大好き同士のピュアで甘い恋♥

大好き同士

daisukidoushi

大好き同士
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×210
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない4

34

レビュー数
7
得点
125
評価数
35
平均
3.7 / 5
神率
34.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784048932943

あらすじ

高校時代、大好きだった親友・矢口と喧嘩別れしたまま卒業してしまった飯塚。
六年後、偶然再会した二人は、また親友としての時間を重ねていくことになった。
嬉しい反面、自分の恋心を知られてはいけないと考える飯塚は、
あえて矢口と距離を置こうとする。
しかし矢口は食事に行こう、土日に遊びに行こう、泊まりに行っていい? と、
無邪気な顔でグイグイと強引に迫ってきて!?

表題作大好き同士

矢口宏伸、優秀な営業マン、24
飯塚真人、照明デザイナー、24

その他の収録作品

  • 初心者同士
  • あとがき:野原滋/八千代ハル

評価・レビューする

レビュー投稿数7

いつまでも学生のような二人

デザイナーの飯塚真人(受け)は事務所に来る営業マンの引き継ぎで高校時代に喧嘩別れした親友・矢口に再会します。矢口は喧嘩したことなど無かったかのように、高校の時と同じように頻繁に連絡してきます。
楽しく遊びに行ったり食事に行ったりしていた真人ですが、高校の時好きだったという気持ちが再燃してきたことに気付いたため、以前のようにケンカ別れしてそれっきりになるのを恐れ、あまり頻繁にならないよう距離を置こうとするのです。

真人は派手な外見で目立つ容姿ですが、性格は地味で真面目です。ただ、外見と性格が合っていないことを周りには理解してもらえていません。それというのも入社早々誤解を招く事件があったからです。偏見のある人がいないなかったのは幸いでしたが、誤解を解くことはできず、ゲイの遊び人というレッテルを貼られてしまいます。
矢口とは高校2年から2年間親友として親しくしており、恋心を抱いていましたが、矢口が後輩男子から告白されたことを聞かされ、自分がゲイだということがバレたくないばかりに過剰反応してしまい怒らせてしまいそれっきりになってしまいます。進学し東京に出てきてからは、意外と自分と同じ志向の人間が多い事に気づき、そういう場所に出入りしては羽をのばしていましたが、矢口以上の人は見当たらず誰とも付き合わないままきました。


執着とか再会とか大好きなんですが、今回のはどうも「再会」というのがあまり仕事をしていなかったように思います。
高校生の時の些細なことで喧嘩してというのは、若いのだから仕方ないとしても、6年も経って再会したのに、やっぱり二人は子供のようで、もうちょっと成長してたら良かったのにと思いました。特に矢口、高校生の時とあまり変わってない。
大体、高校の時の喧嘩だって真人は自分が悪いと思っていましたが、試すようなことをした矢口の方が悪いと思う。真人がどういう反応をするか知りたいからといって、後輩の真剣な告白を利用するなんて最低です。それも真人の反応が楽しむかのようにニヤけながらなんて、それを聞かされた真人が自分がゲイだと知られたらこんなふうに人に言われるのではと警戒するのも当然なことです。で、真人の反応に怒ってそれっきりって、なんて自分勝手なんでしょう。再会してからも、二人でいる時は高校時代のようなじゃれ合いをずっとしているし、わがままを言っては真人に付き合ってもらっているという状況がずっと続き、あまりの変わらなさにちょっとイラッとしました。学生時代の友人と会うとその時代に気持ちが戻るのはわかるのですがそれにしても子供っぽい。
よくわからないけど自分を優先してくれないと嫌だと駄々を捏ねるなんて子供すぎる。
他の人と親しくしてるのをみて、相手が仕事相手だというのに逆上して失礼なことをいったり社会人としてもどうかと。そんな子供っぽい態度が続くせいで矢口のことは好きになれませんでした。

当て馬としてでてきたレストランオーナーの水沢の方が相手ふさわしいかというと、それはそれで真面目な真人には遊び慣れた水沢は合わないだろうと思うのですが、私としてはもう少し早くに水沢に出会っていて、少しは付き合って、でも忘れられずに別れたけれどまだ付き合いがあるという状態でこの話が始まるというほうが好みだと思いまいた。自分の性格をちゃんと把握してくれている水沢といると楽だと真人が言っていたように、一回ちゃんと甘やかされる期間が彼にあっても良かったんじゃないかなと思うのです。
結局、再会と出会うタイミングはほぼ一緒だったせいで水沢は当て馬と相談相手にしかなれなくてちょっと気の毒だったと思います。

