彼の眠る場所

kare no nemuru basho

彼の眠る場所
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
7
評価数
2件
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784862639332

あらすじ

会社の同僚の吉岡と甲斐。男好きで美形の甲斐は、同僚の吉岡にも迫ってくる
困ったヤツだけど、吉岡は彼のことがどうしても放っとけなかった。それは
明るく振舞う甲斐が本当はとても何かに傷ついているように見えたからで…。
不器用で切ない恋を綴った珠玉のオフィスラブ!
(出版社より)

表題作彼の眠る場所

保険会社総務部社員 吉岡
吉岡の同期同僚 甲斐直紀・28歳

同時収録作品エレメンタル

その他の収録作品

  • 彼と棲む場所
  • あとがき

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レビュー投稿数2

明日も君が生きてること

ものすごく鬱なお話でした。
保険会社に勤める甲斐と吉岡の二人は性格は正反対の同期のコンビ。
甲斐のほうは重いトラウマを抱えていて、躁鬱状態です。
普段はものすごくハイなんですが、一人でいると不眠症で拒食気味で自傷行為に至るまで…。

それを吉岡が文句をいいながらず~っと支えてくれるんですね。
この文句を言いながら、怒りながら、甲斐を殴りながら、いい加減にしろと言いながら、でも甲斐を見捨てないところがいいんです。

お話は暗いのに、テンポがわりとコミカルなので読みやすさはあります。
ですが内容が内容だけに読み手を選びそう。

個人的にはストーリーは面白かったし、カップリングとしても萌えました。
生きる気力をなくした人にどうしたらいいのか、自分の存在は支えにならないのか、難しいことだけど、甲斐を見捨てない吉岡って存在が、人間としてすごくカッコイイです。
明日も元気に生きてることが当たりまえなのに幸せなことなんだなあと感じるお話でした。

2

かなり奥深いトラウマもの

実に痛い話だった。
痛いというのは、主人公・甲斐のトラウマ具合である。
彼は慢性的に不眠で、昔の幼馴染で元カレというのに会ってから食べるということもできなくなり、典型的なウツの症状に冒されていくのだが、彼が自殺未遂をして入院した時の様子が、実は自分的にそれによって命を絶ったある知り合いを思い出させて、本当に胸が苦しくなったのだ。
この物語では、トラウマの原因を理解する相手と、それを分かち合える相手が現れた事で、まったくそれから逃れたわけではないが、受け入れて前向きに生きていくという結末が得られたので救いではある。

宮本さんのマンガは、どこが萌えるとかいったそういう萌えというのとは違い、本当に人の心にグサリと喰い込むシリアスが魅力なのだと思う。
そういう点で、実に地味なのではあるが、心に残る話ではある。
今回は、恋人でもない、ちょっとした身体の触り合いをする同僚が見捨てておけなくて、でもそれは同情というのでもなく、彼がどうして苦しんでいるのか知りたいと思う、そんな情から来た愛ではあるが、こうした結びつきは、その相手が誠実であるだけに、安堵感を与えるのです。

『エレメ続きンタル』はクロフネZEROに掲載されてBL未満のファンタジー。
神主の息子、実家が神社の為か霊の見える男が、居心地がよいと感じている同居男性が囚われている夢=実はそれは命の危険を含むものなのだが
を打破する話である。
ちょっと陰陽師っぽくて、自分的に好きなテーマです。

評価が「萌」にはなるが、これはトキメイタという萌えではないことは書いておこう。

1

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