12/26 不朽の名作BL2022 コミック部門1~5位
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2022/12/26 10:00
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たくさんの作品の中から選んでくださった皆様一人一人に心から感謝です。描き始めたころにはこんなに長く続くシリーズになるとは思いませんでした。どこかで潔く幕を閉じるのがいいと思っていたし、そう思うタイミングも都度都度ありました。でも描くたびにこぼれて描き損じた感情をどこかで拾いたくて、それを描かせてくれる場所をいただけて、こうして長い道のりを歩いてこられたのだと思います。ありがとうございました。今までもこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。
今回のエントリー作品の中で不朽の名作と言ったら、やっぱり同級生以外は考えられません。 同級生が載っていたのを読んだ時に、独特の絵と繊細なストーリーに電流が走ったような衝撃を受けました。ずっと頭の片隅に残っていて、時が過ぎ偶然書店で単行本を発見した時、一目惚れした初恋の人に出会ったような感覚で一も二もなく手に取りレジに向かったのを覚えています。 昔も今も2人の恋の行方をリアルタイムで見続けていられる事がとても幸せです。
――ほみん さん
人を愛する事、大切にして信じること、そしてそれは全て、自分や周りにも繋がって帰ってくるという、シンプルだけれど難しいことを教えてくれた、私の永遠のバイブルです。
私も草壁くんの様な、軽やかだけれど芯のある、そんな人になりたいと思いました。
ずっとずっと2人と、2人を取りまく世界を見せて欲しい作品です。
読む度に、心がすーっと綺麗になる気がします。
登場人物全員の幸せを祈っています。
――ただの市民 さん
長いシリーズとなり先日(?)結婚まで辿り着いた2人ですが、ここに全てが詰まっていると思います。
多分この2人の人生は高校で出会わなかったらきっと死ぬまですれ違いもしなかったと思います。
たまたま同じ高校に行き、たまたま同じクラスだった2人がたまたま放課後2人きりになって恋に堕ち、戸惑いながらも気持ちから逃げずに向き合う姿はとても瑞々しくて甘酸っぱくて、高校という特別な3年間で出会えた彼らを祝福せずにはいられないのです。発行からそろそろ15年経ちますが社会が変わろうと世代が変わろうと大人になる一瞬前の、運命の恋に出会った2人のお話は永遠の名作だと思います。
――atyanmama さん
ピュアで、ピュアで、ピュアです。とても好き。美しい心の2人。目線の先にはお互いがいて、瞳の奥にもお互いがいて、未来永劫幸せでいて欲しい。ずっと見ていられる。何度も想像する2人の未来。お互いがかける言葉が好き。表情の下の見えない心が伝わる描写が好き。掴まれた心が離れない。いつまでもこの作品の傍にいたい。
――KOUTA さん
選んでくださってありがとうございます。
大変光栄です。
今後の糧にさせていただきます。
BLマンガで初めて涙を流したのが、この作品でした。矢代の「人を好きになる孤独を知った。」という台詞は、何度読んでも胸が苦しくなります。切なくて苦しい。でも、美しくて繊細で。キャラクターたちのそれぞれの想いに魅了されました。後世に残したい素晴らしい作品です。
――ミニコ さん
矢代という稀にみる重層的で複雑なキャラクターを生み出したという点で奇跡的な作品。矢代の中には矛盾した両極端のものが存在していて、純真さと蓮っ葉な部分、ウェットさとドライな部分、生きながら死んでいる、そういう矢代と、矛盾や対立を描き出す物語が重なり合って、ひと口では言えない唯一無二の世界観を構築している……この作品に出逢ってからずっとヨネダコウ先生という作家に骨抜きにされ続けています。
――ひなた12345 さん
極道の世界に身を置きながら、生きることへの欲求が希薄で、男たちと身体の関係をもつことで生きてきた矢代と、義妹のために実父を半殺しの目に合わせ服役した、不器用な元警察官の百目鬼。この二人が出会ってしまったことで、互いの運命の歯車が大きく動き出していきます。ひりつくような展開と深く心に突き刺さるセリフ、数々の魅力的な登場人物たち…私たち読者の心を揺さぶり続ける現在進行形の傑作です。そして、本当の自分を悟られまいとするかの様に、飄々と、時にユーモラスに、時に残酷に振る舞う美しき矢代は数多のBLの登場人物の中でも、最も複雑かつ魅力的な人物の一人だと思います。今までずっと保ってきた自分というものを壊す存在である百目鬼を、好きだからこそ、自分から遠ざけようとし、しかし時を経て再び出会い、心乱される姿から目が離せません。この2人の行き着く先に何があるのか…どこまでもついて行きます!
