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表題作こういうときにそうくるか

HLCサブ・マネージャーのダニエル・キューザック
サクラ食堂の次男・桜田珠紀(21)

あらすじ

珠紀、辰吉、いるか、ひよこの四人兄弟がきりもりするのどかな下町のサクラ食堂に、外人が現れた。それは2年前に別れた珠紀の恋人、ダニエルだった。母国に帰ったエリートの彼への純愛を胸に秘めていた珠紀には、縒りを戻そうとする彼の誘いを断れない。体をつなげても、心は閉ざそうとする珠紀は次第に激しい愛に飲まれていく…。アットホームでドタバタ胸キュン、ラブストーリー。

作品情報

作品名
こういうときにそうくるか
著者
五百香ノエル 
イラスト
紺野けい子 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アイスノベルズ
発売日
ISBN
9784872787252
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

傲慢攻めを許容できる方に

傲慢攻めの過去の過ちを大人な態度で許せる方には、お勧めです。
子供な私は受けに感情移入しきりで、いまさら調子がいいし、虫がよすぎると思って攻めを最後まで許せないままでした。

HLCサブ・マネージャーのダニエル・キューザック 傲慢俺様鬼畜攻め×サクラ食堂の次男・桜田珠紀(21)芯が強くて一途な受け
両親が亡くなって、4人兄弟できりもりするサクラ食堂がTVの取材で取りあげられて、日本に出張に来る途中の飛行機で、ダニエルは過去に別れた恋人の珠紀の姿をみかける。
昔と変わった珠紀を見に、ダニエルがサクラ食堂に現れて。

二年前、初な珠紀と遊ぶだけ遊んで恋人ごっこでその時だけ甘く楽しんで、出世に差し障りがあるので、追いすがる珠紀をあっさりと冷たく捨てて帰国。
恋人にした理由も、珠紀みたいな若者を自分の通訳にしたことの意趣返しみたいな所もあって、ただでさえ嫌いなタイプだったのに、尚更、嫌いになりました。
その過去だけで、もう恋の復活はありえないなと思うのですが、珠紀はダニエルが二年前から好きで、いまでも会うと気持ちをおさえられない。
だから、押されると、弱い。
また二の舞にならないようにきっぱりと拒絶しているのに、ダニエルはしつこく甘いテクで口説いてきて。
もう近寄るな!と受けに代わって言ってあげたい位に、虫のいい態度にイライラします。
好きだから拒めなくて、好きだから冷淡に捨てられた過去があるから信用が出来ない。
珠紀のことを思うと、切なくて切なくてたまりません。
絶対にこの男よりも別の男がいいと思うのですが、好きなのでしょうがないですよね。
温かい家族の絆と家族の恋の応援もあって、今度こそハッピーエンドになります。

エロ:★3 外国人攻めの甘い言葉責めと、珠紀のH面での成長に注目です。
総合:★3 傲慢攻めが好きになれなかったので個人的評価は低いですが、切なくてアットホームな展開がいいので、正式評価は★4です。

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