もっと夜の務めが上手くなるよう、作法を教え込んでやる――

ドラゴリアン婚姻譚~甘やかされる生贄~

ドラゴリアン婚姻譚~甘やかされる生贄~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
6
評価数
4件
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784576161440

あらすじ

竜の生贄になるはずが、人型に変化した竜王の妻に!?
いきなり妻で母になってしまった男の娘の、身代わり花嫁ファンタジー

王位継承権争いを避けるため女子として育てられた側室の子エーリアルは、竜と交わした契約によって二十歳の誕生日にドラゴリアン王国へ連れ去られる。
命を捧げる覚悟でいたエーリアルが求められたのは…人型に変化した竜王セイファスの花嫁となることだった。
昼は甥のドラコー王子の母役、夜は姫の姿のままセイファスに熱く貫かれる日々。
身代わりから始まった役目が大切なものへ変わり始めた矢先、何もかもを手放さねばならない衝撃の真実が…。

表題作ドラゴリアン婚姻譚~甘やかされる生贄~

セイファス ドラゴリアン王国の竜王
エーリアル 25歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

ライトすぎるファンタジー

15歳の時に竜に母親の命を助けてもらい、その代わりに20歳になれば自分が生け贄になる、との契約を結んだ受けの話です。
竜が攻め(普段は人型)で、約束どおり受けが20歳になったときに迎えに来ます。

竜やら魔女やらが出てくる正統派ファンタジー…の割に、セリフやら地の文があまりに軽々しいのにびっくりしました。受けの敬語もグダグダだし、思慮深さがカケラもない。なんか出来の悪いTLを読んでる気分になりました。

受けはある国の国王の妾腹の息子なのですが、正妻の子との相続争いを避けるために生まれた時から女子として育てられた子供。一人称は「私」です。なのに頭の中で話している言葉は「僕」。えっ生まれた時から女として育てられてるのになんで? と思いました。
おまけに攻めの国に連れてこられ、もう男として過ごしてもいいよ、と言われて「いえ、女として育ってきたので今後も女として過ごします」と言うのです。それはまあいいんですが、そのあと攻めに馬に乗せられた時に「王妃に怪我でもされたらダメだから」って言われて「男としての本心が反発を覚え」たりしてる。どっちやねん! …最低限の設定は貫き通してほしい続きです。

思慮深さがない受けなのですが、設定上では「観察力に優れ、賢い」となってるのが余計に痛々しかった。竜族は1ヶ月は何も食べなくてもいい、と言う攻めに「それはきっと健康に悪いから」と毎日食事を摂ることを強要する。攻めが受け入れて食事に付き合ってるから結果オーライだけど、この人アレルギーとかある人にも「身体にいいから!」とアレルゲン取らせそうだよなーと思ったり。
攻めの弟の子供を育てているのですが、近くに崖があるから気をつけろ、と言われているのにラベンダーを見て呑気に『これお母様が好きだった花だよ、懐かしいなぁ』なんてやってるうちに子供を崖から落とす。
自分の血が攻めの命を救うと知り、がっつり手首を切って死線をさまよう。(加減を知らんのか)
もう…アホだなぁ、とため息しか出ませんでした。

イラストは綺麗なのですが、女として過ごし、ほとんどの人に女だと思われているはずの受けが、どう見ても男にしか見えなかった。胸板はもうちょっと隠そうよ…と思いました。がっしり体型、真っ平らな胸…これで周りの目を欺くのはどう考えても無理…。

1

設定は面白いですが…

あらすじ:
王の側室の子で、跡目争いに巻き込まれぬよう女性として育てられたエーリアル(受け)。
15歳のとき母の病を竜王に治してもらい、その代償に20歳になったら竜王の花嫁となる約束を交わします。
そして約束の日。
エーリアルを迎えに来た竜王・セイファス(攻め)は、人型では目の覚めるような美丈夫で…

まずエーリアルが個人的に魅力を感じ辛いキャラクターでした。
何かにつけて「ああ、何て○○なんでしょう」というような大袈裟かつワンパターンなリアクションしかせず、ひたすら受け身のキャラクターという印象。
セイファスに、国を出たのだから女性として生きる必要はないと言われても女性として生きることを選ぶ等、その思考回路もよく理解できませんでした。

物語は、魔女の呪い(セイファスを愛する者が現れたらセイファスは死んでしまう)を知ったエーリアルが、セイファスから離れようとするところで山場となりますが、あっさりセイファスに捕まり、身体で懐柔されてしまいます。

そしてエーリアルが寝こけている間に最悪の事態に…と、あまりにエーリアルがいいとこなしの展開。
呪いを解く方法も、エ続きーリアル自身の力によるものではなくエーリアルが母親から受け継いだ鍵によるものなので、カタルシスがいまいちでした。

更に、エーリアルの母が実は魔女で、昔竜族を苦しめていたという事実が明らかになりますが、これの処理もいささか強引。
母親は、竜族に冤罪で殺されたエーリアルの祖母の怨みで竜族に復讐したらしいですが、どんな理由があったところで竜族を攻撃したことに変わりはないのに、それを「母はやっぱり優しい人だった」で片付けてしまうエーリアルの思考はよく分かりませんでした。
そして、これらの母親関連のエピソードが物語終盤で一気に語られるため、唐突すぎて話に入っていき辛い点もマイナスでした。

エロシーンが多く、甘々で、子育て要素もあって(セイファスの弟の子どもを育てている)…と、良いところもあるものの、全体としてはもう少しストーリーを整理して欲しかったかなと感じる一冊でした。

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