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総じていうなら「仮面もの」というべきかなぁ？
本来の性格やルックスを内側に押し込めて、演じることが日常になってる子が勢ぞろいです。
「トラブル×プリンス」
元々天才子役でどっちかというとかわいい子系だった「泉ちゃん」こと泉一郎。元子役という閉塞した現状を打破するため、王子様系アイドルユニットデビューすることになったけどその条件は俺様になること…
自分にないキャラクターを演じて過去を相手にも悟らせないよう頑張ったのだけどそんなのはもう出会いからバレバレ、実は幼少時からのあこがれの人だったんだもの！というお話。
金太郎も「油断すると表情崩壊するので無表情」なキャラクターなので寡黙×俺様というどうにもこうにもかわいくない組合せのはずなのですが、2頭身以下と言っていいディフォルメ表現や崩壊する仮面がかわいげを出してる感じ。
「柔の道に恋の道」
柔道しながらも好きな先輩のために可愛く髪の毛も巻いてきゃるーんになってる男の子がよりによって後輩との組手中に失恋確定。
しかも投げられた後輩に思い切り告白されてほだされるというお前らの好意の方向はどこに向いているのだこの大混乱ぶりは！と思う話です。
先輩も実は彼女とかいても他人の物とわかったら惜しくなった、お前が好きだとか言いだすし。
いやぁ、結構混乱するなぁ。
「スーパー×ツインズ」
２＋１の三つ子もの。一人だけ似ていない子を二人が昔から実は好きなのに、一人の方はただ単に彼らに比べてあまりにもできない自分に劣等感抱いてるという。
さっぱりした絵の割には意外とエッチ度もあり、エッチ度がある割にはそのエッチはさっぱりしているというなかなかレモン味を感じる本です。表紙のイメージと中身が近いなー。
かわいい
仁茂田先生の作品は、なんかすっと甘いBLを読みたい時に読みやすいです。そこまで内容は重くなく、あっさりと読めるので、初心者向けだと思います。
今回はアイドルもの。その他短編集も収録されていて読み応えは抜群(๑•̀ㅂ•́)و✧ｸﾞｯ! 仁茂田先生の作品はかわいい。内容は多少突っ込みどころがあるのですが(←)、絵が可愛いのでなんか嫌いになれない作品ばかり。読んでいて癒されます。
かわいい絵柄が好きな方は読まないと損しますよ笑
ぜひ読んでみてください♪
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