。
(出版社より)

表題作冥婚

人形師 久世偲・19歳(?)
小児科研修医 八城貴志・24歳

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レビュー投稿数1

身代わり人形

00年にクリスタル文庫から出た原作を元にマンガになったものだそうです。
原作は読んでないのですが、コミカライズによくある端折った感や、急激な転換は感じられず、スムーズなストーリー運びで、充分にマンガとして楽しむ事が出来ました。
自分的に”人形”というのは萌えキーワードなので、そんな点も楽しめました。
この主人公は小児科の研修医ですが、10年前の小説なんで、現在の医師不足とか激務とかそんな部分はもっていません。

主人公・貴志の担当患者が手術を前に人形が欲しいというので、あげる約束をしてしまいます。
買いにでかけたところで出会ったのが長髪で和服姿の人形師の久世偲。
子供の希望する人形はなく、験が良いからと別の人形を手渡されますが、それはまじないがかった法外な値段のものでした。
付き返そうとする貴志に偲は、賭けを持ちかけ、子供が助かって人形が壊れたら偲の勝ちだというのです。
その通りになった結果に貴志が偲の元へ出向くと「貴方と私は運命の伴侶」と言われ、身体を奪われてしまうのです。
そして、段々と明らかになる貴志と偲の関係と人形の秘密。

偲の外見・黒髪の長髪に和装と続きいうのがビジュアル的に好み。
無理矢理貴志を奪ったり強引で不遜な性格と思えば、それは執着であると思うのですが、反面貴志に嫌われるのを怖がっているような部分も持ち、隠れワンコ的性格なのでは?
貴志は医者という職業もあるかもしれないが、最初は子供の為、次は原因不明の病の友人の為と、結構人の為に何とかしたいと思っている人で、ちょっとヘタレの優しい人だと思う。

偲が言う”運命”と一言で片づけるには深い因縁が実は貴志と偲の間にあって、その関係を知ることによって、”運命”を受け入れることになるのですが、偲の家という人形師の仕事の部分は、滅茶ファンタジーな部分です。
それがあるから、急激な展開が現れるのですが。
偲の義兄の猛という男が、貴志の友人の病気に関係して出てきます。
一体どんな人なんだろう、偲に振られて大陸へ渡ったという設定だそうで、大人の男を連想したら、予想を裏切る若者でビックリしました!
猛によって、偲の秘密が明らかになり貴志にとって、本当の運命の相手であることがわかるのですが、それは業の深さともいえるのかもしれません。
ラストが人の命を左右するほどの人形の力というのを見せておきながら、あっけなく愛のハッピーエンドになってしまったことで、ちょっとあっけなかったなとは思いますが、、
おいてきぼりくらった猛、どうなるんだろう?
あんな、結構重くない普通の人が人形をね~と、そのギャップがいいのかもしれない。

しかしながら、人形をテーマにして、なかなか面白い設定をつけていて興味深かったです。

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