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表題作大使館の淫らな麗人

杉浦、元恋人で大使/勇吾、カメラマン、24歳
江波朔也、外務省勤務、28歳

その他の収録作品

  • カメラマンの大事な麗人

あらすじ

外務省勤務の江波は、急な異動命令で在オランス日本国大使館に赴任する。
江波をオランスに呼び寄せた杉浦大使は、かつて自分を捨てた恋人。そして悪い予感は的中……杉浦は江波の美貌と体を政治的に利用しようと企んでいたのだ。
着任早々、『成長ぶりを確かめる』という名目で体を差し出すよう命じられて――! ?

恋下手な美貌の外交官×彼を慕う若手カメラマン×傲慢で腹黒い大使の、予断を許さない三つ巴トラップラブ♥

作品情報

作品名
大使館の淫らな麗人
著者
くるわ亜希 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775524855
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

3角関係ものではあるけど3Pものではなかったです

評価を低くしてしまったのですが、この作品はリアリティが薄い部分を好みとして受け入れられるかどうか、という1点に尽きると思います。
このリアリティの薄さ(この若さで外交官としてバリバリのキャリアだったり、まわりが若手イケメンばかりだったり外務省の中で枕営業?をさせられていたり)はBLならではだと思うのですが、わたしはどれもちょっと今さらな印象でした。

よく言えば本当に昔からあるBLの不動の王道、悪く言えば使い古された・・・
10年以上前に出た作品というならまだしも、これを書いている時点でまだ最近のお話だし、だとしたらあまりにも型にはまったお話に見えました。

せめて絵が上手ければ納得なのですが、失礼ながら絵もそんなにというか、あまり全体的にバランスがとれていなくて読めば読むほど違和感がつのり、はまりきれない感じがしました。
主人公が冒頭からやたら美人美人と連発されているのも気になるところ。

ストーリーですが、主人公が外交官として派遣された先にはかつて関係をもっていた上司がいます。
その上司に再び身体を好きにされ、仕事相手にも体を使って接待するよう強要されます。
気弱なタイプではなく、クールでむしろ気丈な美人さんタイプの主人公が、イヤイヤいいながら好きにされているのがなんとも不思議でした。
その上司にどうしようもなくベタ惚れ…というならまだしもそうでもないし。

真のお相手はカメラマンの日本人。年下でワンコタイプでした。
カップリングとしては年上美人と年下ワンコというブレのないものなので、その組み合わせが好きなら楽しめるかもしれません。しかし、体を上司に好きにされているために「こんな穢れた体…」と自己嫌悪に陥るシーンなどやはりやや古っぽいかも?
いずれにせよ、表紙のような3Pシーンはありませんので、複数プレイものと思って手を出すならご注意です。

2

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