銀狼の上級貴族×出生の秘密を抱える孤児の、溺愛和風ファンタジー!

銀狼貴族の溺愛花嫁

ginro kizoku no dekiai hanayome

銀狼貴族の溺愛花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
46
評価数
13
平均
3.7 / 5
神率
23.1%
著者
貫井ひつじ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784041079812

あらすじ

身体の弱いユアンは銀狼で貴族のランエイの屋敷で働くことになった。次第にランエイに惹かれるユアンだったが、人間のはずだったのに、なぜか貴族の証であるケモ耳と尻尾が生え、発情期を迎えてしまい!?

表題作銀狼貴族の溺愛花嫁

コウ・ランエイ、救貧院の監督になった銀狼で貴族
ユアン、救貧院で暮らす孤児の青年、18

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数4

思いがけない自分の出自


もう少し読みたかったー。
甘々だけど、謎もあって、飽きさせない展開でとても面白かったです。

<あらすじ>
救貧院で育ったユアン(受け)は身体が弱く、もうすぐ18歳になるというのに救貧院を出るあてがなく困っていました。
そんな時、この救貧院を管理する貴族・ランエイ(攻め)が視察にやってきます。
行き場のないユアンは救貧院を出ると言い張るので、ランエイが雇い入れることで話がまとまります。
珍しく体調が悪くなることなく過ごしていたある日、ランエイの吹く笛の音を聞いたユアンは倒れてしまいます。
実は、ユアンにかけられていた呪術が解けかけたために急激に身体が変化しようとしていたのです。
気が付いたときには、ユアンは貴族の証である獣人になっていました。
ヒトであった母親は本当の母親ではないとわかり動揺するユアン。


ユアンは8歳の時、無理がたたって倒れてしまった母親とともに救貧院に入ります。その後母親は亡くなってしまい、そのまま救貧院で育つのですが、10歳になったころからユアンは体調を崩しやすくなり5日一度は熱を出すようになってしまいます。
救貧院は18歳までに出ることが決まっているのですが、身体が弱いユアンはこのままいてもよいと言ってもらっています。
が、数年前に出て行った子供に「自分もここにずっといたいのにずるい」と言われたことが心に刺さっており、なんとしても18歳の誕生日には出ようと思っていました。
再び倒れることを心配して救貧院の院長の許可も下りないユアンをランエイが雇い入れると言い出し、ユアンは甘えることのするのです。


貴族であるランエイは国が管理する救貧院の新しい管理担当者なのですが、初めてユアンを見たときユアンが貴族ではないのかと疑問を抱きます。
貴族の証である獣化していないユアンは貴族ではないということで一度は納得するのですが、働く場所が見つからないというユアンを雇うということにして自分のもとに引き取ることにするのです。
最初からユアンに甘々で、倒れたユアンを甲斐甲斐しく世話し、ユアンが少しでも楽に生活できるよう心を配っています。


この世界では健康で寿命も長い獣人が貴族として国を治めています。
貴族の女性は多産ですが、女性の数が極端に少ないため、伴侶を得られない男性たちは男性同士で伴侶となり多産な夫婦の子供を養子にすることで家を存続しています。
貴族とヒトでは子供が生せないため、ユアンを連れていた女性は本当の母親ではないことがわかるのです。

ユアンを連れていた母親という人は誰なのか、術を掛けたのは誰なのか、何故貴族なのにヒトとして育てられることになったのかと疑問が残ったまま、ユアンは獣化したり発情期がきたりランエイから求婚されたり家族だという人が現れたり、心の準備が整わぬままばたばたすることになるのです。


ユアンにとっての仇の人物とその周辺はともかく、他の登場人物はいい人ばかりでした。
救貧院の院長夫妻と兄弟のように育った二人の息子リオウは家族のように身体の弱いユアンを気遣ってくれるし、ランエイの弟のロジェは口は悪いけど面倒みがいい、医者で二人の兄のセイシンはすぐにからかったりいてちょっとうざいけど兄弟のことを大切にしてい
ることが伝わってくるし、読んでいて暖かな気持ちになります。

