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表題作悪役だっていいじゃない

お目付け役で喧嘩の師匠・東藤司
元ヤクザの息子の日高里美(高校生)

あらすじ

元ヤクザの息子の日高里美は、お目付役で喧嘩の師匠の東藤司に片想いの真っ最中。ある夜、藤司をオカズに一人エッチをしている声を、里美を逆恨みしているクラスメイトに盗聴されてしまった。藤司にだけは変態扱いされたくない里美はそれをネタにクラスメイトの下僕にされるハメに。だが『下僕』な現場に藤司が飛びこんできて―。

作品情報

作品名
悪役だっていいじゃない
著者
高崎ともや 
イラスト
三島一彦 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652428
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
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評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

腕っ節が立つカップル

攻めの方が敵に誘拐されるというのが珍しいシチュでした。
腕っ節が強い攻めと受けが出てきます。

お目付け役で喧嘩の師匠・東藤司 俺様攻め×元ヤクザの息子の日高里美(高校生)健気元気受け
元ヤクザの息子ということで因縁をふっかけられる事がよくあり、その中でも松戸はしつこい。
里見に屈辱を味あわせたい松戸は、里見の家に盗聴器を仕掛けて弱みを握る。
家で司の事を思いながらしている時の音を拾われて、脅しに屈することになる。
いまにも強姦されそうな危機に司が現れて。

子供の頃からのお目付け役なので、話あわなくてもわかりあえる2人の絆の強さがいいです。
司は普通に女好きの男なので、自分の思いがバレたら引かれるんじゃないか、傍にいてくれなくなるんじゃないかという思いが切なさを呼びました。
里見が成長するのを待っていた司も男気がありますが、ちょっと意地悪な面も。
ドキドキしたり動揺する里見を見て楽しんでいたなんて、我慢していたとはいえ、中々いい性格をしています。
結ばれて終わりかと思いきや、緊迫する事件も発生して、コンビで活躍するアクションも楽しめました。

最初から可愛い系の受けだと思っていたらいいのですが、里見は男の子っぽいしっかりしたタイプだったので、Hの時の声があんあん言い過ぎなのが違和感がありました。
それ以外は、自分も好きだから積極的に行くタイプでイメージ通りでした。

エロ:★3 受けも積極的、普通
総合:★3 敵に物凄いキャラ立ち豊かな人がいるので、それでカップルの印象が薄まった感じです。

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