電子限定特典付
止まり木の方は未読です。
私的には「言い回しのみbl漫画」って言うのが思うところ、完全bl漫画をお探しの方は回れ右した方がいいかと…。
でも人間の「弱いところ」「醜いところ」「脆いところ」を前面に押し出しているのにも関わらず全てが脆く美しいと思った漫画…私は初めてです…。
むしろ少量の言い回しのみなので、こう言う漫画が好きで、「bl漫画に手を出してみようかな…?」でも「勇気が出ない!!」って人は少量の言い回しのみなので読みやすいと思います。
読む上での注意
設定重量がとんでもなく重く伏線の量も多いいので一回で読み切らないと混乱します…。(一敗)
あまりにも有名で人気作なので気になり、作風も理解したうえで読みました。
友情物語ともブロマンスとも受け取れるし、BLにも感じられたのでジャンルはこれでいいと個人的には思います。
この評価にした理由は以下の通りです:
・一番モヤったのは自○(タヒ後)にまつわる描写について
何人もの霊能者に関する実録書籍をウン十冊読んできたので、ポップな感じの描写がついつい気になってしまいました。
霊能者の皆さん異口同音におっしゃいますが、自○した人はその「念」だけが現場に残って地縛霊になることが多いので、零感の一般人と会話どころか、「思考」はできず、タヒ後は何度も何度もその行為を現場で繰り返すそうです。
(なので成仏するにはとても長い時間がかかるそうで、これを早める方法は縁の深かった家族や "生前" 関係のあった近しい人の想いや祈りだと。まぁオメーファンタジーに何言ってんだ、と思われるでしょうが…)
さすがに本作を読んだことで自○の引き金になるとは思いませんが、現実は全然違うよ、通常はタヒ後も苦しみがずーーーーっと続くよ、ということが言いたかったので…
無駄な知識が邪魔をして純粋に作品として楽しめなかっただけなので、これは完全に私の問題です。
・記憶をなくしたために、父親に会っても無反応だったこと
生前たしかに親子愛はそこにあったのに、タヒ後それがなかったことになっていた描写は理解に苦しみました。
もちろん「記憶をなくした」設定なのでしゃーないやろ、なんですけど、それでも納得いかなかったというか。
せめて「父親を見た瞬間に何かを思い出す」ならここの印象がだいぶ違ったかも…
・感動を誘うように色々と無理やりこじつけてる感じがしてしまった
しかも自○関連ではないのですが、ラストがそっくりなBL(ケモ耳x人間)をこの作品を読む数か月前にたまたま読んでいたことと、それ故に先の展開が完全に読めてしまったのも大きな要因です。
せめて主人公がもう少しイケメンだったら純粋にBL作品として感情移入できたかもしれないです。
後に短編集「変愛」に収録されてる「とまり木」が本作の元になってるんだよ、と友人から薦められたので読みました。
結果として、そちらの方が十分に納得できました。
(まだそちらを読まれてない方へ:ぜひ読んでみてください)
以上、星評価だけしてレビューしないという選択肢もありましたが、いろんなサイトを見てもここまで理由を網羅しているものはなかったため、こうしてレビューを残すことにしました。
この漫画には、“BL!!”という感じのシーンはないので、BLを読んだことがない人でも、読みやすいと思います。
序盤は、ほっこり、癒やし系なのかなと思いましたが、それだけではなく、とても深い作品でした。天使がいなくなるシーンでは号泣です。また、二回目に読むときは結末を知っているので、また違う感じ方をするのではないでしょうか。
あと、最後にあるQRコードは、ぜひ読み取ってください! なにがあるかは、買ってからのお楽しみです。
『ワンルームエンジェル』は、孤独なコウキの部屋に突然舞い降りた“天使”との奇妙で温かな同居を描いた物語です。粗暴で不器用な主人公と、記憶を失った天使とのやり取りは笑えて切なく、少しずつ心を通わせていく姿に胸を打たれました。後半で、天使がいてくれたことがどんなに幸せだったかわかって泣きそうになった…。孤独や生きづらさに触れながらも、読後にはじんわりと希望が残る一冊でした‼︎
とりあえず言わせてください。絵柄が良すぎます。繊細でありながらも、芯がはっきりしているといいますか、、、きっと読んでみたらわかると思います。
ストーリーに関しては、ああいう系の行為をするシーンが一切ないので、bl初心者の方でも読みやすいと思います。世界観が独特なのですが、話の内容も分かりやすく、問題ないと思います!!あと、最後らへんで絶対に泣かされるのでティッシュ構えておいたほうがいいです。
ほんとに読まなきゃ損です‼️