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表題作3LDK、王子つき

西島冬司・セレブな大学の王子
東夏大・貧乏美大生

その他の収録作品

  • ある日のこと
  • 3LDK、王子つき その後
  • あとがき

あらすじ

王子みたいなセレブに飼われる?

貧乏美大生・夏大はアパートの取り壊しで住居に困っていたところ、
お金持ちで大学の王子と名高い冬司に同居を持ちかけられる。
そんな彼は全て家政婦任せで何もできない上に、ちょっとズレているダメ王子だった!
冬司のギャップに驚きながらも、家事を教え次第に仲良くなる二人。
この生活も悪くないかも、そう思い始めた時、冬司が酔った夏大にキスをして――!?

作品情報

作品名
3LDK、王子つき
著者
松基羊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784866570075
3.7

(68)

(14)

萌々

(31)

(18)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
252
評価数
68
平均
3.7 / 5
神率
20.6%

レビュー投稿数9

わんこ攻めな王子様最高!

初の作者様でした!
絵がすごい好みでまずやばいこの作品スキぃ!となり、攻め様のキャラを知りスキぃ!となりで、つまりなにが言いたいのかとまとめると最高でした。
ホワホワしてる攻め様、良すぎですね。
なのにしっかり雄味もあり、イチャイチャしてくれる攻め様。やばかったです…。甘える姿や、お別れのハグなどももう甘い甘い!
受け様は面倒見のよいしっかり者の素直な子でした。隙もあるのが良いですね!
かわいい受け様でした。
ストーリー的には、攻め様の生立ちや実家との関係はヘビーな部分ではありましたが、全て捨てて受け様への気持ちを伝えるシーンは、ロマンチックで本物の王子様でしたね。
攻め様の心に触れる作品を生み出す受け様が、攻め様の救いであったんだなぁとしみじみ思いました。

ただ1つ悔やむこともあります。
正直、初夜をちゃんと読みたかった!その後で数年後の二人がセックスしているのですが、初々しい受け様をもっとちゃんとみたかった!そんな気持ちもちょっとあります。

ただ攻め様が甘い作品は良い!!
この言葉に尽きますね!(*´Д`)


1

天然ダメ王子×世話焼き苦学生のほのぼの同居もの

受けの経済的な理由から同居を始めた二人が、自然と距離を縮め、そしてお互いに無くてはならない存在になるところをきちんと描いている良き同居ものだと思います。

まず二人のキャラが良かった。
攻めはハイスペックで王子様と言われてるけど、実はまるで大きな子供というか、天然なダメぼっちゃまというところがかわいい。
おまけにのんびり素直なおっとりキャラ。

そんな攻めをほおっておけず、ピシピシと躾をしたり面倒をみたりする男前受け。

そんな二人によるやりとり&暮らしぶりがとにかく微笑ましいんです。
おぼっちゃまゆえに庶民の暮らしに無知な攻めを連れてスーパーに行ったり(攻め、おおはしゃぎ!)一緒にご飯を作ったり。

おまけに攻めは甘えたさん。
絵を描いてる受けの背後からベッタリ抱きついてみたりとかわいい。
そしてそれをフツーに受け入れてる受け。
なんなの……こいつら♡(注:付き合ってない)

その結果、距離感がやたら近くなり、まるでカップルか?!みたいな二人の様子に周囲がざわつくところが好き。

最後も良いの。
のんびりとしたボンボン攻めかと思いきや、厳格な父と決別しダメぼっちゃまからの脱却する。
告白のシーンもなんか心に残って好きです。

1

意外にきれい!

夏大実が可愛すぎる!きらきら光る目には抵抗できる人はいない!羊先生の画風が好きで、とても清純で、しかしまたポルノに不足しません。(英語から翻訳)

1

二人の醸し出す空気が眩しい


お金持ち世間知らずの攻め×お世話焼きオカン気質の貧乏大学生受け。
生まれや育ちがまったく違う二人が一緒に暮らしていくうちに惹かれ合う、心温まるストーリーです。

面白いのが、坊ちゃん攻めがすごくピュアッピュアなところ!
スパダリとは真逆のまったく何もできないダメな攻めですが、そこに魅力が詰まっていました。

今まで庶民の生活を知らなかったのに一緒に家事をして料理や洗濯を覚えたり、少しずつ成長していく攻めの幸せそうな顔といったら…っ。
もうこの二人はずっと幸せでいてほしい!

エロ少なめでエッチはその後のストーリーで一回のみ、ストーリー重視です。
とはいえ、二人の行方がとても気になっていたので相変わらずラブラブそうですごく良かったです!

絵も構成もとても良くて満足感たっぷりです!

0

王子と貧乏庶民のかわいい2人暮らし

マイフェアレディの逆バージョンと言う感じでした。
お金はあるけど家事全般一切できない冬司(王子)が、アパートの取り壊しで路頭に迷いそうな夏大(実家が貧乏な苦学生)に住む場所を提供して、冬司の生活のだめだめっぷりに夏大が指導役をするのです。
有名デザイナーの息子でイケメン、周りはセレブな仲間たちばかり。
完璧に見えた冬司のだめだめさ加減に対する夏大はお母さんのよう。
しかも冬司は距離なしの甘えん坊で、これは母性本能くすぐられるなあ、という感じ。
冬司の方は最初は「ペットの豆柴に似てる」という理由で夏大を可愛がるのですが、それに加えて知らなかったことをいろいろ教えてくれることで信頼関係も篤くなっていきます。

ふつうにしていたら接点のないふたりが、一緒に生活したら…。
接点がないだけに新しい発見ばかりだし、懐き、懐かれ、冬司は学校でも夏大にべったりになるし、もう離れることなんて考えられなくなりますよね。
冬司の方は家庭の事情が混み入っていて、厄介なお父さんがいるせいでいろいろあったりするものの、何とか本当の意味での自立の一歩を踏み出せたのは良かった。
あと夏大に声をかけた理由もちゃんと描かれていて、「やっぱりなぁ」とにやけてしまいました。

ストーリー的には物珍しさはありませんが、絵が綺麗なので楽しく読める作品でした。
でもあんな常連がいるバイトは危険。

2

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