誰も僕を愛さない

daremo boku wo aisanai

誰も僕を愛さない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
5
評価数
4件
平均
2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344837645

あらすじ

化粧品会社に勤める及川は仕事のミスを後輩の刀根に擦り付けてしまう。後日「黙っていてほしければ俺に抱かれて下さい」と脅されて?

表題作誰も僕を愛さない

刀根孝介,職場の後輩,26歳
及川優貴,大手化粧品会社の営業部主任,28歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

受の実母は本当にクズ

初読みの作家さんです。
最初はあまりの受の性格の悪さにイライラしましたが、後半からの受の育った環境や実の母親からの仕打ちに自分を守るためにそうならざるを得なかったのかなと悲しくなりました。
最近たまたま愛着障害のコラムを読んだのですが、必要な時に親や周りの大人から必要な分だけの愛情を与えられないと成長してから上手く人間関係を築けないそうです。
作家さんが、「性格の悪い受けがどん底まで落ちて、最後にようやく恋に気付きほんのちょっと救われる」と後書きにあるんですが、正にその通りで攻めからの強い愛情で実母と決別し前向きに歩きだせるようになります。
愛で満たされる事で、人を愛する事が出来るようになったんだなあと受の成長に感動しました。
攻も最初は何を考えてるんだか分からないんですが、ただ単に不器用なだけなんだと思います。
でも心から受の事を愛していて、受けの汚い部分やずるい所をを見てもゆるがないです。
へたをするとストーカーになりそうですが、受にとってはこの攻と出会えた事がとても幸運だったと思います。

最初はあまり期待せずに読んだのですがですが、とても面白かったので作家さん続きの他の本もチェックしたいと思います!

それにしても受の実母が本当の酷すぎ(>_<)

2

攻めの愛を理解できず…

あとがきに、性格の悪い受けが最後の最後に改心する話…というようなことが書いてありますが、相手役の攻めもあまり良い人物には思えず、登場人物の誰にも共感できない作品。
そこにリアリティがあるというより、むしろ受けを不幸な境遇に陥れるために無理やりな展開を作っているような作為性を感じてしまいました。

主人公は、大手化粧品会社に勤める優貴(受け)。
ある日、仕事でのミスを職場の後輩・刀根(攻め)になすりつけてしまい、それが元で刀根は閑職に回されてしまいます。
1年後、上司の紹介で見合いをした優希のもとへ刀根が現れ「(当時のことを)黙っていてほしければ僕に抱かれて下さい」と脅迫してきて…
というような話。

優希は確かに仕事でのミスを上司に問いつめられ、咄嗟に「自分ではない」と嘘をついてしまいますが、そのとき「僕がやりました」と名乗り出たのは刀根です。
優希を守るためとは言え自分が勝手にやったことで、そのときは何の見返りも求めず、1年後優希が出世コースに乗ったときに脅迫するというのはかなり陰険なやり口に思えました。

更に刀根は毎週優希を抱くばかりでなく、行為中、優希の付続きき合っている女性をその場(ドアの前)に呼び出し、優希に彼女を振るよう強制する等、こちらも優希に負けず劣らずの性格の悪さ。
優希の罪悪感につけ込むだけでなく、彼の人生設計までめちゃくちゃにするのは、いくら気持ちがあるとは言え酷すぎるように思えました。

物語後半では、優希の不幸な生い立ちが判明し、実の母に度々金を無心されていることも分かります。
母親に金を作るため生活を切り詰めていた〜とのことですが、その割に彼女とセレブなデートを繰り返しており、そんな余裕どこにあったのかな?という疑問が。
また、クライマックスは優希が刀根に諭され、母親と向き合うことを決意する〜という展開ですが、そもそも優希を精神的に追い詰めた一人が優希に偉そうに愛だ何だ語る資格はあるのかな?と、やや冷めてしまいました。

奈津が刀根と幸せになっても、過程が過程だけに、良かったねとは到底思えない結末。
母親の人でなしぶりも後味が悪く、何を訴えたいのか理解し難い作品でした。

7

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