長い間きみを見ていた

naagaiaida kimi wo miteita

長い間きみを見ていた
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌7
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
43
評価数
14件
平均
3.3 / 5
神率
21.4%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784799710111

あらすじ

踏み荒らされた心に、希望は育つのか──
高校教師の白井は、生徒の赤石に恋をする。
男らしく明るい赤石が、昔片思いしていた同級生にとても似ていたのだ。
臆病な自分が再び激しい恋に落ちたことに怯える白井。
一方赤石は白井の控えめな目線に、すがすがしい恋の予感を覚えていた。でも……?
熱い涙がこぼれるまでの、長い恋の物語。

(出版社より)

表題作長い間きみを見ていた

教師として母校に戻った赤石俊介/高校生・紺野
過去にとらわれている高校教師・白井成美

同時収録作品欲しいのは望み

須藤 守 大学生
保科 大学生

その他の収録作品

  • 黒衣の群れ
  • 心にはなお赤い痕
  • 春に似ている
  • 好き好き白井先生!

評価・レビューする

レビュー投稿数6

ちょっと暗さが目立った

この単行本のタイトルになっている作品はないのですが、裏表紙の紹介によると赤石x白井のカップルのシリーズのお話が3作品と短い描き下ろし、「君の顔に射す影」のスピンオフの作品が1つ収録されています。
赤石x白井のお話は2007~2011年に雑誌に発表されていて、絵柄の変化も少し見られるかなと思いました。
2作品とも過去に経験したことがトラウマになっていて、全体的にはちょっと暗い雰囲気です。
私は赤石x白井のカップルのお話の方がシリーズで数話で読めたという事もあって、主人公の感情の動きが分かりやすく、こちらのカップルのお話の方が好きでした。
赤石君が何年も一途に白井先生の事を想っているのに萌えました。ちょっと強引そうな攻め様が一途なのはキュンとします。

「君の顔に射す影」のスピンオフは、前作で一番好きだった保科君のお話でしたが、前作の印象とはちょっと変わっていた保科君。
まさかこうくるとは…と少し意表をつかれた作品でした。

0

保科君が目当てで

高校生と教師のお話と、『君の顔に射す影』で当て馬だった保科のお話が収録されています。実は、保科のその後が読みたくて購入した作品です。

今度こそ、保科の幸せを願ってたんだけど、相変わらずに傷ついたままだったのが切なかったです。おまけに、相手が加藤に似た人って…。どれだけ、自分を痛めつけたいんだと思ってしまいます。でも、須藤に痛いほど欲しがられて、これからは幸せになってほしいと思います。

そして、表題作もズンッと胸にのしかかるような、重いお話でした。架空のサイトの時は、たくさんの生徒にやられてるのかと、胸が苦しくなりました。
野火さんの作品を読んだのは、これで2作目だけど、ちょっと自分にはハードルが高いかなと感じます。

3

なかなか暗かった。

表紙に一目惚れして買ってきました。
初読みの作家さんでした。
名前だけは知ってたのですが、なんだろ、勝手にもっとふんわりとしたメルヘンなお話を描かれる方かと思ってました。
読んでみたらガッツリ暗くてちょっと好みでしたw(笑)

教師・白井には忘れられない男がいる。
片想いをしていた同級生で事故で亡くなった黒田。
それに似ていたから、つい関係を結んでしまった教え子の赤石。
けれど、その似ていた事実をつきつけたまま、赤石とは疎遠になり卒業してしまい…。

失ったもの、失ってから初めて気付くもの。
黒田の身代わりでしかなかったと思っていたのに、傷付けたまま放置した事実に苛まれていく白井。
白井の高校に赤石が教師として赴任してきて、また2人の関係は揺らぎだして。
間に入る形になるのが生徒の紺野。
白井が身代わりにした生徒で、彼の行いはまた歪んでもいるけれど、それも自分の注いだ愛情が白井にまっすぐには受け入れてもらえなかった故のようにも思える。
紺野は紺野なりに白井を想っていたはずなのに。
だからこそ、ダミーサイトまで作って赤石に知らせるようなことして。
最終的続きに紺野の方が諦めるような感じになって。
この紺野の今後がちょっと気にならないでもない。
一方の白井と赤石はようやく和解というかちゃんとした関係を結んでいくことになるんだけども。
春休みの不安定な白井の真実がなんとも…。
確かに最初の出来事を考えれば誤解を受けやすいのも仕方なくて。
それでも、その頃からずっときっと春休みの不安定さはって。
白井にとっての赤石がいなくなることへの淋しさというよりも、傷付けてしまったことへの後悔が募っていくのだろうな。

