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表題作君なら君なら 上

皆木凛弥,、鳴神屋の御曹司、花形歌舞伎役者(辰之助)
近藤柚流、京月屋の養子、女形歌舞伎役者(京二郎)

その他の収録作品

  • 色気の秘訣

あらすじ

歌舞伎界屈指の女形の名家・京月屋に養子として入門した柚流は、幼馴染で名門・鳴神屋の御曹司でもある凜弥との約束を心の拠り所にしていた。
しかし現実は凜弥の隣には遠く及ばず悶々とする日々で――。
そんな中、2人きりの稽古中に、いきなりキスをされ凜弥の手が合わせの中に入ってきて…
「俺がお前を本当の女形にしてやる」と言われそのまま押し倒されて――!?
【『君なら君なら』1~5話+描きおろしを収録】

作品情報

作品名
君なら君なら 上
著者
くるわ亜希 
媒体
漫画(コミック)
出版社
光文社
レーベル
光文社BLコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784334980726
3.5

(8)

(3)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
26
評価数
8
平均
3.5 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数2

幼馴染拗らせ!

歌舞伎もの、敬遠しているあなた!
凄くおススメです。
幼馴染、両片想い、絆され、拗らせ、ピュア…
過去の女性や、歌舞伎の世界にある嫌がらせなどなど、盛り沢山です。
キャラは全て魅力的で読み応え抜群。
絵がとにかく綺麗だし、あちこちに胸締め付けられるキュンポイント満載。
親の話にもちょっと切なさあり。
上下巻で終わったのが勿体無いほどです。
攻めがとにかくオトコなんです、惚れる!
可能ならアニメイト限定の小冊子を是非。
過去の話とその後の話があって、これは本当に萌え転がりました!

0

いろいろ無理がある

若手の歌舞伎俳優、ライバルで幼馴染み、かたや御曹司でかたや外からの養子、やっと認められての共演、兄弟子からのやっかみ等等、面白そうな要素が満載なのに、ページ数の関係なのか、電子の連載で何か縛りがあったのか、非常にもったいない仕上がりになっています。残念です。
和服は脱がせやすいだろうとは思うものの、公演のあと、しかも初日。楽屋なんて人だらけが定石だろうに、ここで致すのはさすがにどうなのか。(作中ではなぜか無人)
また、共演者同士の食事会で途中退席するのもただでさえ感じが悪いのに、その帰り際に同じホテルで急遽部屋をとって、そこから翌朝現場に直行するのもちょっと。マーキングよろしく移り香がすごいという描写もあり、付き合ってもいないのにオープン過ぎて。
ほかにも別の日の撮影終わりに共演者とごはんに行っている最中、くだんの御曹司が突然あらわれて手首ひっつかんで連れ帰るのも非常識だし。
と書いていて思うのは、やっぱりページ数の都合なのかもしれないです。
割かないとならない(歌舞伎の演目とか)ページが多いせいで、心情描写等の恋愛面が割を食っている気がします。
師匠から叱られるばかりだったところから、ようやく役がついて歩き出したばかりの主人公が、テレビドラマに出演することで現場を掛け持ちしますが、歌舞伎の稽古と本番だけに絞ってもよかったかも知れないです。
絵が綺麗なのに本当にもったいないです。

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