• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作獣の愛し方

スポーツ万能の後輩 熊井・高校1年
バスケ部の先輩 濱田・高校2年

同時収録作品チューズ・ミー

不良 安
委員長 掛井

同時収録作品恋だからしょうがない

高校生 久川真己
高校教師 酒井

同時収録作品誘ってはまって

囲碁部 滝江
クラスメイト 鳴海

同時収録作品胸のゴング

高校生 嘉納
嘉納をライバル視している同級生 如月

同時収録作品グリーンデイズ

他校の弓道部 安間
高校生 河本智重

その他の収録作品

  • 獣と一緒
  • スイッチ・ミー
  • したいからしようがない
  • はまって落ちて
  • コンパのゴング
  • その後のグリーンデイズ
  • あとがき

あらすじ

弱小バスケ部に俺が勧誘したのはスーパー高校級の新入生。ところが、他の運動部も狙っていた逸材をゲットしたせいで、嫉妬と嫌がらせを受け続け、その新入生にはレギュラーの座も奪われるハメになった俺。もしかして、こいつは疫病神!?鬼畜でケダモノな後輩の欲望に狙われて、俺の貞操は大ピンチ!! 童貞メガネ教師も真面目委員長も腹黒部長だって恋に堕ちる、高校生ラブコメ作品集★描き下ろし付き。
(出版社より)

作品情報

作品名
獣の愛し方
著者
オオヒラヨウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832287600
3.4

(15)

(1)

萌々

(5)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
52
評価数
15
平均
3.4 / 5
神率
6.7%

レビュー投稿数7

キュンキュンした!

短編集です。
めちゃくちゃ面白かったし、めちゃくちゃキュンキュンしました。
オオヒラヨウさん初読みでしたが、これは他の作品もチェックしなければと思いました。
どの短編もクオリティ高いよ!短いのに、萌えは濃縮されて詰まってる。ヒネリもきいてる。ユーモアがあったり若干ブラックだったり、バラエティも豊かです。

『獣の愛し方』
イエス!猛獣使い。
受けくんはちょっと可哀想ですが、猪突猛進の大型ワンコ萌えです。

『チューズ・ミー』
不良×優等生←この組み合わせには鉄板の萌えがありますね。
優等生が最後に見せた顔にニヤニヤ。
この話もある意味猛獣使いな話ですね。

『恋だからしょうがない』
生徒×先生
年下の一途な攻めくんは可愛いなァ。

『誘ってはまって』
囲碁上手な攻めに萌え、そしてアホの子受けに萌える。
全部の短編のなかでこの話が一番好きです。
腹黒っていいよね。

『胸のゴング』
これは微妙に無理を感じたかなー。
でも面白かったです。

『グリーンデイズ』
エッチするとこが読みたかった!
オマケの部分は、笑いました。成長しすぎ!

3

緩急のバランスが大好き

この本もそうだし、オオヒラさんの他の本にもあるんですが
短編→同じ二人の後日談ショートという構成が自分、けっこう好きみたいです。

そのショートのネタについてもくっついた後でありながらほー、こう進化したかっ。と微笑ましく思える物があったり、
逆に「うそぉおっ!」などんでん返しがあったりと細かいインターバルでいい感じに心揺さぶってくれます。

どのお話も導入から最後まで「ちょっと待て」と思わせるような急展開もなく、納得のいく学園ものというイメージです。
エロの配分も多からず少なからず。ほしい所にちゃんとあり、しなくてもいいかな?ってお話はきっちり愛してる、レベルで抑えられたり。
謎の感動やリピード性とまではなかったので、神とまではしませんけども名本ではあると思います。

あ、それから以前北別府ニカさんについて同じことを言った気がしますが、オオヒラさんも「口力」があると思うのです。

2

ぜーんぶ高校生

読んだ後にとってもほのぼのして気分がよくなる短編集でした。
自分がオオヒラヨウさんびいきだからかもしれないんですが、やっぱり何があっても全部好きなんです(すみません)
ちょっとトボケタ勘違いだったり、おバカだったり、策士だったり、恋愛と呼ぶには本格的ではなく、あくまで青春の1ページとして若者らしい清々しさで主人公達が登場して、学校生活の中で関係が進んでいくので楽しくていいな、っていう印象なんです。
なにより、とっても普段着感覚で飾らない素直さが絵にもストーリーにもあるのがいいのかな?

