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不朽の名作BL2022 小説部門6~10位

2022/12/26 10:00


     
     
     

 

 

投票Pt 651   評価Pt 116    合計 767Pt
作品名:『美しいこと』
作家:木原音瀬
出版社:講談社

作品詳細

週末に女装することが趣味のサラリーマン・松岡と、同じ会社で働く寛末の不器用すぎるすれ違いラブ。 女性と勘違いしたまま松岡に恋をした寛末の態度に、翻弄される松岡が切なく苦しい……。じれったさの先に紡がれる、2人の恋路に大感動間違いなし! 多くの読者に「出会えてよかった」と言わしめる名作です。

 

読者のコメント

夢中になってページをめくって読んでいました。切なくて、切なくて、胸が苦しくて、松岡さんに幸せになってほしいって、強く願っていました!! 廣末さんには、やきもきさせられましたが、最後は二人が結ばれて感動しました。今でも読み返して、一番大好きな小説です。
――MAISIE さん

 

恋をしてしまうと人間は美しくもなり醜くもなり、誠実になり嘘つきになり、信じ疑い、天にも昇る思いもするし地獄に落ちた様な気持ちにもなる愚かさをこの作品を読む度に思います。何故松岡は寛末を好きでい続けるのか何故嫌いになれないのかと。でも恋はそんな不条理なもので、だからこそ彼らを愛おしいと思う大好きな作品です。
――atyanmama さん

 

好きで好きでどうしようもなくなってしまう姿や、好きな人に同じ想いを持ってもらえないもどかしさに読んでいて胸が締め付けられました。恋愛の中で好きな相手の甲斐性のなさや、ときに残酷で嫌な一面が見えてくる人間の描写があまりにもリアルでヒリヒリします。なんでこんなにうまくいかないんだよ〜と何度も苦しくて痛くて、それでもこの恋が報われてほしいと願わずにはいられない名作です。
――さんさ さん

 

 

投票Pt 564   評価Pt 99    合計 663Pt
作品名:『緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼』
作家:みやしろちうこ/イラスト:user
出版社:リブレ

作品詳細

2人ぼっちの"王族兄弟"が紡ぐ圧巻のファンタジーBL! 唯一の王族となり、兄を探すレシェイヌ。そんなとき兄にあたる庶子の足弱に出会います。孤独に苦しんでいたレシェイヌにとって、足弱は希望の光そのもの。縋り、愛で、尽くす…作中に散りばめられた無償の愛。何度も読み返したい…という声が続出です♥

 

読者のコメント

何度も何度も読み返してしまう、本当に素晴らしい私の中で1番の不朽の名作です。一度読み終えても私の中の興奮が収まらず、違う目線で読み返してしまう、とても中毒性の高い作品。こうも何度も読み返してしまう為、マジに保管用と読書用が別にあり、読書用はすぐに出せる位置にあります。そして読み返す度に思うのは、灰色狼の目線になって見てしまう私の目線。幸せな2人をひたすらに眺めていたい私です。
――ふくち さん

 

今もいつでも読めるように、ブックカバーつけて枕元に置いてます。本当に突然読みたくなる不思議な魅力をもつ本です! 読めば読むほど、新しい発見があり、またキャラクターや世界観がとても好みでした。user先生のイラストがまた最高! 生まれ変わってもまた出会いたい本です!これからも応援しまくります! 
――匿名 さん

 

全てが好きすぎてどこをどう好きと言うのが難しい位好きなお話です。30過ぎの野人兄弱ラフォスエヌの可愛らしさに何度読んでも七転八倒し、一族最後の王として国を支えている今世王レシェイヌの誰も愛せなかった虚無から兄上を見つめた歓喜と執着、別れを前にした悲しみに胸を痛め切なく慄き、無私に最後の王族の2人を支える灰色狼達になりたいと願ってしまいます。どうしたら灰色狼になれるのか願書提出先を知りたいと思う人は多いと思います。それほど王と兄の2人は魅力に満ちている上に緻密に練られた世界観は読み応えたっぷりです。大きな波を何度も潜り抜け最後2人の着替えた結末に大きなカタルシスを感じずにはいられません。愛を受け入れ目覚めていく兄上の姿は赤子の様に可愛くて本当にたまりません。大好きです! 未読なんて勿体無いです! 読みましょう! 
――atyanmama さん

 

 

投票Pt 402   評価Pt 178    合計 580Pt
作品名:『おやすみなさい、また明日』
作家:凪良ゆう/イラスト:小山田あみ
出版社:徳間書店

作品詳細

十年来の恋人に家を追い出された小説家のつぐみと、事故で記憶障害を負ってしまった朔太郎の物語。恋愛に臆病になってしまった2人だからこそ溶け合う愛情を噛みしめつつ、付き纏う葛藤や決断が読者の胸を締め付けます。読了後の余韻で涙を流さずにはいられない、あたたかな幸せに満ち溢れた感動作です。