二人の甘々なところもとてもよかったですが、それ以上にランエイの弟のロジェ
が絡んでくるところは本当に楽しかったです。
なんだかんだと世話焼きなロジェと天然で鈍感なユアンとの会話が本当に笑えます。
例えば、何かと世話を焼いてくれるランエイのことをロジェが「下心がないと思ってるのか」とさりげなくランエイの気持ちを代弁するのに対し、ユアンは「ただの気まぐれだから勘違いしないようにということですかね?」と。「それだと俺がランエイが大好きでお前に嫉妬してるみたいだろ!気持ち悪い!」と怒るーンは大笑いしました。
また、二人が伴侶となることが決まってからも、セイシンの前ではそれほどでもないのに、ロジェの前では無防備にいちゃいちゃしたり、それぞれが別々に惚気を言ったりしていてすごくほほえましい。
それらをみては呆れたり怒ったりとにぎやかなロジェのおかげで寡黙なランエイとおとなしめなユアンの静かな空間に動きがでてすごくいい関係だと思いました。

電子特典でも、ロジェに笛を習うユアンを見て、ランエイは都一と言われる自分ではなく何故ロジェに習うのかと嫉妬します。
二人が話ているのを盗み聞きし、ランエイと一緒に笛を吹きたいこと、ランエイの笛は素晴らしすぎて聞きほれてしまって練習どころでなくなるのでロジェに習っているということを聞いてたまらなくなって二人の間に割り込んでしまうランエイといきなり眼の前でいちゃつき始める二人を怒鳴りつけるロジェという楽しい展開でした。

最後の方に、お世話になった救貧院の院長夫妻と息子のリオウに会いたいという話が出ていましたが結局会わず終いだったのが残念でした。
できれば、貴族であったことがわかったらどういう態度を取られるかと心配しているユアンの安心するところが読みたかったです。

後から、特典のSSの中にあるらしいと知りました。
なんとか手に入れるすべはないものか。


0

大切な人のために

今回は貧窮院の新監督者となった貴族と
救貧院暮しの病弱な孤児のお話です。

実は貴族だった受様の出自を追う中
過去の事件の真相が暴かれ
攻様が初めての恋を実らせるまで。

受様は親を亡くした子供達が
身を寄せる救貧院で暮らしています。

多くの人にとって救貧院は仮住まいで
病人や怪我人は体が癒えれば
子供達も18になれば働き口を見つけ
出て行く決まりなのですが

受様は10才の頃から頻繁に
発熱や体の痛みに襲われていて
すぐ寝込んでしまうほど病弱で
受様はもうすぐ18だというのに
働き口が見つけられません。

院長夫妻と3つ下の幼馴染は
このまま救貧院を手伝えと言いますが
今では最年長で唯一の古株の受様には
ズルイ事の様に思えるのです。

受様が当てはないながらも
救貧院を去ろうとした誕生日の前日、

調度救貧院の新しい監督者として
尋ねてきた貴族が受様に救いの手を
差し伸べてくれました。

その貴族こそが今回の攻様になります♪

この世界には庶民であるヒトと
狼の様な耳と尻尾をもつ貴族がいますが
ヒトである受様は貴族との接点は
ありませんでしたが

なぜか攻様は受様を貴族だと思った様で
声を掛けてきたのです。

しかし、
その後の受様と幼馴染の会話から
受様が働き口を探している事を知り
自らの屋敷で雇うと言ってくれるのです。

攻様の発言には院長達はびっくりし
攻様の血兄弟も眉を顰めますが
受様は有難く受ける事にします。

受様は攻様の屋敷で
家令の補佐として働きだしますが

攻様の笛の音を耳にした途端
身体が重くなり倒れてしまうのてす。

それから数日後
目覚めた受様には獣の耳と尻尾が現れ
受様は自身が獣人であり貴族だ
と知る事となります。

以降受様は使用人から居候となり
攻様は受様の生家を調べ始めます。

貴族は長命ですが
女性の数が少なく受様のように
市井で育つことなどありえません。

いったい受様は何者なのか!?

