あと7日で僕は死ぬ

ラストセブンデイズ―天使の穢し方―

last seven days

ラストセブンデイズ―天使の穢し方―
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神31
  • 萌×222
  • 萌13
  • 中立11
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
16
得点
293
評価数
86
平均
3.6 / 5
神率
36%
著者
ひつじま羊 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784575380415

あらすじ

幼馴染を愛する優等生×天使のようにピュアな大学生

救うために穢す――友情が試される密室BL

昨日までは、ただの親友だったのに――。
優等生の息吹と天然系のしおんは保育園からの幼馴染。ある日、「いい子だから7日後にあの世に連れて行く」という謎の天からの声と共に、しおんの背中に羽根が生え、頭には輪っかが。五感をひとつずつ失っていく姿に焦った息吹は、しおんを""悪い子にする""=""穢す""ことを決意し…。

大切な人が消えるまでのカウントダウンは7日間。
""救うために穢す""二人の運命は――?
描き下ろしも収録!著者初コミックス!!

表題作ラストセブンデイズ―天使の穢し方―

白川 息吹(大学生・幼馴染)
沢口 しおん(神様の子どもに選ばれた大学生)

その他の収録作品

  • 七日目のその後は(描き下ろし)

レビュー投稿数16

好きな病み感

大学生の2人。
ある日攻めの前で神様からのお告げがあり、受けちゃんが7日後に天使になることを告げられる。
天使になったらあの世へ連れて行くといわれ、受けのことが好きな攻めは7日間犯して汚して阻止しようとするが…というあらすじ。

病みBLの部類に入るんだろうけど、私はこれすごく好きでした!
犯しても神様が言うには「姦淫に溺れるのが堕落してるって決めたのは人間だし〜」と連れて行くのをやめなくて最後はどうなることかと、バッドエンドも予期してしまうほど。
犯されている間、受けも攻めも大義名分の上にセックスをできている現状を満更でもなく感じていることに病んでいるなあと感じますが、そこはかとない背徳の香り…大好きです!

欲を言うなら普通のらぶらぶおせっせも見たかったなあ。
ちょっとだけ3Pあるので苦手な方はご注意です。

0

天使を汚す方法

こっそり好きだった友人に天使の輪と羽が生えた。
7日後、彼は天に召されてしまう。
それをなんとか食い止めようと必死に頑張るお話。
1冊まるまるこの話なのですが、
ヤるだけで1冊まるまる埋めたのは凄い。
感情の描き方が秀逸。
突然の死の宣告。
味覚をうしない、視覚をうしない、少しずつ死に近づいていく
焦っても現状は変わらない。
天使を汚す方法とは・・・

考えた末の少しずつの進展がよきですね。
個人的には3Pは最後まで成し遂げられても面白かったかなと
思うんですよね。
大事で大事で大事な人が他人に・・とおもうとちょっと萌える。
最後がちょっとすっきりしないままなのは・・・読み手次第かな

0

正直な感想

なんとも言い難い…正直な感想ですが、もっと絶望に叩き落としてくれるかと思いきや、案外と可愛いものだったのでもやもやする。基本的にハッピーエンドが好きなのだけど、それ以上に振り切ってる作品が好きで、あんまり"振り切り"を感じ取れなかった。

しおんが"いぶきがやり過ぎた相手"に謝ってた話は絵付きで描かれてた方が生々しくてよかったとか、いぶきの消えない傷が描かれてた方が生々しくてよかったとか、そんな感想を抱いてしまう。傷もそれこそ五感のどれかを失う程の後遺症が残るぐらいまで振り切ってくれた方が好みなんです。

でもメリバになりきらない、これぐらいの優しさのある終わり方が好きという方も多いでしょうから、好みの話です!

0

設定に執着しすぎた人間のレビューです

ごめんなさい私には合わなかったです……

「五感を徐々に喪っていく」という設定にとても惹かれたのですが、作者様の描きたかったストーリーの軸は、この設定がなくても描けるものだったのかな……と思いました。逆にこの設定説明が人物説明の尺を奪って邪魔をしている感じがしました。もちろん行為へのフック&緊迫感を出すいい演出にはなっていたと思いますが…「あと7日で死ぬ」ため、日に日に弱っていくとか記憶を失うとかのコンパクトに説明できる設定で代替可能な気がしちゃって…

共依存や人のエゴに関してのストーリーも浅いかな……執着の動機がしっくりきませんでした。受けのラストの独白?も説明不足ゆえに用意周到っぷりのぞわぞわ感に欠け、奇をてらっただけに見えてしまう……(過剰にいい子を強調してたため予想はできましたが……)

この五感消滅設定ほんとにすごいアイディア!!と思って読み始めたので、各感覚がないことで起きることとか掘り下げて、もっと存分に生かして欲しかったなぁ…………
そしたら主軸からずれちゃうからダメか…
この設定に私みたいな過剰な執着がなければ楽しんで読めると思います…笑

絵がとても綺麗で読みやすかったです!!