 

読者のコメント

読み終わった後に余韻がしばらく続く、切なくも素敵なお話で、本編後のショートストーリーがとても好きです。辛くて悲しくなる場面もあるけど、最期まで2人幸せに過ごせたんだろうなと思うと、読んでいるこちら側も幸せな気分にしてくれる作品。色んな人に読んでもらいたい。自分にとって凄く大事な作品です。
――あぷりんご さん

 

絶対に涙なしには語れない。攻めを真綿で包み込むような温かくて柔らかい受けの想いは、優しさに満ち溢れ筆舌に尽くし難いものがあります。お互いがお互いをとても大切に思っているからこそ言えないことがあって、そのすれ違いがもどかしいけれど想い続けた受けの気持ちが攻めの心を貫いたのだと思います。素敵な作品です。
――匿名 さん

 

こんなに泣いた本は無いかもしれない。人を愛するってこういうこと…という真髄を見せてもらえたように思います。出会ってしばらくは好きな気持ちって変わらないと思うだろうけど、それが果たして死ぬ時まで続くのかな?と思ってた私をコテンパンにのしてくれました。健やかなる時も病める時も、死が2人を分かつまでを見事に体現してくれた、生涯忘れない本です。
――あんバターパン さん

 

 

投票Pt 499   評価Pt 69    合計 568Pt
作品名:『交渉人は黙らない』
作家:榎田尤利/イラスト:奈良千春
出版社:大洋図書

作品詳細

「エンタメ性に富んだストーリーに惹き込まれる」との声多数。榎田尤利先生の大人気シリーズ! オヤジギャグを飛ばす交渉人・芽吹とそんな芽吹に執着するヤクザ・兵頭、魅力的なキャラがCPとして合わさることで相乗効果を生み出しています。ユーモアとシリアスの両刀で新たなBL小説の道を切り開いた作品です!

 

読者のコメント

「不朽の名作」という言葉に相応しい、ということを念頭に選びました。兵藤と伊吹の関係性に既にたくさんの萌え要素が-後輩と先輩、再会、相容れない職業-詰め込まれているというのに、会話のやりとり、そしてこのドラマ性、何年経とうとも色褪せない、BL匠の名作がここにあります。
――hinatori さん

 

激動から始まった2人が最後に荘厳な清寂に障まれる演出が素晴らしく、また楽しいラブコメなやりとりと内面に抱えるシリアス。絶妙なセリフなど素晴らしい作品でした。自分がこの作品のリリースされた時代にいれてよかったなと思えた作品。不動の1位です。
――roll0129 さん

 

何度読み返しても新鮮に面白い!と思える素晴らしい作品です。BLという点を除いたとしても、とても引き込まれるストーリーだと思います。でも大好きなBLで読めて私は幸せ者です。シリーズを通して、二人の心情が丁寧に書かれており、恋愛ってこうだよなあといつも思わされます。熟年夫婦のような二人の会話は可愛らしくて何年経ってもふとした時に思い返してしまいます。きっと普段は小説はあまり読まないという人でも読みやすい作品だと思いますので、生きてるうちに読んだ方がいいです。
――miya007618 さん

 

 

投票Pt 336   評価Pt 84    合計 420Pt
作品名:『雪よ林檎の香のごとく』
作家:一穂ミチ/イラスト:竹美家らら
出版社:新書館

作品詳細

大人気、一穂ミチ先生のデビュー文庫作! どこか孤独な空気感を放つ高校1年生の志緒は、ある日苦手だった担任教師・桂が図書館で涙を流しているのを目撃して……? 高校という舞台設定が生かされた、切なく繊細な情景描写の数々が心に刺さります。一途な高校生と傷を負った教師の、美しい純愛BLです!

 

読者のコメント

10代のみずみずしい感性と熱、危うさが鮮烈に描かれ、BL作家さんでこんなに美しく繊細な文章を書く方がいるんだ…と衝撃を受けた作品。先生目線で、志緒ちゃんから目が離せません。シリーズずっと追っています。
――藍ai さん

 

純粋で、不器用で危なっかしくて、でもしっかりと芯のある真っ直ぐな志緒ちゃんだからこそ過去を抱えた先生にはぴったりだったんだろうなと。本当に志緒ちゃんが好きすぎて定期摂取がやめられません!本編も短篇集も何度も読み返してしまう作品です。
――かいわれだいこん さん

 

林檎シリーズの根底に流れる仄暗さが好きです。ずっとラブラブな2人だけど、桂先生の過去がそうさせるのか…。変えようのない過去を受け入れることや叶わないこともあるのだと知っている志緒ちゃんが健気で、桂先生絶対幸せにしてね!と念じながら読んでいます。志緒ちゃんのまっすぐさに触れるたびに何度も桂先生と共に恋に落ちています。
――わくわくメガネ さん

 



     
     
     


 

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