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表題作となりの王子様

幼馴染みで元アイドル現医大生・蔡
蔡が戻ってきて戸惑い気味の大学生・周哉

その他の収録作品

  • お姫様にはなれない

あらすじ

子供の頃の幼なじみで、今やトップアイドルの蔡が突然の引退!?―しかも周哉の隣の家に帰ってきた―!!同じ大学に通い始めた蔡は、どこでもファンに囲まれ注目の的。
昔と同じように構ってくる蔡に、周哉は戸惑うばかりで素直になれない。
どうしたらこの距離を埋められるんだろう…?そんなある日、蔡に「お前がいるから戻ってきた」と抱きしめられ。

作品情報

作品名
となりの王子様
著者
桜木知沙子 
イラスト
夢花李 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199002625
1.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
1
評価数
2
平均
1.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

受けにめちゃくちゃイラつかされました

めちゃくちゃかっこいい攻めに、なんの取り柄もないマイナス思考でウジウジしてる受けが、ひたすら構われて愛されて口説かれる話。
こういう話は苦手です。
攻めがこの受けを好きになる理由がわからないんだよね。嫌いになる理由ならわかるんだけどw
冒頭からして身勝手だし。
思考回路が不愉快なんだよね。
「僕の都合はおかまいなし」って、都合があるんならちゃんと口に出して言えばいい。言わないのが悪い。なのに、それを察してくれない相手を責めたりさ。傲慢なのはどっちだよ。
自分から拒絶しておいて、強引に会おうとしないから「僕に会いたいわけじゃないんだ」とマイナス思考してみたり。意味不明だ。拒絶したのはアンタやろ。相手の立場にたって物を考えなさい。
常に相手の行動を「悪い方」に深読みした解釈するし。とくにこれがヤダ。これも相手からしたら失礼極まりない思考回路だよ。
やきもちネタも、攻めがあからさまに不機嫌→受けが不機嫌の理由をアレコレ考えるが見当がつかない→攻めが妬いてることを口にする、のワンパターンに萎えました。これ、「攻めがあからさまに不機嫌」な描写だけでサラッと流してくれれば萌えるのにな。

こういうシーンの繰り返しで、ひたすらイライラしました。

なんの努力もせずぐるぐるしてたら勝手にイケメンが自分を愛してくれるというの、昔の少女マンガによくあったパターンみたいで寒くなってきてしまう。
でも「女の子の願望」としては分かるので、受けに自分を重ねて読むことができるなら楽しめる…かも?

むしろ私は逆のほうが萌えるんだよねー。
イケメン攻めに片思いして傷ついても虐げられても必死で食らいついていく何の取り柄もない受け、みたいな構図。

0

変な話。

いろいろ無理がある設定に思えるし、どこをどう楽しんだらいいのか、困っているうちに終わってしまったという感じで残念。
桜木さんの書く受けは、健気やアホの子を通り越して、イライラするだけの時があって、これはそういった感じ。好きな作品もあるんですが、ハズレも多いです。

0

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