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表題作君なら君なら 下

皆木凛弥,、鳴神屋の御曹司、花形歌舞伎役者(辰之助)
近藤柚流、京月屋の養子、女形歌舞伎役者(京二郎)

その他の収録作品

  • 襲名披露の写真撮影

あらすじ

柚流と凜弥は日々濃密な“稽古”を重ねていた。
そしてそれを面白く思わない兄弟子の吉太郎と3人で舞台に上がる事になり、見事兄弟子を打ち負かす。
“役者として”凜弥のパートナーになる為、京月屋の跡取りを勝ち取っていくと気合を入れる柚流だったが、事態は一変し柚流と凜弥は別れる選択を迫られ!?
梨園の因襲に翻弄される若き2人の行く末は果たして――。
【『君なら君なら』6~11話+描きおろしを収録】

作品情報

作品名
君なら君なら 下
著者
くるわ亜希 
媒体
漫画(コミック)
出版社
光文社
レーベル
光文社BLコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784334980733
4

(8)

(4)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
31
評価数
8
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

率直に言うと「ごちゃごちゃ」

まずさいしょに良かった点を挙げておきます。

絵はきれいです(ただし着物や体がおかしいときはちょくちょくあります…)。

ライバルでもある兄弟子さんのお芝居は迫力が伝わってとてもよかったです。

ここからはしょっぱい感想です。

一言で表すなら「ごちゃごちゃ」とか「めちゃくちゃ」。

まず展開がありきたりなネタのぶつ切り詰め合わせという感じ。

男同士だと子どもができない悩み、兄弟子の嫉妬、仕込まれる媚薬、不慮の事故、やたら勘がよく解説役も務めながらスムーズに話を進めてくれるカモフラ元カノ、実は過去にあの人とあの人も……などなど、とにかく使いたいエピソードモリモリてんこもりにしましたって感じ。

あまりマジメにツッコむもんでもないかもしれませんが、そのケガで車椅子になるか? 看護師さんそんなとこで噂話しちゃう? (のちに誰のことを話していたかもバラしているけど個人情報どーなってんの)、そしてあーこう誤解するんだろーなーハイキタ、すぎる展開あたりはかなりしんどかったです。

でもって公演直後の楽屋、なぜかフリーパスで出入りできちゃう舞台、障子1枚隔てただけの部屋など、誰からものぞかれ放題聞かれ放題な場所でサカりすぎ。

そしてなにより、いくらなんでも歌舞伎の襲名をなめすぎだ(笑)

冒頭の通り、絵はきれいだし見どころのある(すごいウエメセでスミマセン)表現もあるのにもったいなくてしかたがない内容でした。

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