――ママママカロニ さん
唯一無二の魅力がありすぎて、ほかに新作が出ようとも、どれほど他作品に心動かされようとも、総合的に考えるとこの作品を超えるものは無いという結論に至ります。読むたびに火傷をした時のようなヒリヒリ感があって後を引きます。世の中のほとんどの事柄に無味無臭のような顔をしていた百目鬼が感情の引き出しを増やすにつれ、矢代の魅力を違う視点で思い知ります。次の巻も楽しみにしています。
――くまぽん さん
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票を投じてくださった皆様+コメントを送ってくださった皆様、本当にありがとうございました!完結して早三年以上経ちましたが、今でも手にとって読んでくださる方がいらっしゃるのはとても嬉しいです。今だったらもう少し上手く描けたのになと思うところも多い話ですが、力不足ながらなんとか続けられたのは皆様の応援のおかげでした。シリーズ完結時のコメントと同じになりますが、時々読み返して、暁人と桂木のことを思い出していただけると嬉しく思います。
『憂鬱な朝』ほど不朽の名作と呼ぶに相応しい作品があるでしょうか。復讐に凝り固まっていた桂木が暁人の一途な想いに触れて変化し再生していく様子や、未熟だった暁人が桂木と並んで歩むために人として子爵家当主として成長していく姿に、心を動かされずにはいられません。物語序盤ではすれ違う二人の心が通じ合うまでを、中盤では想いが通じ合いながらも立場や考えの違いから繰り広げられるコンゲームを、終盤では共に生きるためにそれぞれのなすべきことに邁進する二人を、豊饒な筆致で描いています。五十年先、百年先も読み継がれていくに違いない、人生を豊かにする名作です。
――みどりお さん
愛憎と純愛、家族愛、友愛、あらゆる愛について美しく描かれたロマンスとして素晴らしいです。さらに攻めも受けもとにかく『仕事ができる男』なので、男社会で逞しく生きていく姿が読んでいて痛快なのです。2人で幸せに生きていくために仕事をバリバリこなす姿に惚れ惚れしました。ふたりの着こなす時代に見合ったスーツも着物もかっこよくて眼福です。長編漫画として軸がぶれず蛇足もなく、読み応えもあり、間違いなく不朽の名作だと思います。
――あぷりこっとじゃむ さん
鉄壁の桂木を手に入れる為に足掻く暁人。そしてその為にどんなことでもやってしまう姿がとても好きです。最初は子供らしかった暁人がどんどん大人になっていくところには鳥肌がたちます。そして中盤からはお互いを想うからこそ何度も何度もすれ違っていきます。黒から白へと明るくなる表紙と共にどんどん変化していく2人は何度読んでも面白いです。先生の美しいイラストと時代を感じるレトロさ。読んでいると自分も物語に巻き込まれた気がしてきます!