1

こじらせ幼なじみBL、ここに極めり

「いい子すぎるから」という理由で「天使」になってしまった受け。
そして、その受けをこよなく愛する腹黒系の攻め。
二人は幼なじみなのですが、天使にされたうえに7日後にはお迎えがきてしまう(=死ぬ)ため、攻めは必死に受けを助けようとします。
その方法が、天使ではなくなるよう「穢す」というもので……!!!
今まで友人として優等生ぶって接していた攻めですが、これを好機!ということで、攻めをどんどんと穢していくわけです。
さらに1日ごとに五感を失う(=死に近づく)という恐怖もあいまって、エッチな緊張感も高まっていきます。
これってホントにデビューコミックス!?と思うほどに、キャラづくり、そして伏線、からの回収、ハラハラ感……。サスペンスのようなドキドキがありつつ、クライマックスエロに近づく高揚感もすごいです。
そして最後のどんでん返し!1冊で何度も美味しいBLです。

0

幼なじみと病み系好きにはドストライク

幼なじみの友情が一線を越える瞬間フェチとしては、
その過程を異常な極限状態のシチュエーションで
丁寧に粘度高めに描かれているので本当に最高でした!!!!

また、個人的には当て馬キャラの子も好きでした。
ノンケなのに巻き込まれちゃうという、退廃的な雰囲気が良いです。

そして全体にただれた雰囲気なのに、
2人の愛はある意味まっすぐで強くて、
ちゃんと気持ちがあるのも読み応えに繋がっていると思いました。

ラストの仕掛けも「おおっ」ってなりました。
漫画としての完成度も高い作品です。

2

意外な人外ものにドキドキ

天使と人間の恋かと思ったら、
全然違いました……
『世にも◯妙な物語』的な展開にビックリ!

息吹の幼い馴染み・しおんが〈神さまの子ども〉に選ばれ、
7日後に天国?に連れて行かれる……⁉︎という展開。

日に日に失っていく人間としての感覚に、
本人たちならずとも恐怖します。
いい子だから連れて行かれるしおんを汚すため、
息吹が考えついたのか淫行。
人と交わった天使は堕天でしょ?と考える息吹に、
何故かしおんの友だちの来栖も加わり3Pになったり……

いやいや、3Pはいらなかったでしょ!って、
読み終わった今でも思います。
ここは、エロ重視しちゃったのかな?

そもそも、しおんは全然いい子じゃなくて、
息吹を自分だけのものにしたい闇の深い子でした。

神様が何故、しおんを選んだのか分かりませんが、
今まで読んだことのない展開にドキドキさせられたのは間違いありません。
どういうラストにするのかと思いましたが、
そうきたか‼︎という身体を張った展開に驚き!

告白はしていないし、
息吹はしおんの愛を自覚しないまま終わってしまいますが、
絶対に離れられない二人……
という印象を強く残す終わり方は良かったです。

闇が深いが、執着心とお互いへの愛情がそれを上回る作品です。
病み展開でありながら、
二人にとってはハッピーエンドと思われるところが良かった。
メリバなら〝しゅみじゃない〟になるところでした^^;


1

天使なんかじゃないっ

幼稚園の頃から一緒の学校に通いつつ共に育ってきた幼馴染BL、実は閉じられた関係性の共依存カプ。

内容のレビューはもう既に詳しく書いておられる方がいるので書きません。
でも!どんなに良い人そうな人間にも裏表があることにハッと気づかされる力があるストーリーです。
さらに天使に選ばれた受けは7日後に天に召されてしまう、しかも少しずつ五感が失われていく…
そのタイムリミッター設定の仕方が、ストーリーに緊迫感とエロスを付加するところが実に巧みで!素晴らしかったです。

★エッチシーンについて
 特に!最終的に触覚以外の五感を失い、目も見えず耳も聞こえなくなった受けが淫らになったシーンが最高でした!!
 しかも回想シーン以外は、天使の受けを穢す為にエッチしまくりなのでエロ多めです。
 修正描写は局部白抜きで見せない構図もあり、乱れる受けのエッチな顔と必死な攻めの顔が多め。
 汁多めで3Pにフェラ、前技で受けのアナルを解すシーンもあってエロエロですw



攻め白川 息吹は小学生の頃から成績優秀で、大学も飛び級できてしまう秀才。
しかも人気者で同級生からの信頼も厚く女子にもモテて、ボランティアにも自ら参加する完璧な優等生。
受け沢口 しおんは神様に選ばれて天使にされてしまうほど良い子だが、お人好しで鈍くさい。