表題は別名「猛獣使い」?
たまたま新入生の部活勧誘に声をかけたところ、その新入生・熊井はスポーツ万能の有名選手。
なのに、他の部に行かないで声をかけた濱田の弱小バスケ部に入ったから他の部から激しいバッシングにあっている。
熊田はデカい図体で濱田のあとをついて回ってうっとおしい存在。
熊田の有能さで大会の上を目指したい部は、熊田をレギュラーを入れる代わりに濱田がレギュラー落ちすることに。
部を止める事にした濱田に、それなら俺も辞めると熊田は言うが、部の為を想いひきとめるのだが、熊田はどうにも身が入らずミスばかり。
たまりかねた部長が濱田に戻ってきてほしいと頼むのです。
熊田、大型ワンコの性質ですが、名前の通り熊ですw濱田の言うことしか聞かない熊!
デカイ熊だけど濱田一筋についほだされてご褒美あげちゃったから、、、(爆笑)
普通はワンコに「待て、お座り!」だったりするのが、やっぱりこれはどうしても熊にしか見えないのが面白いのです。

『チューズミー』委員長の掛井は不良のヤスにヤられているのに、それでもとても面倒見がよくて気軽に呼び掛けてくる。
一体どうしてなんだよーってヤスが怒りにまかせてまた抱いて、という関係が続くある日掛井が事故に会いどうもヤスとのことを忘れてしまったようだ。
ヤスがおバカという設定もあるが、頭の良い委員長が自分の気持ちに気がついてもらうための一芝居は、単純バカには結構効くのデスw

『恋だからしようがない』これは唯一大人が登場の生徒×先生編
このまま一生一人でエッチもしないで終わるんだろうか?とちょっとネガの先生が一大決心をしてハッテンバへ行くのだが、そこで出会ったイケメンと初めての体験をすると、、、
よくあるテンプレですが、この作品は唯一受けが色っぽいのです(大人だからかな?)

『誘ってはまって』策士に天然男子がはめられるお話デス。
振られた彼女の机にキスをしているところをあまり親しくないクラスメイト滝江に見られた鳴海。
すると滝江がわかったといって翌日友達になろうと言う。
囲碁の名人である滝江の駆け引きと策略で鳴海が堕ちるww
いや~本当、ラストでそうだったのか!?って、これが良かったデス。

『胸のゴング』頭がいいのに、相手をライバル視するあまりアホな勝負をもちかけて相手の思うつぼに堕ち入るおバカ高校生が爆笑!

『グリーンデイス』いつも登校前に見る他校の弓道部員にあこがれていた、女子っぽい男子が、女子に頼まれて女装して合コンに行くとその憧れの人がいた!
メールがきてデートするんだけど、その人は女友達がすきだから応援してね、ってたのまれていたから自分から好きだっていえない。
ちょっと切ない恋のお話の展開が他の作品にくらべて乙女チック。
しかし!!書き下ろしで爆笑します。

どの作品にも書き下ろしのギャグショートがついていて楽しめます。
ラストの作品をのぞいて、どれも「ザ・男子」という風貌をしているのがいいのかもしれませんねv

2

どの話もほどよく面白いのです。

短編です。
短編です。
とっても短編集です。
どのお話も程よく面白く、程よく萌えられ、程よく纏まりオチが付いていますが、やはり短編ということで多少の物足りなさがありました。
同月発売の『凸凹な僕たち』は1冊の中に半々で表題作と別タイトルが収録されており、読み甲斐もありお話的にも充足感がありました。
そのノリで『獣の愛し方』を読むと、短編ばかりなので満足度がちょっと下がるかもしれません。

ただこの作品の嬉しい所は、それぞれの短編に描き下ろしが付いているところです。
1頁ですが、ふたりのその後や本編では見れなかった関係などが読めるのは嬉しい。

面白かったの表題作と『誘ってはまって』です。
誘って~は策士、策に溺れるのオチかと思いきや、策士、恋に溺れども策には溺れずなお話でした。攻めの腹黒さと受けのおバカで意外に純真な所が猛烈に好きでした。
もうひとつ『グリーン・デイズ』。
女の子に見える男のこと、男前の男子生徒の恋。
可愛いから、女の子に見えるからという自覚があっても、女の子になりたいわけではない受け。自分は男なんです!と攻めに告白するときに勇気は相当なものだったろうなぁと。
そして、描き下ろしのその後が、予想通りで笑える展開でした。

おおひらさんは短編も好きですが、中編ぐらいのお話を書かれる方が、味が出る作家さんな気がします。

2

かる~い短編集です

お初です、オオヒラヨウさん。
学生ものが好きだから読んでみましたッ♪

部活の先輩×後輩、不良×委員長、生徒×先生、などなど、短編集なんだけど、どれもオイシソーなにおいがプンプンwww
どれも良かった!
でも、他の方も書いてるけど、短いだけに物足りないんだよーー(><;)
そのせいで全作駆け足の印象。
ぜひぜひもっと長いページで読みたいです!

各作品についてるオマケ漫画がスッゴク楽しい\(^o^)/
ピリッとスパイスきいてます♪♪♪

お話は最後のがキュンときたなあ。
短いけどキュンなの。
でも超少女マンガ展開で、これは女の子でもいくない?と思った・・・・(^_^;

あと、なんでも勝負!って頑張っちゃってるのが子供っぽくてアホらしくてカワイかったなあ。
まさに性春(笑)

2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP