優しい鬼の封じ方

yasashii oni no fuujikata

優しい鬼の封じ方
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
56
評価数
14件
平均
4 / 5
神率
21.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784778119140

あらすじ

高三の鬼塚真人は一学年下の真名井仁龍に興味を持たれ、一緒にお昼を食べるようになる。運動神経抜群で人気者の仁龍が地味な自分に構うのを不思議に思いつつも、彼の優しさに惹かれていったある日。仁龍が鬼を退治する鬼鎮めで、真人が鬼の血を引くことを知る。真人は鬼を憎む仁龍と距離を置くが、女子に告白される姿を見て鬼の力を暴走させてしまう。するとなぜか仁龍は真人を抱きしめキスしてきて……。

表題作優しい鬼の封じ方

真名井仁龍,高校2年生
鬼塚真人,高校3年生,18歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

高校生同士のキスシーン連発に萌えた

両親から、人を妬んではいけない、感情を荒げてはいけないと言い聞かされて育った真人(受け)。ある朝脇見運転の車に轢かれそうになり、思わずカッとなったところ、その車が直後に事故に遭う。その場に居合わせた一学年年下の仁龍(攻め)は、その事故が真人の力のせいであると疑い、行動を共にするようになって…。


鬼の血を引く受けと、鬼の力を鎮める家系に生まれた攻めの話です。どちらも高校生で年下攻めです。
鬼は祓わねばならないもの、と教えられて育った攻め。でも受けは、おっとりと優しい、両親から愛されて育ったぽややんな子で、鬼だと疑いを持って近づいたのに一緒にいると攻めは和んでしまう。ついにはやっぱり鬼じゃなかったんだ、という結論に至っちゃう。
一方受けは自分が鬼の血を引くなんて知らずに育ったので、そんな疑いを持たれているなんて気付かず、なんでこの下級生は自分にかまうんだろう、と疑問符飛ばしてます。
鬼と、それを狩る者なのにもかかわらず、和やかにお弁当食べたり仲良くしている2人が微笑ましかったです。

そして、せっかく穏やかだったのに、受けが鬼として覚醒してしまい、次のパートへ。
いが続きみ合ったりするのかと思いきや、もはや受けのことを悪いものとは思えなくなってた攻めは、鬼の力を鎮めるために頻繁にキスするようになります。キスやハグで鬼の力を鎮めることができるそうです。えっそれでいいんだ、とびっくりです。
でもこのあたりの、キスしまくりのパートがひたすら萌えました。なんだかんだ言いながら、お弁当食べるのも忘れてチュッチュしてるのがすごく可愛い。えー何これ、めっちゃ萌えるんですけど、と思いつつ読みました。

その後はお互いの家族や鬼の力の暴走やら絡んできて、アクション展開に。気持ちもすれ違ったりして、受けが悩んでぐるぐるしちゃったり、攻めがもやもやしちゃったり、ちょっと切ないかんじでした。くっつくまではヤキモキしました。

鬼の力を鎮める設定とか、ややご都合展開な感はありましたが、全体的に楽しんで読めました。
中でもチュッチュチュッチュしてるとこが群を抜いて良かった。エッチよりキスシーンのほうが萌えたかも。(エッチシーンはとにかくあっという間だった…)
ちょっと続編が読みたくなる作品でした。

2

鬼と鬼鎮めの優しい恋物語

あらすじ:
内気な高校3年生・真人(受け)は、ある日交通事故を目撃。その場に居合わせた1学年下の後輩・仁龍(攻め)に話しかけられ、それ以来彼と一緒にお昼を食べるように。
実は鬼を退治する鬼鎮めの家計に生まれた仁龍は、真人が鬼の血を引くことを見破り……

真人は地味で平凡な高校生ですが、実は鬼の子。
鬼である父親は、母親に鬼の力を封じられ人間として生きてきたため、真人も18年間自身の出自を知らず生きてきました。
しかし仁龍のことを好きになり、彼が女子に告白される姿を見て鬼の力を暴走させてしまう。
仁龍のため身を引こうとする姿勢が健気といえば健気ですが、仁龍の気持ちも聞かず何度も彼を拒絶するあたり、どちらかと言えば臆病でヘタレな印象です。

仁龍は、真人が鬼と知りつつも彼を愛し守ろうとする非常に硬派かつ男前な人物。
真人に拒絶され傷ついたような顔をしたり、それでも身を呈して彼を庇ったりと何かと不憫なので、ついつい応援したくなってしまいます。

作家さんもあとがきで書かれていますが、二人のラブ展開に鬼設定云々はあまり生かされていない気も?
自分に自身がない真人は、鬼続きでなくとも仁龍に引け目を感じ彼と距離をおきそうだし、
仁龍も、いったん真人を好きになれば辛抱強く彼にアプローチし続けそうなので。

地味で平凡な受けが、男前で包容力のある攻めに愛されて、攻めの兄に付き合いを反対されるも最後はラブラブに…という展開自体は非常にオーソドックスで、ちょっと少女漫画を連想させました。

切なくも温かな作風は悪くはないですが、もっと鬼設定を生かした展開も見てみたかった気がします。

5

思ったよりあっさりでした

深刻になりそうな題材の割に、意外とさっくりと重くなく読めます。
強いて言えばもっと鬼の設定を活かして謎めいた仕掛けがあったり、シリアスになっても良かったかなーと思います。
どストレートな印象でした。
2人が最初は鬼の力を抑えるため、という理由でキスしたりしてる様子はドキドキして萌えました。
ただ、2人の結びつきがイマイチ弱い気がして、あっさりとした感じも否めません。
いろいろ妄想してしまいそうな表紙が素敵でした。

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