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その眼差しに、唇に、吐息に、心に、──貴方にふれたい。
ピンクハートジャムbeat1発売前日ですね!
ここに戻ってきました。
タイトルにも書きましたがしっけ先生の最高傑作(他作品は同列1位ということで)かもしれません。新刊発売ということで気になっている方は是非!今のうちにお買い求めを。(あ、各種復刻書店特典もありそうなので見逃さないでね!)
さて、上下巻ですが、参考にレビューを見にきている方もいらっしゃると思いますので上巻に書き込み失礼いたします。
というわけで古の注意事項を。
※上下巻のネタバレを含みます。
※書き込んでいる人先生の他既刊も読んでいます。直接的には話題に出しませんが、しっけ先生の作風とかを語る時に被弾するかもしれないので注意してくださいね!多分大丈夫だけど!
※ダメな方はブラウザバーーック
それでは。
ジャムセッション。その場その場でフィーリングで展開するセッションのこと。
言葉の意味を知ったのは朝の爽やかな空気の中で歌う灰賀の元にやってきてギターを合わせる金江のシーン。
きっとピンクハートジャムのジャムはジャムセッションのこと。読む前はいちごジャムのジャムかと思って、可愛い名前だなと思っていました。違いました。ともかくここで多分初めてタイトルの「ジャム」が回収されたのはしびれました。
しっけ先生の漫画はとにかく空気感がすごいと思っています。新入生のわちゃわちゃした賑やかな青春の雰囲気。歓楽街の薄暗くてビビットな雰囲気。朝の爽やかな空気。
その空気の中の全てに灰賀と金江がいて、場所が違って雰囲気が違って、しかしどれも二人の日常。全編通して同じ空気の中進むわけではなく、場所がうつりかわりながらゆっくり前に進んでいく。絶妙なリアリティがすごいのです。さっきから全くカプの話をしていないのにレビューが書けています。私は本当に今商業BLのレビューを書いているのでしょうか……?
もちろん背景描写だけではございません。灰賀も金江も手探りの恋なのです。この人が大好きだーー!!と一目惚れで突っ込んでいけるなら楽でしたが現実はそうもいかず。そもそも自分は女性が好きなのか男性が好きなのか?この感情は恋なのか?そんな心の揺れ動きもしっかり描かれます。それが!この作品を最高傑作と称した所以……!!
それにしても、憧れのダウナー系美人先輩が男性向け風俗店で働いていた!?からはじまるこんなしっとりスローな青春恋愛物語があってたまるか。あったわ。ありがとう世界。ありがとうしっけ先生。
大丈夫です。しっかり満足度の高いBL要素もございます。青春、恋愛、男子大学生同士のちょっと淫らな欲求。エロもしっかり大満足。ありがとうしっけ先生……。
というわけで!
そんな二人のその後のお話、ピンクジャムハートbeat1!2024年3月25日(月)発売です!(※回し者ではございません)
皆様各書店特典のチェックはお済みですか!?みんな大好きIFパロディ!スマホに入るサイズのチェキ!大丈夫!?チェックした!?!?
そしてピンクハートジャム以外の先生の既刊(復刻書店特典チェックした?)も当日は書店に並ぶことでしょう!皆様!!こぞってお買い求めください!
新刊発売おめでとうございます!!
いい‥めっちゃよかったです。
ダウナー系なのかなーと思ってちょっと元気なときに読もうと思ってのらりくらりしてたんですが、
この攻めっ、灰賀くん!スーパーいい子‥!
セクシャリティ不安定大学生灰賀くんが恋していく過程、でも二丁目風俗絡んでる!のになんかさわやか!!
いや控えめに言って最高とはこのことです。
ダウナー系だとおもっていた受けの先輩、アーティスティックなところはありますがほだされですねこれは。あんなかわいいワンコに尻尾ブンブンされてますので、ほだされて当然ですね。
それでいて灰賀くんに告白されたいって‥!!乙女か!!
ちゃんと告白があるのはいいですよね。
ないがしろになってしまいがちですが、ワンコくんはちゃんと告白する子でしてた。
そしてただのワンコじゃない。
感じが良くてほどよく鈍感、でも嫌味がなくてまっすぐ。気持ちの良い若者って感じでした。
いやこんな気持ちが晴れやかになる作品ならもっと早く読めばよかったです。
あー‥幸せってこういうことですよね。。。
上下巻セットでの購入(なんか1冊になった特別版があった)。
設定がちょっと独特。
大学の音楽サークルが舞台。みなバンドを組んでいるのですが、適宜イベントもあり、ライブや旅行など色々な舞台でお話が進みます。
しかし最初の出だしがなかなか強烈です。
新入部員の灰賀。見かけた先輩、金江のことが気になっています。すごく綺麗で、ギターがめちゃめちゃ上手くて。
ある日新歓コンパに行くと、新入生への”プレゼント”としてお金を渡され、これでHなお店に行きなさいと。。
まあ、お話を動かすためとはいえ、学生のこういう行動はあんまり気持ちのいいものではありませんね。
行くフリをして帰ろうと思った灰賀ですが、やっぱり行くことに。そこで何と接客に現れたのが金江先輩というきっかけなのでした。
(レビューは下巻へ)
すんごい人気あるんだな〜…って対岸から眺めていたのですが、やっと読みました。おっされーー!な青春のもだきゅんですよね!内容はと〜てもわかりやすく青春(2回め)だと思いました。
んでね…そんなに複雑さがないのに、表紙(装丁)とタイトルから内容がぜんっぜん想像できなかったんですよね。さらに読んでみて、「なんでこのタイトルでこの表紙(装丁)なの…?」っていうモヤモヤが解消しきれなかったので、トータルの印象がちぐはぐなままっていう不思議w
んでもってね、、最初にスケベったときに「あ、こっちが攻めか!」っていう意外性。(きっと作品の個性を最初に掴めてないからこうなるんだろうな…)いや、いいんす。この受けパイセンのビジュアル、とても素敵です。美人好きですもん。ただ、バンドやってて箱ヘルバイトして大学生っていう彼の個性も掴みきれなかったんですよね…。
攻め→受けへの感情も、バンドやってる攻めがかっこいい素敵!音楽を通じて気持ちも通じ合っちゃう…くらいが好みだな〜って思っちゃいました。箱ヘル設定って必要?(必要なんですよね!)って5回くらい考えてしまったのも、”めちゃくちゃ好き!”ってところまで気持ちを持っていけなかった敗因です…。
”続編”を勝手に”スピンオフ”って脳内誤変換してて、「あ、あの箱ヘルのパイセンと受付のひとかな♪」って期待しちゃったのって私だけでしょうか…?
ちなみに、下巻のほうが好きでした。