孤児だと思われていた受様が
貴族の攻様との出会いで獣化した事で
自分が失ってしまった過去と
攻様の恋に向き合う事になる
もふもふ和風ファンタジーです♪

貫井さんの前作は"愛妻"で
結婚後に溺愛されるパターンでしたが

2作目は"花嫁"溺愛パターンな上に
MYツボなもふもふバージョンで
ワクワクで読み始めました (^-^)

攻様は救貧院で受様に出会った時から
受様を特別視しているので
ヒトだと思われていた受様が
貴族だと判ったから

攻様は受様の貴族としての身分を
確定するべく生家を探すのかな♪
と思って読み進めたのですが

受様の生家がわかり
受様の過去がわかっていくと
攻様と受様の意外な接点が見えてきて

受様が全ての過去を思い出す事で
攻様の思いも見えてきて
とても楽しく読めました (^O^)/

攻様があまり喜怒哀楽がでせず
受様がかなりなニブチンなので
攻様の好意がなかなか通じないのには

攻様の血兄弟と一緒にジレジレでしたが
通じないなりには通じているという
摩訶不思議な関係も楽しいです。

常時、耳としっぽが出ているのに
そのラプリーさを愛でるシーンが
少なかったのが個人的には残念でした。

本作の貴族の設定もすごく面白いです。

貴族はヒトよりも何倍も
丈夫で、五感に優れ、長命なために
ヒトよりも一段高い身分にいて
国を治めているのですが

ヒトと違って女性がとても少なく
女性の伴侶を得られない貴族は
男性を伴侶として子供の多い男女の夫婦から
養子を迎える事がほとんどなのですよ。

その兄弟の種類が面白い!!

両親が同じで生まれた時も同じ「血兄弟」
両親が同じで生まれた時違いの「家兄弟」
母が同じで父が違う「腹兄弟」
母違いで父が同じ「種兄弟」
養子先で同じ養子同士は「屋根兄弟」
種類を問わず兄弟の伴侶は「義兄弟」

本作では攻様の血兄弟が
2人にいい感じに絡んでいて
ワクワク&ドキドキさせてくれます。

また貴族は感じる匂いが
その相手の好き嫌いと直結している
という設定にすごく萌えました♡

それを知らない受様が
攻様の匂いを好きだっていっちゃて
即プロポーズ♡みたいになってて
2人で赤くなるのが可愛かったな。

いろんな兄弟の絡むお話を
ぜひ読んでみたいです (^o^)丿

今回は銀狼な攻様繋がりで
市川紗弓さん『銀狼帝と愛しき桃の花嫁』
をおススメしたいと思います。
受様の過去が鍵になる所も似てるかな♪

1

にぶーい子犬ちゃん

前作の「旦那さま?」に萌え転がったので購入。今作も可愛らしい受けさんでしたが、萌え転がりまではいかなかったので萌にしました。本編240P超+カワイ先生の攻め受けラフ2P+ひつじ先生のあとがき。

陽の都の救貧院で育ったユアン。もうすぐ18歳になるので救貧院を出て働いて生活をしていかなければならないのですが、体が弱く、寝込んでばかり。ある日、救貧院に偉い人(イケメン貴族)が視察に来て、体が弱いのに出ていこうとしているユアンの事を知り、それなら私の屋敷で雇おうと言い出し・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
攻めの兄弟2人(二人ともいいキャラで好き~)、救貧院の院長等と悪党。
貴族には耳しっぽがあるけど、ヒトは耳シッポ無しという設定でした。

