• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作セイント・バトラーズ 菫の大公と黒の家令

あらすじ

闇を退け、人の世を作った賢者・聖エディスの末裔である、エディス大公家の若き当主・アンドレア。少女めいた可憐な美貌と明晰な頭脳に加え、卓越した魔術の腕を持つ彼の悩みは、生まれつき体が弱いこと。一年の半分を病床で過ごす彼に、悪友の伯爵ヒューバートと大公家の執事たちはいつも心配顔。だけど、大公家の領地で若い女性を狙った怪事件が起こり――!?
志麻友紀×つだみきよが贈る華麗なる王宮事件簿、開幕!!

出版社より

作品情報

作品名
セイント・バトラーズ 菫の大公と黒の家令
著者
志麻友紀 
イラスト
つだみきよ 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
ビーンズ文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784044451257
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

色々なタイプが揃ってます

話の筋立てとしては、全く以ってBLではないのですが、行間から漂い出ている何かが、BLな妄想力を掻き立てます。

登場人物は、さまざまなタイプの男たち!
少女めいた可憐な美貌を持つ、主人公のアンドレア。
アンドレアの親友で、王国一の剣の使い手でもあるヒューバード(美丈夫の女タラシでちょいワル担当)。
エディス家を取り仕切る家令で、剣の腕も超一流のジン(黒髪を持つ東洋人で、メガネがポイント)。
アンドレアの叔父であり、医師の資格も持つ執事のレイアティーズ(美形だけど、マッドというよりサド)。
王国の元将軍で、料理の得意な執事補のダグラス(ワイルドな兄貴)。
叙任式である事件を起こしてしまった魔法使いのフットマン、エスター(丸メガネをかけたドジっ子)。
科学アカデミーを出奔した天才発明家のフットマン、マックス(メカオタで、頭に載せたゴーグルがポイント)。
そして、白いフード付きのマントを身に纏い、ヴァニラの香りを残しては消える、謎の魔法使いと思われる男…

頭脳明晰で、魔法使いとしても秀でているアンドレアの唯一の弱点は、病弱なこと。
そんなアンドレアを過保護なくらい甘やかす執事補以上のオトナ組!
とくに、ヒューバードとジンがアンドレアと絡むシーンは、友情や主従を超えた何かがあるのではと、勘繰りたくなるくらいです。というか、あってほしい!!
フットマンの2人も、お互い反発しながらもイイ感じですb

これだけ萌え要素があるにもかかわらず、色っぽい事柄はな~んにもないのですが、その分、心の翼が羽ばたくこと、請け合いです^_-☆

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP