特典付き
今宵は、どんなセックスをお望みですか? 元後輩の年下記者×訳アリおじさん娼夫
松基先生作品初読みです。
絵がとてもきれいですね。
おじ受けはあまり興味ないのですが、ストーリーが良ければいいのでおもしろそうだなと読みました。
お話としておもしろかったてす。
好みとしては冒頭のダンディ×若でしたが。
そのダンディが素顔の奥田に戻って愛し愛されるようになるというお話。
ダンディの時の高級スーツを身にまといセクシーイケイケな感じと、出版社時代のマジメリーマンとのギャップ、描き分けがいいですね。
伊部の新人時代のウブな感じと、現在のやさぐれた感じの違いも好きです。
伊部が年下ながら態度がデカくてグイグイいくのがよかった。
ウブな時に奥田の衝撃場面を見てトラウマになって人生変わっちゃったから、10年近く経ってもあきらめられなかったってことですもんね。
でいて実は嫌われたくなかった…とかわいい面も見せてくれるのが憎いなと思いました。
綺麗なおじさんはやっぱりいい‼︎
部下とか年下の客にも敬語なところが紳士的で…
とてもお品がある!
そんな紳士が甘え下手なんだよなぁー
いつもそう‼︎そこがいいのですがね‼︎笑
そんな甘え方を知らないオッサンを
好きな子をいじめてしまう小5のような
生意気な部下が小5から大人へ変わり
真っ直ぐさゆえの強引さに少しずつ
心を溶かしていく…
これまた部下は泥臭くて
何がしてぇーんだと思うこともあるけど
そこが重要なんですよね〜
だってそんな馬鹿な事が
オジさんには、響くのだから。
大人になって染みついた強がりは
なかなか消えない‼︎
娼夫もエロさ増し増しで良かった‼︎
イケオジは、受けても攻めてもいいなぁ〜
42歳で男娼をしているキャラなんてそうそうお目にかかれないので、それだけでも一読の価値があるのではないでしょうか。ダンディという名の通り、客は彼に紳士的に包み込むように抱かれたい人ばかりなのかと思いきや、細かい設定のシチュエーションプレイから道具を使ったプレイまで、どの濡れ場もかなり濃かったです。彼の客だった組の若頭の物語も、スピンオフで読みたいくらい気になりましたね。
同性愛者である限り、自分には一生人並みの幸せは得られないのだと強い諦めを持っている奥田。そうして過度な期待をせずに、自分が傷付かないよう生きるのも1つの処世術だとは思います。年をとればとるほど、生活に新しい風が吹き込むことへの抵抗も大きくなる。でも、その風は人生を華やかに、豊かにしてくれるもの。最後は伊部を受け入れることを選んだ奥田が、今まで色のない世界で生きてきた分を取り戻し、心から楽しいと思えるような日々を得られることを祈ります。
憧れた人は42歳の娼夫になってました。
泡の夢がとっても良くてこれで一冊描いてくれたら良かったのに…と思ったら。
本編にも繋がってたんですね。
ダンディ。みんなのダンディ人気者。誰のものにもならず何役にもなって。
だけど本当は性指向を拗らせて悲しい男だったね。初恋で諦め演じることを覚えて。
そんなところに…。
ズルい男に恋をしてしまって、身を引いて娼夫になって。
伊部がいい感じに年を重ねましたね。男臭くなって、ダンディこと奥田を探し続けて。10年も忘れないで。ジーンと来ます。
伊部だけは奥田を諦めないで、本当の?奥田を好きになって追いかけて抱きしめて。
良かったです。ダンディ卒業?
郁郎も幸せそうだったし、奥田も素の自分を求められて幸せそう。
ずっと気になってた作品なのでやっと読めて良かったです。表紙から受ける印象と違ってさらに良かったです。
あざとくないオジ受け、最高でした。
娼夫としてお客様相手に夢を売り、適度な距離感を保って現実ではない美しさをみせる。
そんなダンディとしての顔もすごく良かったですが、伊部の前での素の姿もたまらなかったなー
お金を貰って抱かれていた時からきっと、今までみたいな"ダンディ"ではいられなかったんじゃないかなと思いました。
伊部の眼差しで過去が思い出された時、奥田は何を考えたんだろう…。
まさかヤクザのイザコザに巻き込まれる展開になるとは思いませんでしたが、結果的に甘々なラストになって良かったです。
貴島と郁郎のふたりのお話も読んでみたいなと思いました。