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表題作ベイビー・メニー・クライ

松崎,高校2年生,チャラいクラスメイト ?
樋口希,高校2年生,目が合うと涙が出る特異体質 ?

同時収録作品はるのはなやさん 前編 / 後編

九条幸成,カフェの店長
春野チカ,花屋の息子

同時収録作品僕らは空を探している 前編 / 後編

佐倉涼,大学時代にSEXをしていた相手
奥山圭吾,リハビリ士

その他の収録作品

  • 放課後の交戦(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト

あらすじ

樋口希は、人と目が合うとなぜか涙が出てしまう特異体質の持ち主。体質をからかわれてきた過去から、高校では必死に隠して生活していたが、ある日クラスのチャラ男・松崎にバレてしまって——?
表題作の他2編+描き下ろしを収録。

作品情報

作品名
ベイビー・メニー・クライ
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864422215
3.1

(52)

(5)

萌々

(14)

(19)

中立

(12)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
150
評価数
52
平均
3.1 / 5
神率
9.6%

レビュー投稿数7

とにかく、好きなの

表題作は高校生同士の初々しい恋のお話。
お互いの気持ちを確認したところで終わりになってしまうので、エロ無し。
「はるのはなやさん」はカフェの店長と花屋の跡取りの話。
こちらは年齢設定がちょっと上になった分、恋心に気づくのが多少早め。
でも、告白したところで終わりになってしまうのでエロ無し。
最後の「僕らは空を~」は昔付き合っていて、一方の結婚で別れたはずなのに、離婚したからと訪ねてきて、、、
いったいお前はどうしたい?
そして、自分は、、、って、好きなのにちゃんと言葉にしなかったせいで拗れる話。
この作品だけは、過去の事としてセックス描写あり。
と、作品の内容はこんな感じで、全体にエチ描写はほぼほぼナシで、ストーリー展開も破綻なくこなれて読みやすいけど、物足りなくもあり。
で、何で評価が「神」かというと、
この本、この作者さんの絵が、なんだかとっても好き。
登場キャラの絵も、画面全体のバランスも、なんだかすごく、しっくりはまってツボ。
とにかく、抗えない好き。
だから、もう理屈抜きで「神」。

1

さっぱりした恋愛

全くぎとぎとしていない、さっぱりした恋愛のお話でした。

収録作品の中では「はるのはなやさん」が一番好きでした。私が花屋の娘ということもあり、登場人物と共通する点が少なからずあったからかもしれないからなのですが、いくつもの年月を越えて再開した愛にほのぼのとした暖かい気持ちになりました。私的にははるのはなやさんの最後の一ページに尊さがつまっていました...。

他の方のレビューにあるとおり、代表作の「ベイビー・メニー・クライ」は少し短い気もしてしまいましたが、私は読みやすくて好きです。ひとつひとつの話が読みやすく、短編なので寝るまえの小さな時間の中に読んでみることをおすすめします。

1

もっと読みたかった~~

なんでこのお話が表題作なんでしょうかねぇ…?
他のレビューにもあるように、表題作があまりに短かすぎ!
ええっ!? もう?? ガッカリ……と、なる読者が多分多いと思います。

この本の半分ほどを占めている「僕らは空を探している」が、
(大学時代セックスはしていたふたりが、再会して結ばれる話)
過去も再会後も2人ともあまりに言葉足らずで、展開が遅くて、
個人的に悶々としてしまってので、この作品をなくして、
表題作と「はるのはなやさん」をもっと描いてくれたらよかったのに…
と思ってしまいました(;^ω^)


わたしは「はるのはなやさん」が一番好きでした。
攻めと思われるカフェの店長が、
灼さんも同人誌を描いておられる某バレー漫画の及〇さん似ですw

カフェの店長が店に置く花を買いにいつもの花屋に行ったら、
見慣れない男の子(花屋の息子)が出てきて、
カフェ店長はノンケなはずなのに、その子に心奪われて動揺~~
なのにその子が、
接客の勉強ということでカフェで働くことになって……


黒髪で言葉少なで控えめだけど、しっかり男の子!(多分受け)な、
花屋さんの息子の、
花に向き合う真剣な表情や、健気に攻めを想ってる姿がいい。
所々で、すっごくキュン♡とくる恋する顔と見せてくれるのです。

そして、その子に、最初から惹かれていて、
顔を見た瞬間に「お名前は…」なんて言っちゃって、
男だろ?なんで!?と動揺しているイケメンカフェ店長はコミカルで、
でも悩んでる時はすごく色っぽくて、とても素敵なキャラでした。

実は昔出会っていた…という過去が、
ふたりの想いの真剣さを盛り上げていて、それもよかったな。
ほんとはもっともっと、
キスしたりエッチしたりした時の顔とかも見たかった~~
どっちも悶えるほど可愛い顔をすると思うのになぁ!

表題作も、
涙が出る特異体質の子(多分受け)の、
怒ってイライラしながらもほだされてる様子が、とても可愛かったです。

やっぱり、この2作品をもうちょっと長く描いてほしかったです~~

6

表題作が短っ!!!

3作品が入ってました。
なんといっても一番読みたかった表題作が短すぎる!!
高校生同士の青臭いお話が読みたかったのに、えっ、ここで終わり?と肩透かしくらいました。
設定は面白そうで、もっともっと膨らませそうだったのに。。
それ以外の2作品もHな描写はほとんどありませんでした。
2作品目のカフェ?店長と花屋の息子の話は、攻め受けがどちらかも分かりませんでした。
3作品目のシリアスな話に少しだけ。
思っていたのと違う話を読まされて少し残念でしたー。

3

むーん

ふむ。
悪くはないが、個人的にはあんまり盛り上がらなかったかなという印象。
全体的にちょっとしんみりしてしまいました。
もう少し明るい話が好き。

表題
ベイビー・メニー
他人と目が合うと涙がこぼれてしまうという特異体質を持った受。
幼い頃からこれが原因でからかわれいじめられてきた。
だから今に至っても人とちゃんとかかわることができない。
そんな最中、教室で前の席に座ったチャライ男にウッカリ秘密がばれてしまう。
それからというもの、何かにつけて顔を覗き込み
目を合わせようとしてくる。
いたいなんなんだっ!!

好きだから
泣かせたいから。
その泣き顔が見たいから。

短編ゆえかなー・・
設定は面白いと思うのだど
過程がなーというところ。
じっくりちゃんっと気持ちがシフトしていく感じが薄目なので
感情載せきれなかったのが残念。

1

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