二人が付き合うようになってからは、女性としか付き合ったことのない矢口と全く経験がないため怯える真人との間でセックスがらみですれ違うのですが、ちゃんと話し合ってからは矢口も真人の事を考えて動くようになり、やっとこの二人がくっついて良かったと思えるようになりました。
ただ、矢口のことを引きずって誰とも付き合わなかった真人と違って矢口は女性と付き合った経験があるので、そのことがちょっと引っかかりました。
最後のSSで矢口が真人に今メロメロなのはわかりますが、他の男は無理だけど真人だけ別枠と言っていても、女性と付き合えるならいつかそちらへ行くんじゃないかと心配してしまうんですよね。子供なんかがネックになってバイの人に裏切られる話がよくあるから。セックスができるから大丈夫みたいな感じの言い方なのがちょっと心配。すごく気の合う親友がゲイであるとわかったせいで誰かに取られるくらいならと思ったようにも見えなくもない。
せめて、女性と付き合ったけどやっぱり違ってたとかの言い訳があればよかったのに。
矢口が真人を怖がらせないようにゆっくりゆっくり何ヶ月もかけて関係を深めていくところはとても良かったので、本当に惜しいなと思いました。

イラストはとてもお話でのイメージぴったりに書かれてあり、とても綺麗で良かったです。

1

親友同士の再会愛

タイトルどおりお互いのことが大好きな高校生同士が、とあることから仲違いしてしまい、6年後に再会して…というお話です。

甘くて切ないすれ違い、と言えばそうなのですが、とにかくお互い子供だなぁ…という印象でした。
高校時代、別の男子生徒に告白された攻めは、何となく受けにヤキモチをやかせたくて、男に告白されたと打ち明け受けの反応を見ようとします。一方攻めへの気持ちを隠していた隠れゲイの受けは、自分のセクシャリティがバレるのが怖くて同性愛に対する暴言を吐いてしまい、攻めを怒らせます。
特に攻めの身勝手さがウザかったです。人を試しておいて、思うような反応が返ってこないと怒るのは子供だと思います。

大学生になれば同居しようと言っていた約束もなくなり、縁が切れた2人が社会人になって再会。そこからの攻めの態度もすごく子供でした。攻めには攻めの言い分もあったのですが、その時点で空気の読めない身勝手な男にしか見えず、萌えからは程遠かったです。受けに言い寄る当て馬の水沢氏の方がよっぽど大人で、受けを幸せにしてくれそうだったので、余計に私の中で攻めの株が下がりました。
あと、経験が豊富だと誤解されているけど本当は経験ナシ、という受けの設定が大好きで、それが「おまえ…初めてだったのか」みたいになるのを楽しみに読んでいたのに、それが機能しなかったどころか諍いの原因になったのがすごくマイナス点でした。

相手を試したり、ごまかしたりするキャラがあまり好きではないこともあって、正直くっつくまでは中立以下くらいの評価でした。
ですが、くっついたあとのエッチがなかなかにツボで、それまでは「キスやエッチもしたい」と盛ってるばかりな印象だった攻めの意外な忍耐や、受けを思いやる気持ちなんかがすごく萌えました。やればできるやん…何で今までその忍耐を発揮できなかったのか。
まあそんな感じで、出来上がってからの2人の様子と、エッチの萌え度で評価上がって最終的には「萌」で。あとイラストが可愛かったです。

3

好き同士のすれ違い再会ラブ

友人に恋してしまった、知られたら嫌われる、だから逃げる、でも本当は相手も好きだったんだよという話は結構好きでそういったあらすじだと高確率で買ってしまいます。

諍いがあったり誤解があったりで別れて数年後に再会、離れようとする一方と昨日の続きのように接してくる一方がいろいろあって最後はまとまってハピエン、という流れが王道。なので思った以上に早々にくっついてしまったのにはびっくり。
しかしここからなんです。
この作品の真骨頂は…というのは大げさかもしれませんがこれまでにないリアルなくっついてその後の物語がとてもいいと思いました。
同性同士の恋愛に関わらず愛する二人の物語としてともに育んでいくという部分に共感しました。

ふんわりとした甘いお話も、スパダリもファンタジーも大好きですが、時にはこんな地に足をつけた現実的なお話もいいと思います。

1

今も昔も変わらずに

高校生の時に喧嘩別れした親友の矢口が、6年振りに取引先の営業マンとして真人の前に現れる。
喧嘩の事など無かったかのように、昔と変わらずグイグイ距離を詰めていく矢口に戸惑う真人…。

昔の喧嘩別れした原因は、2人とも青いよね…といった感じです。
そんな事で6年も没交渉なんだから、ホント勿体無い。

派手な見た目に反して臆病で慎重な真人だから、飯塚の強気な態度は2人の仲の進展には良いのです。
…が、そのグイグイくる感じが私の好みとはちょっと外れてたのか、当て馬(?)の大人スマートな水沢のが良いよ…なんて思ったりして。

想いが通じあったらHはBL的に当たり前な展開。
まっさらな受けでも、好きな人とのHでは初回から感じる…というのもよく見ます。
しかし今作は、初回では攻めの飯塚だけがイッたみたいで珍しく思いました。
でもその後の飯塚の言葉が優しくて、あ〜さっきは水沢の方が良いなんて思ってゴメン、と(笑)

短編の『初心者同士』は、飯塚目線。
飯塚はノンケだから…と真人は心配してたけど、そんな心配一切ご無用だよー!と教えてやりたいくらい、真人にメロメロな飯塚です。
エロも今度はちゃんと真人もイくし、攻め視点も大好きなので、個人的に美味しい短編でした(´∀`*)