**面白かったところ

とにかく鈍い。攻めの兄弟や周りの者はランエイがユアンの事を特別扱いしているので、好いてるって分かっているのだけど、当のユアンはそもそも獣化してようやく発情期を迎えたような子で、恋愛感情がなんなのか全く分かってないに等しい状態。つたないながらも好意を示しているのに全く気付かず、周囲がやきもきするところが面白かったです。
うぶうぶ鈍感健気さんがお好きな方には、よいのではないかなと思いました。

2作目なんですよね、先生。安心して読めるので、すごいなあと本当に思います。次回作も楽しみにしています。

1

じれったい事この上ない二人

作者さんのデビュー二作目になります。
デビュー作が好みだった為、今作も楽しみにしてました!(* ´ ▽ ` *)

で、今回は貴族の青年と、出生に謎のある孤児の主人公による、甘々でほのぼのな和風ファンタジー。
若干、オチが単純と言いますか、もう少し捻りが欲しい印象なんですよね。
そもそも、何故この状況で、わざわざいかにも危険な目に飛び込んで行く・・・みたいな。
とは言え、こういう甘くて可愛いお話は大好物。
ちょっぴり引っ掛かる部分はあれど、全体的には好みの作品で、とても楽しく読めました。


内容ですが、銀狼で貴族の青年・ランエイ×病弱な孤児・ユアンによる、甘々&溺愛系の和風ファンタジーになります。

幼い頃に母親が亡くなり、救貧院(養護施設)で育ったユアン。
病弱で身体の弱い彼が、18になり救貧院を出ようとしている所からお話はスタート。
救貧院の新しい監督で視察に訪れたランエイが、身体の弱さからどこも雇って貰えなかったユアンを、使用人として雇うー。
そんなユアンの出生の謎を追いつつ、何やらワケありらしいランエイと心を通わせ、結ばれるまでー。
ここに、ユアンの出生の謎に絡んで手に汗握る事態なんかも起こって、ハラハラドキドキさせてくれる展開にもなっています。

で、こちらユアンですが、とても病弱だけど芯の強い、一生懸命な青年になります。
ちょっぴり天然な所もご愛嬌って感じの。
そんな彼が思いがけず貴族である、ランエイの下で働けるようになるー。

こちらの作品、設定なんかが面白くて。
「貴族」には耳と尻尾があり、長命で身体も丈夫なんですね。
そして普通の人間である「ヒト」。
母親がヒトであり、自身もヒトだと疑ってもいなかったユアン。
しかし、ランエイの屋敷で彼の笛の音を聞くと、突然気を失い、目覚めると耳と尻尾が生えていたー。
そう、実は彼は貴族だったのです!みたいな。

で、何者かの呪術により「獣化」を封じられていた彼の、出生の謎ー。
そして、何やら事情に通じていそうなランエイー。
この謎解き部分が見所になる感じでしょうか。

う~ん・・・。
ただ、このオチ自体は、それほど面白みが無いと言いますか、ある程度予想がついちゃうんですよね。
また、敵陣に乗り込む必要があったんだとは思うんですが、そのキッカケに、主人公の浅はかさが目立っちゃうと言うか。
いや、明らかに怪しいじゃんと。
そんなワケで、ここらへんはちょっと微妙な感じでしょうか。

ただ、この二人の恋愛自体はとても可愛くて。
ちょっぴり天然なユアンですが、貴族の作法を知らず、ランエイに求婚の意味を持つ事を言っちゃったり。
また、互いに遠慮しいしいで、じれったい事この上ない二人。
周囲がお節介を焼くのですが、天然故に全然通じない・・・!!
ランエイの兄弟が、「いい加減、ランエイが不憫になって来たぞ」と言うシーンがあるのですが、まさに読者もこの心境。
まぁ、こういうジレジレが楽しくて仕方ないんですけどね。

まぁそんな感じの、ちょっと引っ掛かる部分はあれど、全体的には好みの作品でした。

8

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