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表題作息もできないほど

加賀凛太郎 22歳 モデル系新人俳優
美月玲也 28歳 王子様系俳優

その他の収録作品

  • 頑張れ加賀くん
  • あとがき

あらすじ

芸歴28年の王子様俳優・玲也(れいや)は、大恋愛に憧れているが実は恋愛経験ゼロ。
ドラマで共演中のモデル系俳優・加賀に、突然告白された上に……!?

作品情報

作品名
息もできないほど
著者
天咲吉実 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
息もできないほど
発売日
ISBN
9784403665677
3.7

(18)

(2)

萌々

(10)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
66
評価数
18
平均
3.7 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数6

男性経験のない受けに萌える♡♡♡

天咲の先生の作品は初めてだけど
本当にツボすぎる受けだった。
男性経験のない受けがHする時、恥じらう姿が萌える
しかも女性経験もないウブな受け!!大好き♡
攻めは普通ワンコモードなのにやる時に雄になるのがキュンキュンした。とにかく面白かったので天咲の先生の他の作品読んでみたいと思います!

2

これぞ、天咲作品!ネタバレあり

これぞ、天咲吉実作品!

攻の年下にゃんこ系俳優、加賀は過去の天咲作品よろしく辛い過去を秘めている。しかし、それにめげず明るく生きていた。心の拠り所となっているのは、憧れの俳優、玲也の存在。
受の王子様俳優、玲也は自分の定着したイメージに悩む日々を過ごす。そして、思い出すのはイメージに捉われず演じた役でマスコミやファンからボロクソに言われ、悶々と過ごす中、唯一「アンタが一番だった」と叫んだ子供の声。

加賀の過去の痛ましい経験からの、愛の捉え方。
玲也の童貞ゆえに憧れる、愛の捉え方。

加賀の過去と玲也の過去が交差して、天咲作品独特のガラスのように儚く繊細で、毒のように甘く溺れるような運命の大恋愛劇。
お互いが魂の番とでもいうように、叫びたくなる甘い日々が描かれている。

3

あの作品を彷彿させるけど設定だけ

モデル出身の俳優と、紙おむつのCMから始まって芸歴28年のベテラン俳優。
年齢や設定が桜日梯子さんの「抱かれたい男1位に脅されています。」と似ているなと思って、「2番煎じかな」と読み始めたのですが、設定と最初のそういうシーンに行く流れまでで、それ以降は全く別のストーリーでした。

子役時代にピークが来てしまって、そのイメージを払拭できないベテランの悩みや、攻めが受けを好きになった経緯、受けがずっとこころの支えにしてきた出来事などがうまく絡み合って、「設定上の俳優」というのではなく、俳優業がきちんと物語の中心として描かれていました。
特に攻めの幼少時代のエピソードが過酷すぎて、受けにとってはもう捨て去りたい過去の栄光がどれだけ孤独な少年を励ましてくれたことだろうと、胸が熱くなりました。

お互いがお互いを認めて、素直に尊敬し合える。
芝居を通してふたりの間に芽生える気持ちがしっかりと描かれた作品でした。

1

良かったです。

芸能界のお話しですね。
最初は絵があまり好きな方ではなかったのですが、
読んでるうちに気にならなくなりました!

それどころか、Hシーンが以外とエロくて綺麗で好きになりました!
あー、えろいな、いいな!ってなっちゃいました!体つきは細いですね。
(攻)加賀はすごく一途で(受)玲也さんは可愛い人です。
2人の表情も繊細に表現されていると思います。

天咲先生の作品は初読みだったのですが、他の作品やこれからの物語りにも興味を持ちました。

1

新人俳優×子役上がり王子様俳優

王子様のような俳優の受け28歳と、元モデルの新人俳優攻め22歳の年下攻めのお話です。

受けは子役上がりで、子役時代の王子様キャラ、薄幸の優等生キャラのイメージが強すぎて役柄が固定されてしまうのが悩みの種。
そんな受けの前に現れたのが新人俳優の攻め。やりたかった快楽犯罪者の役を攻めに奪われたせいで、ムカついてツンツンしている受けですが、攻めのほうは受けに憧れ、心酔しているという間柄。

とにかく受け攻めのキャラクターがとても良かったです。撮影では狂気めいた演技を見せるのに普段は超ワンコな攻めも、ツンツンしていたけれど攻めの演技で考えを変え、自分も頑張ろうと目をキラキラさせる受けもとても好印象。
ドラマで共演するのですが、撮影中のそれぞれの演技だったり、いろんな事件や行き違いが起こったり、距離が近づいたり離れたりするのがとても楽しかった。

絵は、粗いところや癖が強い面もあるんですが、決めカットが美しいので「表情と口の動きだけで狂気を感じさせる演技」などの説得力があります。すごい俳優だ、というのがちゃんと絵柄で表現できているのは素晴らしいなと思いました。
受けの鬱屈や、攻めの悲惨な過去、そしてそれが過去に交錯していたという展開も良かった。盛り上がり部分は楽しく、切なさや萌えもちゃんと押さえられた作品だったと思います。

2

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