1

愛する人を大切にするってこういうことだよね、と教えてくれる

電子書籍で読了。挿絵あり。

高校時代に親友だった二人。でも、ゲイばれすることで友人関係が壊れることを恐れた飯塚くんが、過剰反応して言ってしまったヘイト発言によってケンカ別れしてしまう。6年後、仕事の関係で偶然再会した矢口くんは、何もなかったかのように頻繁に遊びに誘ってきて……という展開で始まったものですから「はいはい、あのパターンね。次、こうなって、ああなって、最終的にはくっつくんでしょ?つまらなくはないけれど、めっちゃ面白いという風にはならないかなぁ」と思いつつ読んでいたら、思った通りくっつきました。
ちょっと待て!
まだお話の半分も行っていない間にくっついたぞ。「この後、どう展開するんだ?当て馬とのモダモダか?失礼ながら、それ、面白いか?」

お話は私の凡庸な予測を超えて『愛する人を大切にするというのはどういうことか』という内容に踏み込んでいきます。今まで割とたくさんのBL本を読んで来ましたが「思いやりという名の押しつけは止めて、ちゃんと話し合おうよ」という部分だけではなく「愛を名目にした押しつけのセックスってダメでしょう」とここまで主張する攻め受けのお話を、私は初めて読んだような気がします。
『好きだから無理矢理』がまかり通る(?)このジャンルにおいて、これはスゴイことなんではないだろうか?(そういうお話がダメと言っているわけではないです。そういうのでも好きなお話があるんで)だって、このことって、恋愛にとってとっても大切なことですよね?

ただ単に甘いだけじゃなく、恋人とずっと一緒にいるために必要なことを教えてくれるお話だと思います。「文科省が推薦すべき」とも思ったんですけれど、『文科省推薦』って付いたとたんに「面白くなさそう」って思ったりもするからなぁ。

7

エロ部分が良かった

攻のグイグイくる、ちょっと自分勝手っぽい性格が苦手で、くっつくまでの部分はあまり好みではなかったんですが、エロ部分のじっくりと受を開発してゆく様が萌えました。そこも、リアルなのはちょっと……という人には、好みが分かれるかもしれませんが。私はBLのお約束なエロに飽きてきてたので、楽しく読みました。

おまけは攻目線でしたので、攻の気持ちよさというのも伝わってきて、エロかったです。

文章も読みやすく、最近知った作家さんですが、それぞれの作品に幅もあって(切なくて泣けるのもよい)、買い続ける作家リストに入りました。

2

苦味もあるけど甘い仕上がりになってます

いやもう、タイトルからして甘いでしょー!て感じですが☆

等身大の二人の、等身大の恋愛ですね。意地を張っちゃったり、自分の自尊心を守るために相手を傷付けちゃったり、嫉妬で冷静に行動出来なくなったり。そんなみっともない姿がありのまま書かれている作品です。包容力攻め×健気受けなんかを普段は嬉々として読んでいますが、こんな人間くさい二人もいいよねと、楽しく読めました。

内容は、高校時代、若さ故にすれ違ってしまった二人の再会ものです。大人になり、再会した二人。二度と離れたくないから友人として付き合って行きたい受けですが、何故かグイグイ距離を縮めて来る上に、自分を独占したいような言動をする攻めに困惑してというものです。

先程も書いたとおり、この二人が本当に等身大です。基本明るく男前ではありますが、ワガママな所があったり、カッとなって意固地な態度を取ってしまう未熟な部分があったりする攻め・矢口に、臆病で意地っぱり、傷付きたくないばかりに自分の気持ちばかり優先してしまう受け・飯塚。この二人なので「もう、何やってんだー!!」と非常にジレジレさせられます。
ズルイ部分だったり、汚い部分だったりも書かれているので、イライラされる方もおられると思います。
ただほんと、二人とも未熟なだけだと思うのですよね。未熟な二人が、ジタバタとやってるのが愛おしく感じるのです(*´ー`*)

そして最大の萌え所が、タイトル通り「大好き同士」な所。
もう、くっついたあとの二人が甘~い!特に二人の初エッチが可愛すぎて、すっごく萌えました。飯塚が、矢口と繋がる事が出来て心から喜んでいるのがジーンと来るというか。最初から気持ち良くなっちゃわないトコが、嘘くさくなくていいよねと言った感じで。この時の二人が、ほんとどんだけ互いが大好きなんだよ!!といった所です。

本編が受け視点になりますが、攻め視点の短編もあります。こちらも激甘。お風呂エッチが読めます。
ちょっとエッチにも慣れてきた二人という事で、エロが濃厚。飯塚の天然な言動で、矢口が煽られまくってるのに萌えました。矢口がアホみたいに「かわいい」を繰り返しております!

作者さんは「けっこう甘いのが出来上がりました」と書かれてますが、「いや先生、苦味もけっこうありますよ!」と申し上げたいです。
でも、苦味のあとの甘味はより甘く感じるのです!
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私はとても好みの作品でした。

7

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