結構ダークな感じでステキでした。
他の作品も読んでみようかな。

3

痩せすぎ萌え

表題作(?)の主人公、白井先生。
作者さんの、元々の絵柄がほっそりしているとかじゃなくて、あくまでも、白井というキャラがストーリーの流れに沿って痩せていく、痩せ過ぎなキャラクターで、それをあばら骨の浮き具合や、ももやお尻の肉付きの薄さとかで描かれているのがなんというか、とっても隠微でエロい。
過去に囚われる後ろ向きなストーリーと線で影をつけられた痩せ過ぎなからだ。
どっぷりいやらしかった。

で、同録のこれだけ違うシリーズの「欲しいのは望み」。
この作品が一番古いのね。
なんとなく、これが一番新しい作品だと思って読んでた。
こっちの作品の絵の方が線がすっきり洗練されていて好きだわ。

1

執着愛w

この人の漫画って、大概病んでるよな・・と思うのは私だけじゃないはず。
モエという意味ではイマヒトツなところありきですが
嫌いじゃない(*´Д`*)ポポンッ
結局のところ、淫乱なのかこの先生・・な疑問が残ってます。
そんな今回は、執着もの。

好きだった相手を高校時代に亡くしてしまう。
葬式で参列する学生服が喪服に見えた。教師になった受は卒業式の列をみるたびに、葬式を思い出す。
そして新学期。死んだアイツにそっくりの生徒に目を奪われる
つい目で追ってしまう・・・が、そのことで生徒さん・・先生は自分のことを好きだと勘違いし・・!?
そこから始まるスパイラル~wなお話。
回り回ってハッピーエンド。鬼畜エロ多めですが
最後の、体育倉庫でのラブラブっぷりがヤバイw
先生!生徒がみてますっwwハァはぁ
この人の、明るくてアホなBLが読みたいなと思いました。

後半は、君の顔に射す影 で登場した保科くんのお話w
攻だった保科くんがというとう受(〃ノ∀`〃)見事な転身!
こっちもこっちで傷ついて、自らを傷つけたい症候群。
辛い身体を押しても犯されたいと願うのは続き自分を痛めつけたいからにほかならず。引きずった想いが定まらず・・・な展開からでした
でもな、正直こっちの方が保科には向いてる気がする。
とことん愛される方がなvクヒ

1

長い間、あなたを、きみを、見ていた

野火先生のお名前は存じておりましたが、作品を拝見するのはこれが初めてでした。表紙買い&年下攻め!ということで手に取りまず一読。
…暗い。
暗いお話が好きな私も、思わず口から「くらっ」と漏れてしまいました。
一応はハッピーエンドなのですが、それまでが暗い。絵がさっぱりして綺麗なだけに、暗さが引き立っていました。
愛あるエロには違いないのですが、しかし攻め受けともにもやもやしていて、心苦しくなりました。さらっと読みたい!ライトなBLが好き!な方にはハードル高めかも。

元教え子見た目軽そう×身持ち堅そうメガネ年上先生、というのはよく見る組み合わせですが、受けの先生(白井先生)が見た目よりも随分と乱れてらして。時々すごく悲痛な目をしてるのが、胸を苦しめた要因でもあるかと思います。
とにかく白井先生が囚われている『好きだった黒田という教え子を喪った過去』が、終始攻めである赤石を苦しめます。勿論白井先生自身も苦しめられています。

収録作品は、この赤石×白井シリーズが八割、ひとつだけ読み切りのお話がありますがそちらもなかなか暗い。まさかの暗さ二連コンボで、初見時は読了後どんより続きしました。ただ、二度目以降は終わりも分かっていますし、暗いお話だと知っているので、それぞれのキャラクターの内面を追おうと感じれたため、もう見れない!なお話ではないです。
赤石が一生懸命白井先生が好き、好きなんだよ、と現わしているのが健気で、白井先生もちゃんと赤石を好きになっていて、春が二人にとっていい思い出の季節になりますように、と願ってやみません。(春という季節がこの一連のお話のキーです)
野火先生は、うつろぐ心情を表現されるのがお好きなのかな?と感じました。

この単行本のタイトルは、収録作品どちらにも当てはまります。
『きみ』というのはそれぞれ違うとは思いますが、期間が長ければ長いほど、思いは募りますし揺れ動きますし、辛くも愛おしくもなりますよね。
そういったセンスが、野火先生の人気なのかなと思いました。

2

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