ワガママなアラブ王子×大和撫子な高校生のアラビアン・ロマンス

花嫁は砂漠にさらわれて

hanayome wa sabaku ni sarawarete

花嫁は砂漠にさらわれて
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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
ISBN
9784044550158

あらすじ

大和撫子を探し求めて日本を訪れたアラブの王子・サイードに、理想の花嫁として国に連れ去られてしまった真琴。体の相性を確かめたいといきなり押し倒され、さらに気に入られた真琴は、困るほど寵愛されてしまい…!?
(出版社より)

表題作花嫁は砂漠にさらわれて

サイード 王子
真琴 高校二年生

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  • あとがき

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大和撫子を求めて、砂漠。

幼いころから大和撫子を妻にする!という夢のもと、日本語を学びそしてついに理想の大和撫子を求め日本へやってきた砂漠の国の王子サイード。
さすが王子様!やることが一味違う。
そんな折に、とある紹介で訪れた柳川家でついに理想とする大和撫子と出会う。それが、受けの真琴。
可愛い着物姿でお出迎え、おまけに具合の悪くなったサイードを介抱したり、お昼ごはんを作ってあげたりしているうちに真琴こそ理想の大和撫子!と気に入られてしまい・・・
「お礼に私の家で昼ご飯でもどうだ?好きなものを用意させる」・・・という言葉に真琴は「行く」と言ってしまったからさぁ大変。
翌日、自家用ジェット機で自国へお持ち帰りされてしまったのでした。

サイードが本当に真琴の話を聞かない俺様で強引でマイペースで、真琴が言う文句を全て受け流し、しかもマイナス要素を全く汲み取らず全てを前向きにポジティブに持って行くという、こんな人と会話したくないよ!な人物でこれはどうしたことかと思いましたが、そんなふうに切り返すのには彼は彼なりに色々考えての事だったらしく。
それは、いかに真琴を花嫁にするか、いかに真琴を口説くか、いか続きに真琴を国に留めるか、といった具合に自分の都合の良い方への考えばかりで笑えました。
何故、大和撫子を求めているのか?は幼少期の経験が関係しており、ほぼ擦り込みに近い。
しかし、夢を現実にしようとする行動力が王子様らしいといえば王子様らしい。

真琴はまだまだお子様なので、サイードの言葉の裏の意味を読み切れず汲み取れず、さらっと騙され言葉巧みに丸めこまれていく感じで、後になって気が付く。
大和撫子と思われているなら、そう思われない振舞いをすればいい!と男子高校生らしくダラシない恰好をしても、全てやることなすこと何故か裏目に出てサイードに余計に気にいられてしまう。

真琴が男の子!って感じで元気がよく可愛いけれどやんちゃで。
けれど、祖母のしつけで礼儀作法などはしっかり叩きこまれているから、やんちゃなんだけどどこか真面目。

ここのシーン好きだなと思ったのは、真琴が砂漠に置き去りにされサイードに救出された後、不安からサードにくっついて回り、夜も添い寝してもらって、翌日もぴったりくっついていた所でしょうか。
それまで、何かとサイードに文句を言ったりふくれっ面だったのに、この変わりよう。
サイードも満更ではなく、嬉しそうでようやくふたりの仲が上手くいきそうだねーって所です。
ほのぼのて可愛いシーンでした。

コメディの軽いノリで面白く、前半の真琴とサイードのかみ合わない会話が面白かった。
詰まることなく、そこまで複雑な話でもないのでサクサク読め砂漠モノ定番設定も盛り込まれていて王道系のお話だった。
ただ、起きる事件が小粒で(女性の単独行動なので仕方がありませんが)、ちょっと物足りなかった感じではありました。
そこまで濃くないので、砂漠モノあんまり読んだことないという方にはお勧めかもです。
逆に濃いのが好き!という方にはちと物足りないかも?な砂漠モノでした。

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