そんなポヤポヤした受け:しおんを守りたい、同時に独占もしたくて…
受けを害する奴を成敗し、受けに好意を持つ女子は排除する裏の顔を持つようになった攻め:息吹。
息吹はしおんを守ってやり、しおんが己に憧れて依存しつつも甘えてくる姿が可愛くて満足している。
もちろん!しおんの前では裏の顔などは見せず、完璧優等生としてふるまい続けている息吹。
だが完璧人間の息吹が、しおんが天使化して余命7日になって!追い詰められ、ついに崩れた…
いままで隠していた裏の顔、しおんへのドロドロした独占欲と性欲が表に出てしまう…
この攻めの見事な崩れっぷり、楽しすぎました!
受けの余命が縮まっていく日々で、段階的に必死になって本性が出る攻めの気持ちに寄り添って楽しんでください。
そして従順でまさに天使だった受け:しおんにも裏の顔が!
最後の最後に明かされるので、インパクトが大きくて攻めの気持ちになって驚きました。

個人的には、3Pシーンで当て馬になった同級生の来栖くんのスピンオフが読みたいです。
キャラデザも良かったし、流されやすいけどイイ奴だったので是非とも幸せになって欲しいですね。

4

お互い皮を被った共依存BL

表紙に一目惚れして購入しました。

コマ割りが丁寧(すぎて逆にちょっと読みずらかった気もする)な分、欲やエゴなど人間の醜い部分の対比がされているようで、軽いトーンでの天の声がよく刺さりました。実際天の声は正論ですし、人間相手に上手く立ち回るって大変だなと改めて思いました。

重めの話だと思ってはいましたが、6日目のラストには驚きました。そして、しおんくんの台詞…( ゚д゚ )

シリアス大丈夫な人にはぜひ読んで欲しい。

2

ある日突然「死」が目前に迫ってきたら…。

美しい表紙にも魅かれたのですが、なんといってもタイトルと、
「あと7日で僕は死ぬ」という帯が決め手で購入。
生死が関わる重たい作品はBLに限らずかなり好きです。
非BLですが、アニメの「デス・パレード」とか、マンガの「スカイ・ハイ」とか、「死」をきっかけに見えてくる人間ドラマや、浮彫りになるキレイな感情、汚い感情、今まで気づくことのなかった真実…的なモノに元々凄く興味があって。

こちらの作品は上記の作品とはテイストは全く異なりますが、
どんどん迫ってくる「死」によって「現状維持」だった幼馴染2人の関係が大きく動き、知らなかった真実が見えてくるという点においてはやや共通するかなと感じました。

ある日突然「とっても良い子だから」という理由で「神様の子ども」に選ばれた沢口しおん。7日後にあの世へ連れて行くと告げ、消えてしまった天の声。
しおんの背中には羽が生え、頭には天使の輪が浮いている状態に。
保育園からの幼馴染であり親友でもある息吹は、なんとかしおんを助けたいけれど、その方法がわからない。
そんな時にふとテレビから流れてきた「色欲はタブー」だという話を聞き、しおんを性的に汚せば「神様の子ども」として連れていかれないのではと思いつきます。

これはしおんを助けるためだと自分に言い聞かせ、大切に守ってきたしおんを少しずつ汚していく息吹。それなのにしおんは、一日ごとに嗅覚、味覚、視覚、聴覚と、どんどん五感を失っていきます。
汚し方が足りないからだと言いつつも、本当はずっと親友であるしおんを抱きたかった息吹は、ただ自分が「しおんを抱きたい」と心のどこかで願っていたのを神様が叶えてくれたのではないか、自分のせいでしおんはこうなってしまったのではないかと葛藤します。
もはや声すら届かない。どんどん衰弱し、触覚のみ残され、タイムリミットが迫る中、最後に息吹が選んだしおんを救う方法とは…。

お話の合間に描かれる2人のモノローグ。
表向きは優等生の息吹ですが、裏ではしおんに近づく相手に対してかなりエグいことでも平気でやって来ました。
一方しおんは息吹に憧れていますが、いつか自分が置いて行かれるのが怖い。
この2人、両片思いなのに、お互い全然気づかないところもまた切ない。

随所に描かれるエロも、しおんが本当にかわいらしくて萌えるのですが、手放しでは喜べない。
この毒を含んだ重ための作品を、あどけなくかわいらしい絵で描いているからこそ余計エグさが際立って来る、非常に深い作品でした。

でも神様はしおんの行いはしっかり見ていたのに、しおんの心の奥底までは覗けなかったのかな~という部分がちょっとひっかかったかな?

決してきゅんきゅん系の甘いお話ではありません。
時間がある時にじっくり考えながら読むのにぴったりな作品だと思います。

1

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