――浅漬けの素 さん
お互いの未来を想って正反対の考え方を持ち、2人とも自分の信念を曲げない。ゆえになかなか幸せに近づけない二人が選んだ道は本当に本当に遠回りで、とても切なかったです。しかし、互いに目指すものが明確になり、ふたりが想う未来がようやく重なったラストにはなんとも表現できないような幸福感と感動がありました。何度も読み返した作品ですが、願うことならば記憶をなくしてもう一度初めてを味わいたいです。
――はむはむぷりん さん
恐れ多いです…! 投票していただきありがとうございました。投票していただいたおひとりおひとりの気持ちを支えに、これからも大事に描いていきたいと思います。
恋愛の出逢い、別れ、切なさ、苦しさ、そして、愛おしさがグッと詰まっている作品だと思います。キヅナツキ先生が紡ぐモノローグの一つ一つが美しく、何度読み返しても心に染み渡り感動します。また、心をギュッとつよく掴まれるくらい辛い場面もありますが、その中でもクスッと笑えるキャラクターたちのやり取りがあって、その描き分けが本当に丁寧でとても読みやすいです。どんな人にも読んでほしい、胸を張ってお薦めできる作品です。
――さんます さん
エモの頂点。心理描写の丁寧さ、青春の泥臭さ、バンドシーンの疾走感が奏でる絶妙なバランスを噛み締めたくなる作品です。グッと深く深く心の奥に響き渡るような読み心地をぜひ体験してほしい!
――とろかっぱ さん
この作品に出会ったのはアニメがきっかけでした。BLに縁がなかった私が沼に落ちてしまうほどにはまった作品です。好きな人を失ってどうする事も出来ないけれど圧倒的な音楽の才能を与えられた真冬。そんな彼に惹かれ不器用だけど真っ直ぐな気持ちで一緒に歩もうとする上ノ山くん。二人の未来がどんな風に輝いていくのか楽しみです。また大学生組の複雑な恋愛模様や幼馴染みの柊&玄純カップルなど見所満載で贅沢な気分を味わる作品です。
――yumiyumi さん
キヅナツキ先生のセンスが爆発している。絵が美しいのはもちろん、お話や間の取り方、お話の動き方が最高。すごく胸が熱くなる。更に絵から飛び出る音楽。脳内に直接流れてくる。すごい。唯一無二の作品。
――きっちゃん さん
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誰かを好きになるのが怖くてたまらない。もう傷つきたくない。そんな嶋くんが外川さんと出会って、また誰かを好きになる喜びを、生きる希望を、キライだった自分自身のことを許せるようになっていく姿がとても感動的でした。相性というものがあるなら、きっと抜群に良い2人だろうと思います。外川さんの人間力の高さ、生きる力の強さみたいなものがどんどん嶋くんを引っ張っていく感じが読んでいて心地よかった。外川さんとなら一生楽しく暮らせそう!末永くお幸せに…
――わったけ さん
人生初読BLコミックスが、ヨネダコウ先生の『どうしても触れたくない』でした。BLという未知の世界への第一歩目が、この作品で良かったなぁ〜って思います!!私的泣けるBLコミックス殿堂入り神作品です!!!!!
嶋と外川の細やかな感情の表現が、とても丁寧に描かれていて、涙が溢れて止まらなかったのを、今でも覚えています。
心が震えるって、こういう事なんだって、実感しました。本当に大好きな作品です♡
――雪名音 さん
無駄なエピソードやコマが全くなく、投入アイテムまで涙の元になる、そんな作品はそうそうお目にかかれず初読みで感動!嶋の臆病・外川の過去と2人のすれ違いに悶えながら再読で感動!過去のトラウマを乗り越えて嶋が勇気を出す姿・成長と、外川が見せた弱さに再々読で涙!再読を何十回繰り返してもいつも新鮮な感動がある…14年前の発売ですよ?そんな作品・作家様に出会えたことに感謝です!
――kapy さん
少女漫画しか読まなかった私が、表紙を見て「あ、BLだけど絶対読みたい」と思い、即購入した作品。
切なさ、もどかしさ、焦燥感、色んな感情が押し寄せてきてページをめくる手が震えてたのを覚えています。「BL=エロ」って偏見を持ってた私を、いい意味で裏切ってくれました。
今ではほぼBLしか読まなくなりました。沼に落とされた作品として私の中で永遠のNo.1です!
――キキ* さん
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