daidai

橙
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
6
評価数
2件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
シトロンコミックス(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥638(税抜)  ¥689(税込)
ISBN
9784799713259

あらすじ

ヘタレ青年×バツイチ小説家の年の差ラブ!

会社を解雇され、意気消沈していた純清は自殺と間違われ、森に恋をかけられる。家に招待され、夕飯までごちそうしてくれた。その後。物書きの森の家に通うようになった純清は、森が折々に見せる優しさに惹かれはじめ……。

(出版社より)

表題作

バツイチ一人暮らしの作家 森俊秋 42歳~
会社をリストラされた青年 河合純清 23歳~

その他の収録作品

  • 橙 その後1
  • 橙 その後2
  • あとがき

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レビュー投稿数2

ほのぼの愛情

はっきり言ってかなり地味で淡々としていて、盛り上がり盛下がりも大きくない。
ただ主役の二人の相手が気になる、恋愛的な意味で好きになるまでの心情を
作家である年上バツイチ男の子供たちとの交流を背景に描きながら
ほのぼのした、ゆっくり時間が流れるような穏やかさの中に少しずつ愛情が
芽生えて行くのではないだろうかと言うテイストで描かれた作品です。

会社をリストラされて、今にも橋の欄干から飛び降りるのではないかと思える純清。
そんな純清に声を掛けて、一緒にご飯を食べて、それから穏やかな交流が始まる。
エロも無いし、その意味で今後展開があり得るのだろうかと思う程穏やかでほのぼの。

1

おだやかに、ゆるやかに

オーラの見える青年を通した恋愛模様を描いた『花咲き道理』が記憶に新しい夏糖さんのリブレからの初単行本は、citron掲載だった作品です。
のんびりと、とつとつと、派手さのない展開に掲載時は地味な印象の作品だったのですが、やはり一冊にまとまって全てを通して読むと染みいるものがある。
この作品も、二人の男性の出会いを通して人間が新たに覚えた感情によって、成長していく姿を描いた作品となっています。
エッチもキスもありません。
そこにはただ、あたたかい相手を想う心だけがまるで発光している柔らかい光の玉のように存在しているように見えました。
互いの存在の一部のような関係。
とても優しくて居心地が良いのです。

会社をリストラされた23歳の青年・純清が公園でたたずんでいるところに「飛び降りちゃ駄目だよ」と声をかけてきた男性にそのまま手作りの料理をご相伴にあずかる。
事情を聞いたその男=作家の森は、しばらく純清に仕事の手伝いをお願いするのでした。
森の家にかよううちに、彼の人柄にひかれ始め、また離婚して別居している子供たちとの触れ合いを見、森が好きになってしまう純清。
再就職後続き、気持ちを告白したあと、そのまま疎遠になってしまう。
その期間、森は純清について考え始め新しい小説を描き始める。
一年後、思いがけない形での再会。

純清はヘタレです。
でも、森と一緒にいることで自分を見つめ直すことができる。
遠ざかった一年は、成長してきちんと森と向き合う為の充電期間だったと思います。
対して森も、その一年で自分を見つめ純清の存在について考え。
だから時の流れがとてもゆっくりだけど早いのです。
「橙」って森が純清と出会った頃の秋の季節?そして小説の題名?

森の子供たちも登場しますが、父親と離れていることをとても素直に受け止めていて、しかしお父さん、お父さん、と慕ってくる。
ちょっと難しい思春期高校生の息子もまた、彼なりにいい形で存在して彼等を認めるという、そのスタンスが森の良さを代弁しているような感じがします。

激しい萌えとか、キャラ萌え、はないのですが、あったかい居心地の良さ。
この一言に尽きます。

書下ろしの2本はその後の二人。
互いを邪魔しない良い距離でまるで本当の信頼を寄せる夫婦のようでした(笑)
息子も大学生になって登場。イケメンでしたw

3

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