表題作ヤンノレク騎士団年代記(2) 花の告げし人を称えよ
あらすじ
ヤンノレク騎士団は、スラムジ教国軍との戦で多数の死傷者、行方不明者を出し、導者候補のうちトレステンが戻らない。
アスティヤは、騎士団を前線に置き去りにしたラグージ共和国軍の指揮官、サルタヤのゲラムージュに不信感を抱き、双方の首脳が第三国で秘密会議を行うことに…。
一方カイトは、敵将エルヴィアスからラテーヌの唯一の弱点と言われ、役立たずの自分の存在意義を疑い…巫女団の騎士で幼なじみのステファーヌと緑なす丘に赴くや、女神フゥジが彼女に憑依!トレステンは夫の男神ロゥゲの支配地にいる、この娘と共に救出せよと宣う。
我に返った彼女も賛成し、カイトはステファーヌに憑く女神に導かれて…。
戦乱の中で花開く、美しい騎士たちの伝説!
ヤンノレク騎士団とスラムジ教国が遂に衝突。だが、戦いの中で導者候補のトレステンが行方不明に。同じく導者候補のカイトは、女神が憑依した幼なじみのステファーヌと、トレステンの救出に向かうが、前途は多難!!